国内のアースモンダミンカップ2日目は、途中で雨が激しくなりサスペンデッドになりました。ホールアウトした選手もいますが、一方でスタートもできない選手もいました。明日も雨模様で競技の進行が不安です。この大会は珍しく月曜日が予備日となっていますので、月曜日決戦となる可能性も高いと思います。

 

そんなわけで、今日は海の向こうで開幕しましたメジャー、全米女子プロの感想を、完全に映像を見切れていませんが書いてみたいと思います。コースは男子のメジャーでも使われているヘイゼルテイン・ナショナルGCで、名匠ロバート・トレント・ジョーンズSr設計のゴルフコースです。難易度が高いコースですが、初日は思いのほかスコアが伸びました。

 

トップは全米女子プロ新記録の9アンダーをマークした韓国のユン・イナ選手。昨年の米ツアールーキーでしたが、昨年は今一つ実力を発揮できませんでした。飛距離が出るショットの良い選手で、今年は昨年より好調で、CMEランク15位、世界ランクも39位の選手です。シェブロン選手権4位タイに入った時、もう少しパットがかみ合えば優勝もあるかもと書きましたが、その後パットが比較的好調で、今日はショット、パットともに安定していました。実力的には十分メジャーを勝てる選手ですので、2日目以降も楽しみです。

 

7アンダーの2位がオーストラリアのカリス・デイビットソン選手。かつては日本ツアーに参戦しており、2018年にはシード選手になっています。その後、米ツアーに挑戦することになりました。日本ツアーでも実力者ではありましたが、優勝はできませんでしたし、米ツアーで活躍するイメージはありませんでした。苦労した数年はありましたが、今年は好調で予選落ちなし、CMEランク54位に付けています。飛距離はそんなに出る方ではなく、全体的な安定感で勝負する選手でしょう。日本人としても応援したい選手です。

 

後は日本選手について書いてみたいと思います。日本勢トップは3アンダー、8位タイの古江彩佳選手。今年は調子があまり上がりませんでしたが、今日はショット、パットともに安定感がありました。やや不調気味のパットのデータが、この数試合で上向きですので、このまま上昇気流に乗っていって欲しいものです。

 

2アンダー19位タイに、畑岡奈紗選手と岩井明愛選手。畑岡選手はパットがもう少し入ってくれればもっと良いスコアが出た可能性があります。ショットはだいぶ仕上がっていると思います。

 

1アンダー27位タイに渋野日向子選手と西村優菜選手。シード圏外のポジションにいる2人にとってはよく頑張ったと思います。渋野選手は復調の兆しと前回書きましたが、特にショットはだいぶ良くなっていると思います。ただ、16番でカップふちに止まったボールをタップインしようとしてまさかの空振りで、トリプルボギー。ボギーも取れずにがっかりしたのかもしれませんが、絶対にやってはいけないミスだと思います。1983年の全英オープン3日目でヘール・アーウィン選手が同じようにタップインを空振りして、最終的に1打及ばす優勝を逃したという有名な事件がありますが、同じように痛恨の1打にならなければ良いのを祈るばかりです。後半盛り返し、最終ホールもバーディを取ってアンダーパーグループで終われたのは本当に良かったです。

 

イーブンパーの45位に、竹田麗央選手、山下美夢有選手、西郷真央選手、勝みなみ選手、桑木志帆選手、笹生優香選手の6人が付けました。西郷選手も今年は成績が低迷しているので、ここはしっかり予選を通過し、少しでも上位に上がりたいところです。日本ツアー勢唯一の出場の桑木選手は、十分米ツアーでやっていけるゴルフをしていると思います。笹生優香選手が少し復調の兆しです。先週も予選通過していましたし、今週も4日間戦うことで浮上のきっかけをつかんで欲しいものです。

 

全体的に日本勢はまずまずの位置にいます。全員予選通過して、前週の山下選手に続いての活躍を期待しています。