SANKYOレディスオープンの組み合わせが発表されました。

有力選手を3組に振り分けた組み合わせです。


藍ちゃんは智恵ちゃんと原ちゃんの東北高校組です。原ちゃんは何とかして不振から脱出したいところです。

東海クラシックで戻ってきたかな・・・と思った矢先の2週連続予選落ちで、どうも調子に乗り切れない状態です。このまま今シーズンを終えてしまうのでしょうか。キッカケがあるとすれば、この組み合わせです。しかし、原ちゃんにとっては、劇薬のような組み合わせですから、更に自信をなくさないだろうか、という心配もしてしまいます。


さくらちゃんは上田さんと佐伯さんの組み合わせとなりました。上田さんは先週、相当悔しい思いをしたと思います。最終日、上田さんのプレーは放送してもらえなかったですが、テレビの端に写る上田さんの姿は相当イライラして、気持ちも切れていたようでした。こういう試合の次には相当気合いを入れてくるタイプですが、気持ちが空回りしないか心配です。

さくらちゃんは、ショットの調子は相変わらず良いですし、パットがそこそこ入ってくれれば、優勝圏内で戦ってくれるでしょう。


さて、優勝した試合。その翌週の順位はどうでしょうか?

いつも言ってますように、2週連続優勝というのは難しいものです。今年も諸見里さんが1度連続優勝をしましたが、この1度きりです。

全さんの3週連続優勝というのも過去にはありましたが、連続優勝の壁というのはかなり分厚いものだと感じます。


さくらちゃん→2位、11位、3位、3位

諸見里さん→27位、25位、19位、3位、1位、35位

智恵ちゃん→11位、2位、11位、29位

全さん→36位、25位、8位


これだけ勝ちまくっている選手の成績だけを見ても、3位以内は6回だけです。20位以下も6回となっています。


優勝するということは心技体が揃っているということですが、わずか1週間で技術や体力が低下することはありません。祝杯をあげて、2日酔いになり、体調がガタガタになった・・・・なんてことはないでしょうから、心技体の心の部分、特にモチベーションの維持が難しいのでしょうか。そして何よりも、優勝するには運も必要です。そう毎週毎週、運が良いということはないですからね。


諸見里さんは絶好調時には続けて好ゲームをしていますが、それ以外の時は、やはり崩れています。

こうして見ると、さくらちゃんはしっかり3位以内をキープしているのですから、さくらちゃんの場合は「好調だから優勝できた」というのではなく、「常に優勝を狙える位置にいる」ということです。運に頼った優勝ではなく、「優勝争いは当たり前」になっているのですね。


ちなみに、今年優勝したその他の選手の、翌週の成績を見てみましょう。

三塚さん→22位

上原さん→7位

黄アルムさん→37位

李知姫さん→14位

ダーディンさん→30位

斉藤さん→53位

イムウナさん→29位

上田さん→5位


上田さんはさすがに実力者です。上原さんの7位と李さんの14位は合格点でしょうか。


いかに優勝した次の試合は難しいか分かります。1試合は勢いで優勝できても、それは続かないというものです。


今週の宋ボべさんはどうでしょうか。

そして、先週のリベンジを果たしたいさくらちゃんの様子も気になります。



が・・・・・もっと気になるのは台風の行方でしょうか。

天気予報を信用すれば、8日のプロアマは中止の可能性が高いようですが、9日からの本戦は開催されると思います。ただ、強風の影響や、前日の雨の影響もあるでしょうし、場合によってはスタート時間が遅れるといったこともあるかもしれません。

とにかく、3日間、何事もなく、トーナメントが開催されることを祈りたいですね。