女子プロ野球
わかさスタジアムで行われたヴィクトリアシリーズ京都フローラ対埼玉アストライア第3戦
今季初のナイトゲーム
球場入りするときに(17:40頃)
球場周りを磯崎投手が走っており、何で?と思ってしまった。
いつもは、だいたいフィールド内の外野フェンス沿いをどの先発投手も走るため。
その理由は、
先に球場使用していた社会人野球の京都大会の試合
(三菱重工広島v.s.三菱重工神戸・高砂)
が延長12回まで延びていたため。
それゆえ、試合開始予定は19:00だったが、 実際の開始時間は19:30に変更された。
試合開始前のシートノックもなし…残念
結果は7対13でアストライアの勝ち。
磯崎投手、今季初勝利❗
加藤選手、プロ初打点❗
序盤のチャンスに点を取れたアストライアと取れなかったフローラ。
この差が命運を分けた試合。
しかし、両チームとも四死球が多い。
フローラが9
アストライアが5
もう少し何とかならないだろうか?
まず、両チームの投手陣の個人的感想を。
フローラの先発は、小西美加投手。
敗戦投手。
2回0/3、被安打4、4四球、4失点。
奪三振2、暴投2、投球数57。
max.117km/h
出来としては、悪い。
今季全般に言えるが、明らかなボール球を投げているわけではないが、微妙にコースを外れてしまっている。
(4試合登板しているが、毎試合、フォアボールを出している。)
(ちなみに、今季11回1/3投げて、10四球、2死球)
一回表は無死満塁で4番を6-4-3の併殺に打ち取り(その間に3走ホームイン)、
5番を見逃し三振。
これで乗って行かないと厳しい…
2回は簡単に2死まで行くも、8、9番に連続安打で失点。
ここまでで球数が49。
3回表は先頭に四球、4番に左中間三塁打を打たれて、交代。ここでの交代はやむを得ない感じがした。
もしかしたら、球数60ぐらいを目処に交代させているのだろうか?恐らく違うと思うが…
(今季最多の投球数は、4/17の65球)
もしそうなら、投球スタイルを変えないと
(コースを丁寧に突きすぎて、打者が手を出せない)
先発としては厳しい。
また、初球ストライクが打者13人に対し5球
(初球打ちしたものはストライクと換算)
では、余計に球数を増やす要因になる。
2番手は笠原投手。
2回、被安打7、3四球、7失点。
暴投2、投球数66。max.120km/h
厳しい書き方かもしれないが、今の状態では、プロの投手としてやって行くのはしんどいように思う。
まず、変化球でストライクが取れない。
まっすぐもかなりコントロールにバラツキがあり、ストライクとボールがハッキリ別れてしまう。
ゆえに打者はゾーンを絞ってまっすぐ待ち、それで対応されてしまう。
まず、甘くても良いので変化球でしっかりストライクを取れるようにすること。
それさえ出来れば、まっすぐの威力は素晴らしいので、ここまで打ち込まれることはない。
3番手は塩谷投手。
2回、被安打4、2四球、2失点。
奪三振1、投球数は48。max.115km/h
まさか5回から出てくるとは思わなかった。
大差をつけられた中での登板。
幾ら昨年の最優秀救援投手と言えども、相手打者に気楽に打席に立たれている状態では、無失点で切り抜けるのは厳しいか。
ただ6回表、アストライア側のスコアボードに初めて0をつけたことは評価したい。
4番手は只野選手。
1回、被安打2、無失点。
投球数は17。max.115km/h
敢えて、只野投手ではなく只野選手とした。
投球内容は、ほぼまっすぐのみ。
味方の守備に助けられた感あり。
ただ、相手打者も早いカウントから打ちに来ており、カウントを悪くすることがなかったのは評価出来るポイント。
対してアストライア投手陣。
先発は磯崎投手。勝利投手。
4回、被安打3、4四死球、1失点。
奪三振2、投球数70。max.111km/h
相変わらず立ち上がりが良くない。
1回、2回と四死球でランナーを溜め、何とか切り抜ける。
球が全般的に高い。
ここさえ何とかなれば、もう少し楽にピッチングが出来そうかなと思う。
後、10点差あって曲がりなりにもエースなら、5回は投げて欲しいと思う。
(恐らくまだ未勝利だったので、監督としては、勝ちをつけたかったんだと思うが…)
2番手は坂東投手。
1回、被安打5、1死球、4失点。
投球数33。max.109km/h
う~ん。
正直、12点差もあるんだから、かなり気楽に行けると思うのだが…
2死まではあっさり取るも、そこから5連打。高さはそこまで間違っていたようには見えなかったが…
惜しむらくは、7番橋本選手の打席でピッチャーへの打球を弾いて内野安打にしてしまったところか?
3番手は谷山投手。
1回、被安打0、無失点。
奪三振1、投球数17。max.115km/h
淡々と仕事をこなしていた感。
安定感は一番ある。
ただ、3、4番に警戒してカウントを悪くしてしまっていたのは、ちょっとなぁと思う。(8点リードだったので…)
4番手は山崎舞投手。
1回、被安打4、2失点。
球数28。max.119km/h
とりあえず、無四死球だったのは良かった。
ただ、相変わらずストライクとボールのバラツキは激しい。
もう少し纏まらないと、抑えでは厳しいかなと思う。
次に攻撃に関して。
フローラは一番に好調の中村選手を入れるなど打線のテコ入れを行うも、機能したとは言い難い。笛吹けど踊らず、の状態。
一番に中村選手だと単独スチールは、まず作戦として取りにくい。
となると、エンドランも仕掛けにくくなってしまうので、取れる作戦としては送りバント、もしくは普通に打たせるしかなくなってしまう。
今季のフローラ投手陣のここまでの出来を考えると最低3点、取れれば5点は先に取っておきたいところ。
しかし、元々打ち勝つチームではないのが厳しいところ。
ここは敢えて三浦伊織選手を1番、3番に中村選手はどうだろうか?
伊織選手に出塁してもらって、盗塁もしくはエンドラン、という作戦が取れる。
(当然、調子が戻っているなら金山選手が1番を勤めるのがいいのは言うまでもない。)
対してアストライア。
好調の楢岡選手、岩谷選手の前にどれだけ走者を溜められるかに尽きる。
そもそもアストライア打線は小細工をする必要がない。
後は、走塁面での意識の低さを改善出来れば、攻撃面では言うことがない。
次に気になったこと。
3回表のフローラの投手交代の直前に誰もブルペンで投げておらず、ベンチ前で強めのキャッチボールだけで笠原投手を登板させるのはどうなんだろうと思った。
2回裏のフローラの攻撃中も誰もブルペンで投げてなかったし…
チグハグに感じた。
後、ライトとレフトの守備位置を入れ替えたこと。
もしかしたらレフト方向への打球が多いことを見越した上で、本職である金山選手をレフトに入れたのかなと思った。
(この試合、左中間やレフトへの打球は多かった)
閑話休題、
フローラ岩見選手の守備は見事、の一言。
三遊間や二遊間にヒット性の当たりがよく飛んでいたが、しっかりと捕球し、二塁封殺の場面が見られた。
また、外野からの中継から本塁送球でランナーをアウトにするプレーも見られた。
(守備力だけなら現状、厚ヶ瀬選手を越えているかも)
後、アストライア三浦由美子選手の守備範囲の広さには驚いた。
失礼ながら、そこまで上手いイメージがなかったので…
最後に。
今回もラッキーゾーンはなし。
(上で書いた通り、社会人野球が延長したため)
いっそ、今季は無しで行って見たらどうだろうか?
(ただ、3塁打がかなり増えそうだが…)
後、試合開始時刻を場内アナウンスで早めに、伝えて欲しかった。
少なくとも19:00の段階では、状況がわかっていたように思う。
(グラント整備状態からして30分遅れぐらいなのは検討がついたが…)
蛇足。
社会人野球の延長戦、タイブレイクだったが1死満塁からは厳しいな…と感じた。