今日も、時間があれば本を開く。
ふと、なぜ自分は本を読むようになったのだろうと考えてみる。
そうすると、必ず思い出す人がいる。
リハビリ学生だった頃、実習先で出会った一人の高齢者だ。
その方は、とても読書が好きな方だった。
実習中、いろいろな話をする機会があり、その中で私は「読書をたくさんするコツはありますか?」と聞いた。
今思えば、少し変な質問だったかもしれない。
本をたくさん読むためには、どうすればいいのか。
どんな本を選べばいいのか。
どうすれば読書を習慣にできるのか。
そんなことを聞いたのだと思う。
すると、その方はこう答えてくれた。
「桑原君。本屋にまず行きなさい。」
「本屋に行けば、本に触れざるを得ないでしょう。そこで、自分の好きな本や、読みたい本に出会えるから。」確かにそうだと思った。
私はその言葉をきっかけに、本屋へ行くようになった。
ネットで本が買える世の中だからこそ本屋に寄り道をしてはどうだろう。面白い本に出会えると思う。