卒業ブログ #6 武藤隆俊「自分のやりたいことに忠実な大学生活」 | 同志社大学体育会フットサル部TREBOL

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DFC唯一の24卒となりました!武藤隆俊です。


・なぜDFCに入ったのか

1回生の春学期があまりにも暇すぎたからです。感染症の蔓延で、入学1年目から何もかもオンラインばかりでした。春学期を終えてこの生活続けたら病むと思い、高校の友達に誘われ体験に行き,楽しそうだったので入りました(その友達は1ヶ月後、しれっと辞めた)。全国に行きたいという気持ちが強かったわけでもなく、体育会系に入りたいわけでもなく、球蹴りが楽しかったというだけです。




・4年間で最も印象に残っていること

王道ですが、インカレの関西大会です。2,3回生の時ベンチに入らせてもらいましたが、もう一歩のところで敗北しました。ほとんど出てないのに、なんか楽しかったなと覚えています。出場したらプレッシャーえぐそうやなとか思ってましたが、今年のインカレもめちゃくちゃ楽しかった。応援歌をはじめとする雰囲気、点を決めた•シュートを止めた時のベンチや観客席の盛り上がりがとても好きでした。直前下手くそだったPKも、なんかいけそうという謎の自信で止めることが出来たのも嬉しかったです。全国で負けた時は、悔しかったのはもちろんですが、こんなみんなに応援してもらえる環境を経験するのももうないな〜と寂しくなりました。






・4年間で最も辛かったこと、時期

2回生の夏終わりに退部したときです。当時のサテライトは新入生ばかりで、練習場所はテニスコートでした。連敗や2桁失点する試合もあり、なんとかしたいけど、フィールドの新入生に教えるなんて出来ひんし、まず自分も全然シュート止められへんし。どうすればいいのかもわからず、誰かに相談することもあまりしない性格なのもあって、辞めることにしました。今思えば自分がただただ未熟だっただけだなと思うし,わざわざ話を聞いてくれた先輩方や後輩にも迷惑をかけたなと思います。




・どのようにして乗り越えたのか

乗り越えることが出来たわけではないと思います。半年社会人チームでフットサルをして、同年代で、週何回も練習して,高い熱量を持ってプレー出来るのは学生だけやと思い、戻ろうと思いました。DFCのみんなの寛大な器で戻していただき、先輩の中には「おかえり」や「頑張ってな」と声をかけてくれた人もいて,同期が多いわけではないけれども,非常に恵まれた環境にいたんだなと実感しました。戻ってから2年間何か大きな結果を出すことはできなかったけれども,最後に全国に出れたことは思い出になりました。全日本戦出場,関西リーグ1部昇格に少しでも貢献できればと最後まで続けましたが,結果として何もできなかったことは心残りです。



・期待する後輩

新4回生(同期ぐらいの感覚なので,期待というより応援してます)

すずや

理由は道産子だから。リーダーシップがすごい。フィジカルも然ることながら,意識も高いし,厳しいことも言える。こんな先輩いたら怖いなとか思いつつ,すぐに財布や携帯を無くし,忘れ物も多いので,バランス取れてる気がします。最後1年たくさん点を取ってください。SNSの結果報告楽しみにしてます。

こうたろう

すんごいムキムキ。DFCの中では積極的に人をいじってるけど,筋肉を褒められたり,上手くいったプレーがあるとニヤニヤしがち。今シーズンは試合に出場する時間は短かったけど,誰よりもチームを盛り上げてたし,個人的には試合中,調子をこうたろうに乗せられていた部分もあるのかなと思います。公式戦でレギュラーとして自信満々のプレーを見ることを楽しみにしています。

うっちー

フィクソ兼ゴレイロとして,体張ってゴール守れよ

新3回生

こうだい・はやと

帰り道が同じだったこともあり,よくラーメンを食べに行きました。僕の同期が少ない中,後輩から絡みに来てくれるのは素直に嬉しかったです。2人とも真面目な性格で,ひねくれが多い新3回生のチームの中心になっていくと思います。また観戦行くので,試合終わりラーメン食べに行こう🍜

江藤・おち

かなりクセあり。やる気なさそうやけど,実は結構根が真面目で,熱意持っているタイプ。すぐにトップチームでとはいかないかもしれませんが,熱意むき出しで体張っている姿を見てみたいので,頑張ってください。

ゴレイロ

今シーズンの戦績はゴレイロにかかっていると思います。それぞれ得意なプレーは違いますが,正直実力差はほとんどないです。要求されることも多く,上手くいかないとこれで合っているのかという気持ちにもなると思います。的確なアドバイスや専門的な知識は難しいと思いますが,フィールドの選手に聞くのも一つです。結局は組織で守るので,お互いにとって守りやすい形が,失点数を減らすことにもつながると思います。積極的にコミュニケーションを取って頑張ってください。

・後輩に伝えたいこと

自分の中でやれると思ったことを愚直に頑張り続けてください。僕自身今シーズン,ゴレイロうまくなったと言われることが増えましたが,プレーには全く特徴も武器もないです。身体的なセンスもないですが,今年はすべてのプレーを平均もしくは少し上くらいできるようにすることだけを意識していました。自分には多分これくらいしかできないだろうという諦めとせめて出場するからにはこれくらいはやろう。少しできるようになったら,もう少しできるかなと伸ばしていけた感覚です。DFCの中には様々な特徴や強みを持ったプレーヤーがいて,比較して落ち込むときもあると思いますが,結局負けるときは負けるし,自分の想像を超える範疇のことはなかなかできません。夢をみるなということではなくて,追い込み過ぎて折れるくらいなら,等身大で頑張り続けるのもありなのかなと思います。多少の諦めと波のない向上心を持って頑張ってください。





・DFCに入部を考えている方に向けて

大学生活やろうと思えば何でもできます。人それぞれ過ごし方は違いますが,少なくとも何か一つ熱中できるものがあると4年間の充実感が違います。正直週に何回も練習するのは大変ですが,得られる経験と達成感は何にも代えがたいと思います。もし少しでもフットサルに興味を持ったら見学や練習体験してみてください。

・最後に

今ある当たり前を噛み締めてほしいなと思います。フットサルという夢中になれるものがあること,やりたいことを見返りなく応援してくれる人・環境があることは幸せなことです。もちろん現状に満足せず,目標であるインカレ日本一を目指して現役には頑張ってほしいですが,フットサルそのものへのモチベーションや日々の練習など当たり前だと思っていることが,今思うと貴重だったなと思います。思うがままに楽しんでください。


最後になりますが,ここまで僕が4年間フットサルを続けられたのは小山さん・東さん・波さん・松宮さんなどのスタッフ,スポンサー,OBのみなさんのおかげです。色々迷惑をかけてしまいましたが,この4年間で自分自身かなり成長できましたし,忘れることのない思い出・経験になったと思います。次はOBとして,現役が楽しんでフットサルできるように支えていければと思います。


長くなりましたが,最後まで読んでいただきありがとうございました。