ヨネックス出場の皆さんはすでに現地入りしています。

今年は距離も6,304ヤードと短く、選手達の印象ではグリーンも重いそうです。何故、そのような設定にしたのでしょうか。

最近のゴルフクラブやゴルフボールは技術革新によって、間違いなく飛距離アップしています。もちろん、女子プロの飛距離も数年前に比べると、格段に飛ぶようになっています。

そんな時代に、何故距離を短くするのでしょうか。


ちなみに、ロングホールの距離は、ホール順に490y、513y、472y、478yとなっています。コースマップだけではアップダウンはわかりませんし、当日の風向などにも左右されるでしょうが、イーグルも量産されるかもしれません。

ショートホールも130yと151yのホールがあります。特に130yのショートは女子プロの皆さんだとショートアイアンになるでしょう。

ミドルホールも、どの選手でもセカンドでPWを使用できるようなホールが6ホールあります。


どうでしょうか、ショートアイアンの調子さえよければ、バーディチャンスに付きそうな気がしませんか?


つまり、飛距離が少々劣っていても、ショートアイアンでそこそこピンに近いところに付けて、しかもグリーンが重いので、強気のパットをしても3パットの危険が少ないコースのように見えます。


もちろん、トーナメントは主催者が組み合わせやコース設定について指示を出す権限を持っているのでしょうが、簡単な設定にした意図は?


イーグル、バーディといた派手な場面を多くして、中継を盛り上げるため?

ホステスプロを有利にするため?

飛距離自慢の若手選手ではなく、飛距離で劣る中堅選手に勝たせたいため?


色々とうがった見方もしてしまいます。


全てのトーナメントがタフな設定であるべきだとは思いませんし、そもそも距離が短ければ簡単だというような単純なものでもありませんが、コースの特徴を活かしながらも、ゴルフファンを魅了するプレーを1つでも多く見せてもらえるような設定を望みたいものです。