今回のトーナメントではベストスコアが69です。

昨年は初日の三塚さん、2日目の藤田さんが66、一昨年はさくらちゃんが67を2回、大山さんと茜さんも67を出しています。それ以前も2005年以降は、毎年ベストスコアは66か67です。


スコアは選手の実力だけでなく、天候だけでなく、ラフの深さ等のコース設定やピン位置等によって変わってきます。

選手の実力は着実にレベルアップしているわけですから、今年2日間とも69がベストスコアということは、設定がややタフになっているのでしょうか。


しかし、最終日も69がベストスコアになるか、というとそうではないような気がします。

66あるいは67がベストスコアになるとすれば、上位の中でそのスコアを叩きだした人が優勝する可能性が高くなります。ショット数40とするとパット数が26~27で収めることです。


パットイズマネー。3m以内のパットをどれだけ沈めることができるか。

今日はパットの出来で、勝負が決まるでしょう。



ただ、賞金女王の戦いは、さくらちゃんが言うように、まだまだこの段階で考える時期ではないですね。


マスコミは煩いですが、マラソンで言えばまだ中間地点を折り返したところです。無理をして先頭集団に付いているのか、余裕を持って先頭集団にいるのか。

ひの時点で体力を消耗していては後半勝負に負けてしまいます。さくらちゃんは、賞金女王争いの経験をしてきただけに良く理解していると思います。余力十分のようですから。


今回のトーナメント、もちろん勝つのがベストですが、負けてもトップ10以内に入ることで外野も静かになってくるでしょう。


まだまだ長い道程、ライバルの成績で一喜一憂するのではなく、さくらちゃんが自分自身のゴルフをできているかどうかの方が重要だと思います。