日本オープン最終日、遼君がバックスイングに入ったタイミングでカメラのシャッター音が鳴り響きました。
スイングを中断し、暫く時間を取って、仕切り直しをしたものの、グリーンを大きくオーバーすることとなり、このホールをダボとしてしまいました。
遼君もかなり怒っていたようでしたが、ホールアウト後のインタビューでは「ルールが耳に入っていなかったり、初めて観戦した人ならしようがない・・・・分かった上での行為なら、選手として悲しい」とのコメントを残しました。
当人は、写真を残すことができて満足だったのでしょうか。その写真を他人に見せたりして自慢するのでしょうか。自分のために遼君が優勝を逃すことになったかもしれない、という罪悪感はあるのでしょうか。
遼君にとって、この大会は普通の試合ではなかったのです。日本オープンの最年少優勝という記録は、今後何年・何十年と記録に残ります。何よりも、遼君自身、小学校の卒業文集に「18歳で日本オープン優勝」と書いたように、彼の大きな大きな夢がつぶされたわけです。
写真を撮った本人は、この記事を読んで、どう感じたのでしょうか。
選手のプレーよりも、自分自身の満足の方が大事だと言うのなら、もう二度とゴルフ場には足を運ばないでもらいたいです。
遼君のコメントを大会関係者はどう感じたでしょうか。
試合観戦の際の約束事というのは、ギャラリーに配布される資料に書かれているはずです。
観戦上のルールについては、一番目立つように書いて欲しいものです。それでもルールを守らない人はいるでしょう。周囲から注意されても止めようとしない人や、逆切れする人もいるかもしれませんが、そんな人には毅然とした態度で退場を願うことも必要ではありませんか。
「こんなこと位で調子を崩す方が悪い」、「遼君よりも他の選手の方が迷惑を被っている」という意見もあるでしう。そういう面も否定はしませんが、一番悪いのは「ルールを守らないこと」だというのが私の意見です。
遼君を応援している皆さんは、是非、贔屓の引き倒しにならないように、彼のプレー、他の選手のプレー、そしてゴルフの本当の面白さを楽しんで欲しいものですね。
さくらちゃんは久しぶりのトップテン外となりました。トップテン入りが6試合続いていましたので、かなり精神的にも体力的にも疲れていたと思います。
しかし、ファンの中には、全試合で優勝しなければ気が済まないのか?と思うほど、1試合の成績で文句を言う人がいます。
情けないですね。
「練習が足らないからだ」とか「試合に集中していない」とか、結果が悪ければすぐに文句を言うのはどうなのでしょうか。
1年間通して、全試合トップテン入りする選手などいません。さくらちゃんだって生身の人間です。いつもいつも機械のように同じゴルフをすることなどできません。
思ったような成績を残せる試合もあれば、そうでない試合もあります。
プロゴルファーとして、超一流の成績を残している選手に対して言う言葉でしょうか。もちろん、さくらちゃんにも、足らないところはあります。また、間違っていることもあるでしょう。
ただ、これだけは言えます。
「1試合の成績だけを見て一喜一憂している人よりも、さくらちゃん本人のほうがよほどゴルフのことを真剣に考えている」、と。