いつもとは違うタイトルにしてみました。
富士通レディスでは、最終日、キャンベルさんと藍ちゃんが9アンダーで首位に並び、上位選手が8アンダー以下に落ちたために、2人によるプレーオフとなりました。
私は、茜っちを応援して18番まで中継を見ていたのですが、この2人のプレーオフになったのでテレビを切りました。どちらが優勝したから○とか×とかいうのではなく、どっちでも良いと思ったからです。
でも、大抵の人は藍ちゃんの優勝だと思ったことでしょう。
男子は日本オープンでした。こちらも、3人によるプレーオフになりました。小田選手、今野選手と遼君のプレーオフでした。
こちらも、訳知り顔で「今の男子ツアーのレベルなら遼君の優勝で決まり」と考えた人も多かったのではないでしょうか。結果は小田選手の優勝でした。
いつも言っているように、ゴルフというスポーツは、自然の中でおこなわれるため偶然の要素が他のスポーツと比較すると格段に大きいと言えるでしょう。しかも、メンタル面が大きなウェイトを占めています。皆が予想もしない結果に終わることは十分考えられるわけです。
そして、この結果が必ずしも来週に結び付かないわけです。優勝の翌週の成績が良くないことが多いことは、先日、ここで書かしてもらいました。
富士通レディスの試合回顧です。
キャンベルさん、優勝おめでとうございます。2006年以来の優勝ですか?彼女が今年優勝することは想定外でした。
藍ちゃんはしぶとく順位を上げてきました。3~5mの微妙なパットを入れていました。さくらちゃんは全く入れらなかった距離のパットをことごとく入れていました。やはり、ゴルフはパット次第ですね。
茜っち、佐伯さん、馬場さんが8アンダー3位タイで並びました。皆さん、想定したスコアよりも2打くらい悪かったですね。きっちりとスコアをまとめることができないから今年優勝てきないのでしょうね。
茜っちは本当に惜しかったです。18番で攻めの姿勢が見られなかったのが残念でした。さくらちゃんなら、絶対ピンをデッドに狙うシーンでしたが、自信の無さか、守りに入ったのか?
優勝を狙いにいったゴルフではありませんでした。最近調子も上がってきていますから、もう少し自信を持ってプレーして欲しいですね。
西塚さんは12位タイでした。私の予想が的中したと言うにはもう少し上位に来てもらいたいかったところです。
藤本さんは115万円、大江さんは79万円、それぞれ本戦での初賞金です。これは嬉しいでしょうね。今後はもっと大きい賞金をゲットできるように、練習をして欲しいです。
さくらちゃんは本日2オーバー。尻すぼみのスコアで、今季最悪の順位となりました。ただし、ライバル選手もあまり大きな賞金を稼いでいないので、助かりました。
いつもなら、3日間のうちどこかで好スコアが出るのですが、今回はアンダーでのプレーは1日もありませんでした。3~5mのパットでも入ってくれれば、多少は元気も出るのでしょうが、それも入らないとなると、モチベーションも下がってしまいます。
連戦連戦、しかも殆どの試合で優勝争い、特に女子オープンでの息詰まるプレー。流石のさくらちゃんも、体力面の低下が気になります。
賞金上位にいる他の選手も精彩を欠いています。今後の試合は、本当の意味でのサバイバルゲームになるのでしょう。
マラソンで言うと35km地点です。これからが本当の底力を試される時期ですから、十分に休養を取って、残り試合に備えて欲しいものです。
白いグリーンさん、こんばんは。
さくらちゃん、茜っち、ともに残念な結果に終わりました。
でも、さくらちゃんは来週以降、また活躍してくれると思いますよ。心配はしていません。
逆に、茜っちは調子は上がってきたとは言うものの、また裏切られそうな気がして、心配です。
藍ちゃんは太陽のような存在ですね。それは否定しません。
でも、藍ちゃんが輝くのはさくらちゃんの存在があるからです。王と長嶋、巨人と阪神、ライバルが存在しなかったら、女子ゴルフが話題にならず、藍ちゃんも霞んでしまいます。
人気を分けるような選手が存在する、だから女子プロゴルフは面白いのだと思います。