現在の賞金ランク (単位:千円)

1 しのぶんさん  94,835  トップとの差  

2 さくらちゃん   82,325    12,510

3 智恵ちゃん   73,428    21,407

4 全さん      68,876    25,959

5 三塚さん     64,152    30,683

6 李知姫さん   46,972    47,863

7 古閑さん     39,662    55,173



昨年のCAT終了時のランクと比較しましょう。

1 福嶋さん     80,670

2 全さん      68,905 11,765

3 李知姫さん   68,282    12,388

4 古閑さん     67,987    12,683

5 さくらちゃん    52,682    27,988


エーッ、福嶋さんだったの?古閑さんは?という声が上がりそうな意外な数字ですよね。


最終順位に並べ替えると以下の通りになります。


最終順位      残り試合での賞金額

1 古閑さん     52,867

2 李さん      51,377

3 さくらちゃん   50,510

4 全さん      21,946

5 福嶋さん     15,831


福嶋さんと全さんは後半急ブレーキが掛かってしまいました。

古閑さんの奇跡的な逆転劇は皆さんご存知でしょうが、李さんとさくらちゃんの追い上げも凄かったことがわかります。

良く見ると、ヨネックス以降の賞金獲得額順が最終ランクとイコールになっています。

つまり、これからが勝負の本番ということです。


昨年のデータを見て、私が一番意外だったのは、全さんの落ち込みです。

昨年の全さんは6月からCATレディスまで全てトップテン入りし2勝するなど絶好調だったのですが、後半失速してしまいました。やはり体力的なものなのでしょうか。


今年は、数字的には5位の三塚さんまで可能性がありますが、三塚さんはアメリカツアーQT受験もあり逆転は難しいかもしれません。

しのぶさん、さくらちゃん、智恵ちゃん、全さんの争いでしょう。

さくらちゃんと全さんには女王争いの経験があります。全さんは去年の悔しさもあり対策をしているでしょうし、さくらちゃんも海外をパスしていますし、秋の戦い方も経験しているのが強みです。


逆に、しのぶさんと智恵ちゃんは、夏を絶好調で過ごしています。若さでそのまま突っ走ることができるのでしょうか。体力的にも精神的にも厳しくなってきます。

この2人のどちらかが女王を獲るのであれば早いうちに「逃げ切り」態勢に入る必要がありそうです。


賞金女王の行方は、突っ走るとすればしのぶさんか智恵ちゃん、混戦になればさくらちゃんか全さん、という見方をしてみました。