今年前半には黄アルムさんやダーディンさんの優勝もありましたし、11戦目でさくらちゃんが2勝目を挙げるまで、週替わりの優勝者でした。


今年のトーナメントも丁度20戦を終了しました。

最初の10戦の優勝者は全部異なり10人でした。


5月末の廣済堂以降の10戦の優勝者は、さくらちゃん、全さん、しのぶさん、智恵ちゃん、上田さんの5人です。

海外から参戦した上田さんが1勝、その替わりにしのぶさんが3勝、あとは仲良く2勝づつを分け合っています。


この10戦の流れを見ると、どうしても優勝予想をする時に固定してしまいがちになります。


残り14戦、このまま、上田さんを除く4人の持ち回り優勝が続くのか、というと、そうではないような気がします。

不動さん、古閑さんが未勝利のままシーズンを終えるのは屈辱でしょうし、李さんや三塚さんもシーズン1勝では満足できないでしょう。

また、茜さん、北田さん、藤田さん、もシーズン1勝はしたいでしょうし、昨年初優勝した原ちゃん、服部真夕さん、若林さんも、このまま今シーズンを終えてしまうと、来シーズン以降、2勝目の壁を更に大きく感じることになってしまいます。


この選手達の活躍があってこそ、女子プロゴルフ界が魅力あるものになります。

賞金女王争いをしている選手達の優勝争いも楽しいのではありますが、多士済々の選手達が優勝争いにどんどん食い込んでもらいたいものです。


そのことによって、賞金ランクにも、大きく影響を与えることになります。少なくなる優勝のチャンスを確実にものにするだけでなく、大きく順位を落とさずに安定した成績を残すことがより重要となってくるでしょう。