さくらちゃんは月曜火曜とお姉さんのお店に顔を出すそうです。クラブを握らないのでしょうか。
クラブを握らない、ゴルフと離れる、というのは今のさくらちゃんには必要なことです。精神的に疲れきっているのでしょう。
そんなに悪い成績でもなく、ショットを乱しているわけでもないのに、ファンや外野から優勝できないことを責められ続けているわけですから、そりゃストレスも貯まるでしょう。
私なら、気ままな1人旅にでも出るところでしょうが、そこは女性、そういうわけにもいきません。ファンと交流することで、ファンから元気をもらおうという考えであるのなら、それでも良いと思います。
遊んでようが、酒を飲んで試合に出ようが、結果が良ければだれも文句を言わない。言いすぎかも知れませんが、今のさくらちゃんに必要なのはそれくらいの居直りかも知れませんね。
さて、選手権のスコアを分析してみると、結局はパットで勝負が決したということです。
決勝ラウンドでのしのぶさんとさくらちゃん。
3日目 しのぶさん70 (ショット44、パット26)
さくらちゃん76 (ショット41、パット35)
最終日 しのぶさん73 (ショット44、パット29)
さくらちゃん72 (ショット41、パット31)
やはり、ショットの精度はさくらちゃんのほうが上です。
2日間だけですが、ショット数ではさくらちゃんが6打リード、パット数でしのぶさんが11打リードでした。
最終的な10打差はパットの差だったわけです。
しのぶさんの今季の平均パット数は1.7764です。1ラウンド平均32です。
さくらちゃんの今季の平均パット数は1.7659です。1ラウンド平均32です。
※ちなみに、平均パット数は「パーオンしたホールのグリーン上でのパット数」なので、単純に18を掛けるのは間違っているのですが、比較のためにこのように計算しました。
お気づき頂きましたか?
さくらちゃんのパットは入っていないのですが、極端に悪いわけではないのです。ただ、入れ頃のパットが入っていないのです。
逆に、しのぶさんのパットは入りすぎと言っても良い位です。しかも、入れたいパットが入っています。また、チップインも多発しています。でも、こんな数字が今後も続くものでしょうか。
ここ10年ほどの平均パット数1位の数字を調べたところ、2005年の不動さんが最高でした。1.7594でした。
18ホールに直すと、31.66です。
つまり、しのぶさんの、ここ数試合のパットは超一流を通り越して、神がかり的だと言えるわけです。こんな状態はとてもシーズン最後まで続きません。
とすれば、ショット数で確実に上回っているさくらちゃんが反撃することは十分考えられるということです。
今、さくらちゃんに足らないのはプラス思考ではないでしょうか。
「しのぶさんが2連勝するのなら、さくらちゃんも3連勝できる」
さくらちゃん自身がこう考えると同時に、私たちファンもこう考えたいものです。