信義(シンイ)二次小説 -6ページ目

信義(シンイ)二次小説

りおのシンイParty☆


  お話

肩を大きく上から下へと下げ、はぁと、呆れたように深いため息を吐きこぼす

ウンスを椅子に座らせたヨンは、床に膝をつき、無言で包帯を巻き続けていた

「ねぇ・・・」

やばい、これはっ・・・

明らかに、すっごく怒ってるよね

覚悟していた小言を言われるでもなく、むしろ、無言の時が続くこの張りつめた空気が、すごく居心地が悪い

責められたほうがどれ程ましか

自分の浅はかさを重々承知しているウンスは、この場をやり過ごすよう、引き攣り笑いを浮かべてみた

「怒ってる?」

こうなれば、真っ向から・・・正面突破よと、ヨンの正面に自分の顔をさげ、問いかけてみる

「・・・」

しかし相変らず返答はなかった

ならばと、下向くヨンの顔の右方を覗き込んでは問いかけ、続けて左方からまた覗き込み問いかけてみる

「あなたぁ~、ねぇ~」

「・・・」

それでも、一向にだんまりを続けた夫は、その手を止めようとはしなかった


「不用意です」

暫くして、やっと腹の虫が収まって来たのだろうか、突然ヨンは言葉を発した

やっと口を聞いてくれた♡

ウンスは、ほっとした

「分かってます」

やっと訪れた挽回の機会

ここで機嫌を直してもらわないとと、ウンスはすっごく反省したという顔を作り上げる

「分かっておるのならば、どうして」

この方はいつも、反省したと言った矢先には、次の事態が起きるのだから・・・

今に始まった事ではないが、それでも腹立たしさに、ヨンは苛立っていた

「だってぇ・・・」

「だってではありませぬ」

夕刻、裏山に散歩に出た時、美味しそうな野イチゴを見つけたウンス

手を伸ばした時、片方の足を滑らせ、足を挫いてしまったのだった

「心配しました」

思いのほか痛みが強く、痛めた足を引きづりながら一歩、一歩と歩けば、家に戻るのがだいぶ遅くなってしまった

「はい・・・旦那様」

向けられたヨンの眸に、どれ程心配したかと強く告げられて、反省したウンスは神妙な表情で見上げた

同時に、ウンスが発した、耳慣れない響きに一瞬の時が止まる

途端にヨンの胸が揺らぐ

癪な事に、それ以上、何も言い返せなくなってしまって、言葉に詰まる

「・・・イムジャ」

先程までの腹立たしさと、それが入り混じれば、これほど複雑な心境はなく、ヨンは小さく唇を噛みしめた

「暫く何処にもいけませんね」

そう考えると悪くない

「えっ?・・・そうね」

突然ヨンは、ぽかんとしたウンスの背と、足に両手を差し入れると、軽々と抱きかかえて、立ち上がった

「あっ、どう・・・したの」

いきなり抱え上げられ驚く

「もう一度」

ウンスを見おろしヨンは言う

「えっ?」

「先程言った事を」

それでも、何を求められているか分からず、ウンスは瞼を上下させ見上げる

自分への呆れから、ふっ、と笑いを漏らしたヨンは、何でもありませんと呟く

急にどうしちゃったのかしら??

何が何だかよく分からないけれど、どうやら、状況は好転したようだ

なんだか、よく分からないけど、この展開・・・許されたっぽいわよね?

やったぁ、ラッキー♪

自分の思いとは裏腹に、男心と秋の空のように、意図も簡単に動かされてしまう

イムジャを前にすると、こんなにも己は弱いのだと、俺は知らしめられる日々だ

「参りましょう」

「へっ?どこに?」

「もう、休んでください」


****************


それから数日の間、歩けなくなったウンスを、大切に大切に、人形のように扱うヨンの姿が見受けられた

更に数日後の事

「もう、大丈夫だから!」

「だが、無理をしては」

「恥ずかしいんだってば」

「はっ、恥ずかしい?」

「だって、あなたったら、どこに行くにも…もう、いい加減自分で歩けるわよ」

屋敷の主人が、妻を甲斐甲斐しく世話をする姿は、周りから見れば微笑ましいが

当のウンスからすると、度が過ぎるわよと、この上なく、恥ずかしい限りだった

現代で考えれば、恋人や夫に、抱えられて闊歩するなんて、そうあり得ない事だ

この時代だって、この人くらいだと思う

「一人で歩くってば」

「まだ、なりません」←心配性

「安静にもほどがあるわよ」

足を挫いた時は、あんなにムスっとして、怒ってたくせに・・・

その変わりようは何なのよと。。。

ウンスは頬を膨らませ、ふて腐れる

「だが、まだっ」←御世話好き

医学的にも痛みが引けば歩くべきで、それでも食い下がるヨンに、ウンスは、言い放った

「もう、いい加減退院よ!」

看病する喜びを覚えたヨン

それに対し、患者役はもう懲り懲りだと思う、ドクターウンスさんなのであった



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追記:kanataさん、そうだ、そうだ  

おまけに包帯巻いたのにお風呂に入ったら・・・(笑)ありがとうございました。こそっと修正



こんにちは

良くわからない小話になってしまったかな

秋めいてきましたねと言いたいところですが、雨続きでブルーな日々ですよね

今日は久しぶりに、お布団干せたって方も、多かったのでは??

ああっ、お布団  取り込んできます・・・ただ今17時35分・・・・・

→ 取り込んできました

えっと、昨日、階段から落ち、りお足を挫きまして、看病するヨンを書きたかっただけという

ヨンってば、ドラマでも、ウンスさんの風呂敷縛ってあげたり、準備手伝ってあげたりとお世話好き

甲斐甲斐しい旦那様になりそうだけど、度を越してウンスさんに煙たがられて欲しい ←なんの願望や




  あとがき


皆さん、たくさんのメッセージありがとうございました

そうそうtreasure-4-hunterさんがおっしゃってくださっているように、ウンスさんが、笑顔でいる事が国の安泰なんです


何故なら・・・


「イムジャが笑顔でいられぬならば、俺やる気なくなっちゃうけどいいの?ヽ(゚Д゚)

的に、まさに、チェ・ヨン将軍のモチベーションを左右しちゃいますから


ウンスの笑顔が、国や民の幸せというのは、むしろ本当にそうなのだと思います


ヨンはきっと、ウンスの笑顔を護るために、国を護り、民を護りたいんです


あと御話の中で書きこめなかったのですが、ヨンはウンスをちょっとした象徴にしたかったんです


例えば、お坊さんや、シスターさん、牧神さんとか、神に仕えてそうな、神様とちょっと近そうな人って


穢してはいけないような、そして、もし悪い事をしたら罰当たりな気がしちゃいませんか?


私達と同じ普通の人間ですが、でも何となく、大切にしないといけないような感覚!?


未知なる存在の天女じゃなくて、同じ人間だけど、生き仏的な、ちょっと神々しい存在


まさに生き天女♡

ウンス様は、天女様の生まれ変わりかも(?)←かもが大事。あくまで同じ人間である事が重要

みたいな、ちょっと近寄りがたい存在というか、敬わないといけないような、そんな感覚を皆に埋め込みたかった


(特異な存在ではダメなんです。あくまで、同じ人間同士だけど、徳の高そうな感じですね)

ウンスを穢したら、なんとなく罰が当たりそうな、大切にすれば、何となくみんな幸せいられそうな錯覚


りおヨンには、天女伝説を広める事で、そんな気持ちを、高麗全土に広める事ができれば・・・


何て思惑があったようです


その策略のおかげで、ウンスさんを見下す人もいなくて、大切にされ皆に可愛がられるでしょうけど・・・

敬うという名目で、命知らずの男たちが、親しげに過剰接触してきて、ヨンの苦悩する姿も見てみたいです

(誰か書いてケロ

それでは本当にありがとうございました

またのんびり更新になると思いますが、どうかまた生暖かく見守ってくださいまし 


りお



追伸。

師匠本当にありがとうございました

そもそも、このお話の発案は、師匠の3ピーーーーーアイデアのおかげです

でも男女比は2:1でお願いします