今回のコース設定は、小林浩美さんによると優勝スコアをイーブンから5アンダーの間にしたそうです。
選手同士の戦いであると同時に、現役選手と小林さんの対決でもあります。優勝スコアは5アンダーを超えるのでしょうか?
そんな条件での、初日のさくらちゃんはまずまずの成績でした。2日目も、落とし穴にはまらないように、安全運転
で乗り切っていけば良いでしょう。
初日の上原さんのスコアは68でした。こればビッグスコアと言ってもよいかもしれません。毎日、1~2人はこれ位のスコアを出してくる可能性がありますが、同一選手が複数回68を出せばかなり優勝に近いと言えるでしょうが、簡単に75~80くらいのスコアになってしまう危険性も大いにあります。
上位にいる選手にとっては油断できない、逆に、下位にいるからと言ってノーチャンスと諦めることもない、これが今回の試合の特徴です。
ちなみに、昨年は、初日5アンダーとトップに立った辛さんが、通算5アンダーで優勝したのですが、さくらちゃんは初日1オーバー17位タイから通算4アンダーとトップに1打差の2位タイまで追いあげました。
6打差を1打差まで詰めたわけですが、3日間あれば可能性は十分あります。
今大会でも、優勝スコアがイーブンパーに近いラインに落ち着くとすれば、初日4~5オーバーの選手でも十分追いつきます。ただ、それだけのモチベーションを維持できるかどうかでしょう。
6アンダー以上での優勝争いになれば、初日2オーバーの選手がリミットとなりそうです。
2日目のピン位置、3日目の雨予報がポイントかもしれません。
また、選手権は初日と同一組み合わせで、午前午後、表裏スタートが入れ替わります。
同じ顔ぶれで、雰囲気が変わる・・・・ここらへんも見どころの一つです。
特に、実力の接近している組み合わせで、初日の成績に開きがあった組は、波乱の要素たっぷりです。
しのぶんと上田さんの組がどうなるのか。上田さんの調子が上がってくると、逆に・・・・・・・。