女子プロ野球
ヴィクトリアシリーズ
わかさスタジアム京都で行われた京都フローラ対埼玉アストライアの第4回戦
結果は5-11(延長9回)でアストライアの勝ち。
アストライア中野選手、プロ通算100安打達成❗
谷山投手、移籍後初勝利❗
試合開始時刻が天候の関係もあり、予定より2時間早まり、17:00開始となる。
(その決定が、14:30ぐらいに発表…)
正直、それってどうなの?という思い。
さて、試合内容は雨と投手交代が鍵となった。
先発投手を4回途中(無死)で代えたフローラと5回途中(2死)まで我慢したアストライア。
結果的に雨の中、4イニングを投げることになってしまった塩谷投手が、先に力尽きてしまったように思える。
まずは両チームの投手の内容と個人的寸評から。
フローラの先発は植村投手。
3回0/3、被安打4、2四球、4失点。
奪三振2、投球数50。max.117km/h
最近の登板の中では、まだ良かった方。
ただ、去年のことを思うとまだまだかな、という印象。
まっすぐで比較的ストライクが取れていたように見えたので、ちょっと安心。
(ここまでは、まっすぐでストライクを取れずに苦しんでいたように見えたので…)
ただ、変化球がやや抜け気味だったのが気になるところ。
初回に失点してしまったのも…
同点に追い付かれたところで降板となったが、もう少し投げさせても良かったのでは?と思った。
与えた四球が全てアストライアの得点に繋がってしまったのは問題。
2番手は、昨日先発の小西美加投手。
2回、被安打0、1四球、無失点。
奪三振2、投球数34。max.119km/h
今季初のスタメン落ち。
ある意味、珍しいものが見れた。
(先発登板しない時は野手として出場するので)
無死2塁から登坂し、犠打で1死3塁にされるも、三振と遊ゴロで凌ぐ。
5回は先頭に四球、次打者に犠打で1死2塁となるも、三振、遊ゴロ(投触)
で切り抜けた。
上手くまっすぐと変化球を織り交ぜて、投げているように思う。
(特に山崎まり選手への投球)
前日の登板の借りを返した。
3番手は塩谷投手。
4回、被安打6、四死球4、7失点(自責点は4)、暴投1、奪三振4、投球数91❕(おいおい…)
max.115km/h
5回裏にフローラが1点、勝ち越したので6回表から登坂させたと思うが、いきなり2四死球でピンチを作ってしまい、2死までもって行くも9番にヒットを打たれ、同点。
7回は三者三振、8回も1死からヒットを許すも、併殺で切り抜けた。
9回は味方の2失策もあり、打者一巡の猛攻を受けてしまう。
(しかも9回表、雨がかなり強く降っており、かなり投げにくかったように思う)
投球内容自体、そこまで悪いようには見えなかった。
ただ、先頭打者を出してしまった回は失点し、抑えた回は無失点。
その辺りが問題といえば問題か。
色々と書き込みたいことは多いが、後述にて。
対するアストライア、先発は萱野投手。
4回2/3、被安打6、3四球、5失点。
暴投1、奪三振2、投球数は96。max.118km/h
二回り目から、少しずつフローラ打線に捉えられてしまったか。
後、こちらも四球で出したランナーが全てフローラの得点に繋がってしまっていたのも問題。
4回で交代かなと思っていたので
(球数が4回終了時で75球)
5回にマウンドに上がった時は、失礼ながら“えっ”と思ってしまった。
2番手は谷山投手。勝利投手。
3回1/3、被安打0、2四球(1敬遠)、無失点。
奪三振2、投球数43。max.112km/h
5回裏、2死2塁からの登板で後続を断ち、追加点を与えなかったのは見事。
全10アウトの内、フライアウト4つ、ライナーアウトが2つ、ゴロアウトが2つ(内一つはバント)、三振が2つ。
球のキレが戻って来ている証拠だろうか?
3番手は山崎舞投手。
1回、被安打1、無四球、無失点。
奪三振1、投球数15。max.118km/h
6点リードでの登板だったので、楽に投げられたか?
ただ、打者4人に対し初球にストライクを取れたのは1人…
フローラの早打ちにも助けられたか?
次に攻撃陣。
アストライア側は5番楢岡選手、6番岩谷選手が好調。
この2選手の前にランナーが溜まると、得点に繋がる確率が異常に高い。
故に、3番山崎まり選手の不調が少し気になるところ。
後、2番にバントをさせるなら佐藤選手を2番として起用するのはどうなんだろうか?
(中野選手の出塁率が良いので、バントなら出口選手で良いように思う。)
佐藤選手の機動力が使いにくい状態にするのはもったいないなと思う。
対してフローラ。
打線の調子は底から脱したように見える。
が、チグハグな感じが見られる。
例えば3回裏、同点に追い付いてランナー2塁、2死ながらも打者は4番。
ここで初球、3盗を仕掛けるも失敗。
三浦伊織選手がランナーだったので恐らくグリーンライト(選手自身に盗塁の判断を任せる)だと思うが、絶対にアウトになってはいけない場面。
そもそも、そこで成功していたとしてもあまり誉められたものではない。
後、9回裏に金山選手に代えて秋山選手を代打に出すなら、何故8回裏の橋本選手のところで使わなかったのかが、よく分からない。
どちらの回も相手は右投手で、橋本選手は左打、金山選手は右打。
そして代打の秋山選手は右打。
右投手対左打者という面だけ見れば、橋本選手を代えなかったのは正しいが、その前の打席で橋本選手は谷山投手に合っていないように思えた。
(投球4球全て見送り、三振…)
しかも谷山投手が唯一自身で招いたピンチ(2死1・2塁)だったので、仕掛け時だった。
リスクを取って、塩谷投手を6回から使い逃げ切り勝ちを目指したなら、何故、8回裏にサヨナラ勝ちを狙わないかがよくわからない。
どういう形で点を取ろうとしているのかが分からない(見えてこない)のが厳しいところ。
気になる点。
まずはフローラの守備。
サード、只埜選手の2失策。
これに関しては練習あるのみ、としか言いようがない。
何回か試合前でのノックを見させてもらったが、足の運びが硬く(表現しづらいが…)両足が揃ってしまうように見える。
上手い内野手はボールから入って来るように見える(決してボールを待って取っている訳ではない)が只埜選手の守備には、今のところその感じがしない。
後は橋本選手の延長9回裏の打球後逸。
確かにバウンドが変わったが、中途半端なチャージの仕方をしたために起こったこと。
少なくとも後逸しなければ、2走、川端選手のホームインはなかったかもしれない。
そうなれば、まだ3点ビハインドで1死1・3塁。
厳しい場面なのは変わりないが次打者で併殺を狙い、切り抜ける可能性もある。
更に、塩谷投手の起用法。
前日に2イニング48球(ほぼ敗戦処理に近い)を投げさせながら、この試合でも4イニングって…
しかも球数が91球…
正直有り得ない。
最悪9回裏で楢岡選手に打たれ、エラーも絡んで4点差になった時点で交代させてあげるべきだった。(それでも、そこまでで78球投げていた訳だが…)
今週末5/7・8にも試合があるのに、そこまで酷使してどうするのか?
塩谷投手、ここまで6試合登板、16イニングで合計274球投げている。
球のキレで勝負するタイプなので、かなり心配。
怪我も…
ちなみに植村投手も6試合、16回2/3で球数は351球…
この二人は4/28のW杯選抜候補との試合でも1回ずつ投げている。
かなりマズイような…
代わって、アストライア。
まずは楢岡選手の守備。
4回裏の岩見選手の2塁打。
あれは普通に背走すれば取れた打球。
打球から目を切っての背走は、プロレベルならしっかりやってほしいな、と思う。
後、中野選手の送球に関して。
前日の試合でもそうだったが、ショートスローやトスでの送球しか見られなかった。(しかも前日の試合では2死一塁で、一塁送球で充分アウトに出来たにも関わらず、二塁へ長めのトス送球し、タイミングはギリギリアウト…)
何かあるのだろうか?
好プレーはアストライア、三浦由美子選手。
センター後方や右中間の当たりを一直線に落下点に入り、アウトを重ねていた。
後、フローラ、岩見選手。
厳しい打球が結構飛んでいたように思うが、難なく捌いていて見ていて安心出来る。
最後に、この試合はラッキーゾーン有。
同じ球場で有ったり無かったりするのはどうなんだろうか?
追記、試合後の両チームベンチ入り選手のサイン会が行われた。
ファンとしては嬉しい限りだが、選手の体調が気になってしまった。