平均ストロークはランキングの中でも実力を測る部門だと言われています。
賞金女王が最も評価されるタイトルですが、試合数や試合毎の賞金額が異なるために、必ずしも実力がストレートに反映するわけではありません。
ただ、賞金女王という響きはやはり魅力的で華やかなものですし、何よりも歴史に名前が刻まれます。
プロ野球で言えば、賞金女王が総合優勝、平均ストロークは勝率でしょうか。
あるいは、賞金女王がホームラン王、平均ストロークは首位打者ともいえるでしょう。
以前にもここで書きましたが、平均ストロークの過去最高は2003年不動さんの70.2727です。
不動さんは、いつか70を切りたいとも言ってたような記憶がありますが、その後も、日本の女子ゴルフツアーではこの数字を上回ることができていません。
今年は、さくらちゃんにそのチャンスが巡ってきています。
現在、さくらちゃんの平均ストロークは70.3046です。
1日、1試合ごとにこの数字は上下します。そこが首位打者と同じところで、決して積み上がっていくものではありません。
1日でも大叩きしてしまうと、すぐに数字が悪くなってしまいます。
さくらちゃんの昨年の残り8試合の成績を今の数字に乗せると、残念ながら、平均ストロークは今よりも悪くなってしまいます。
しかし、不動さんの記録を上回ることは困難なのか、というとそうでもありません。
残り8試合(25ラウンド)で、去年のスコアよりも17打上回れば達成します。1試合に2打少しの改善です。
去年は残り8試合のうち1試合は優勝したものの、5試合は2ケタ順位でした。今のさくらちゃんの調子なら、去年のスコアを上回る可能性は十分あると思います。
賞金女王は他人との戦いでもあるわけですが、平均ストロークは自分自身との戦いです。そういう点ではゴルフの本質を表したタイトルです。
さくらちゃんには平均ストローク1位になるだけではなく、新記録を達成して欲しいものですね。