少し前の話題に戻り恐縮ですが、日本女子オープンを見ていて感じたことです。
女子オープンには多くのアマチュア選手も出場し、予選通過した選手の中でもトップの成績を残した選手がローアマとして、女子オープン優勝者とともに歴史に名前を残します。
今年は韓国の野村敏京さんがローアマに輝きましたが、ここ数年のローアマを見てみますと、「やはり」という選手が名前を連ねています。
2008 竹村真琴
2007 森田理香子
2006 若林舞衣子 1勝
2005 金田久美子
2004 諸見里しのぶ 9勝
2003 横峯さくら 13勝
2002 成田いづみ
2001 宮里藍 14勝+海外1勝
2000 古閑美保 11勝
全員がその後プロ入りをしています。
竹村さんはデビューしたばかりなので、今後に期待というところです。
森田さんも去年プロデビューし、早速、シードを確保しました。
金田さんはシード獲得にあと一歩というところです。
2000年から2004年までのローアマ選手は、今や日本の女子ゴルファーを代表する看板選手に成長しました。
その中で、おひとりだけ未勝利の選手がいます。成田さんです。
彼女は2005年合格組の77期生ですから、諸見里さん、上田さん、茜っちと同期ということになります。
そして、成田さんがローアマを獲得した試合は、オチョア選手が出場していた大会なのですが、成田さんは茜っちに4打差をつけてのローアマでした。予選落ちしたアマ選手には金田さん、青山さん、諸見里さんがいました。
女子オープンのローアマという名誉を得ながら、彼女はプロとして活躍することができていません。
しかし、実質1年目の2006年は賞金ランク52位と、シード獲得までもう一歩の成績を残しています。スタンレーレディスでは3位に入っています。
しかし、シードを逃し、QTにも失敗した彼女は、2007年は4試合しか出場できませんでした。ちなみに、この4試合は全て予選通過しています。2008年は7試合に出場し、3試合のみ予選通過でしたが10位、11位という好成績も残しています。
さて、彼女、今年は2試合のみ出場しています。廣済堂と女子オープンでした。そして、いずれの試合も予選通過しています。
生でしっかりと見た選手ではありませんが、試合にさえ出場できれば、それなりの成績は残すのではないか、と思っています。
しかし、QTという、一発勝負で、翌年の出場試合数が決まってしまいます。QTは人生を変えてしまう、ある意味、レギュラーツアーよりも怖い試合です。
華やかな活躍をしている同期や同年代の選手達の中で、それなりの実績を持ちながら、ひっそりと選手生活を送っている成田さんのことを考えると胸が痛みます。
今年のQTでは上位に入って、周囲をアッと言わせるような活躍をしてもらいたいところです。
そして、去年、一昨年に合格した選手の中でもシード確保に四苦八苦している選手が沢山います。
今年のQTには、アメリカツアーで活躍しているアジア系の選手が10人ほどやってくるそうです。
普通に考えると、10人分、順位が押し出される可能性が高いですが、選手生命を賭ける気持ちで頑張ってもらいたいものです。