三菱電機レディスが終わりました。優勝争いは、佐久間朱莉選手が終始リードする展開でしたが、18番グリーンで小祝さくら選手が先にバーディを決めて追い付き、佐久間選手がバーディパットを入れ返して勝利するという劇的な幕切れになりました。
昨日も書きましたが、佐久間選手は終盤戦も調子が落ちていなく、特にショットは好調を維持しています。今日も18ホールすべてパーオン、まったく危なげないゴルフでした。3日間通して、54ホール中51ホールでパーオン、パーオン率は驚異の94%をマークしています。もちろん全体トップです。さらに、114ホール連続ボギーフリーのツアー記録を打ち立てる記録的な大会となりました。この記録は更新中ですので、次週の大会でどこまで伸ばすか楽しみです。
今季4勝目となり、昨年年間女王になった時の優勝回数に到達し、今季でも桑木選手の優勝回数と並びました。全英を制した桑木選手がいなければ、連続年間女王になってもおかしくない成績です。この優勝でも桑木選手とのポイント差はまだ879ポイントありますので、この後のTOTO、伊藤園、エリエールと3連勝してもまだ追いつかない状況で、女王争いが厳しい状況は変わりません。ただ、菅楓華選手ら少し終盤戦に調子を落としている選手もいる中で、調子を維持しているのは素晴らしいです。最後までツアーを盛り上げて欲しいです。
最後まで大会を盛り上げた小祝選手が単独2位となりました。けがからの復帰後初優勝とはなりませんでしたが、復活優勝も遠くないことを思わせるプレー振りでした。ただ、このブログで書いていますが、ショットはけが前の調子に戻っておらず、今大会もまだショットは本調子でない印象です。この後、どのようなゴルフになっていくのか注目していきたいと思います。
3位は、最終日6アンダーで追い上げた荒木優奈選手で、今季6回目のトップ3になりました。優勝だけできていないだけで、年間通じてコンスタントに上位に入り続けています。未勝利ながら、メルセデスランクは3位に付けています。今季残り試合わずかですが、1勝したいところです。
単独4位は木戸愛選手。最終日ベストスコアの7アンダーで浮上しました。木戸選手も今季は度々上位に入っていますが、なかなか久々の勝利に届かないですね。今季パットが大幅に改善して安定した成績を残せるようになってきています。14年ぶりの優勝を待ち望んでいるファンも多いと思います。
シード争いは、シード圏外から追い上げを図る選手が、重圧からか思ったようにスコアを伸ばせませんでした。トップからスタートした山路晶選手は、最終日3オーバーで11位タイで終了しました。メルセデスランクは1ランクアップの54位に浮上しただけにとどまりました。残り試合2試合を考えると、せめてトップ10には入りたかったところです。吉本ここね選手、川岸史果選手もスコアを伸ばせず、ランクはこの2人の順位が入れ替わっただけで、それぞれ56位、57位となっています。
一方、逃げ切りを果たす選手も思ったようにはスコアを伸ばせませんでしたが、稲垣那奈子選手と都玲華選手がそろって16位タイとなり、貴重な26ポイントを獲得しています。稲垣選手がランクを47位から45位へ、都選手が50位から48位へランクアップさせています。46位の加藤麗奈選手、47位の皆吉愛寿香選手、49位の穴井詩選手が、最近調子が良くないので、これらの選手が順位を守り抜けるかが焦点となりそうです。ただ、加藤選手は優勝しているので、50位圏外に落ちてもシードは確定させています。因みに、50位は畑岡奈紗選手で、TOTOは米ツアー資格での出場のため、ランクに加算されないので、ポイントはもう伸びません。間違いなく、現在の圏外から1人は畑岡選手を抜いて、シード圏内に入ってくるでしょう。
米ツアーのメイバンク選手権では、山下美夢有選手が順当に連覇を果たしました。今季米ツアー3勝目で、CMEランクも2位に浮上しました。来週は日米ツアー共催のTOTOが開催され、山下選手ら米ツアー勢と日本ツアーの桑木選手、佐久間選手の戦いは楽しみでしかありません。期待して見たいと思います。