USLPGAの最終戦、ランク60位までしか出場できないツアー選手権が終了しました。優勝はティティクル選手で世界No.1の実力を発揮、年間女王、プレーヤーオブザイヤーにも輝きました。米国勢で孤軍奮闘したネリー・コルダ選手は3位に終わり、年間ランク5位ながら、今年は未勝利に終わりました。日本勢では畑岡奈紗選手が5位に食い込み、年間ランクも9位に浮上して終わりました。復活と言っていいでしょう。
年間ランクでは、山下選手が2位、竹田選手が4位とトップ10に3人が入りました。その下でも、12位西郷選手、13位岩井明愛選手、15位岩井千怜選手、18位勝選手とトップ20に7人と、本当に今年は日本選手が躍進しました。古江選手も昨年に比べると精彩を欠いた感がありますが、それでも24位とトップ選手の地位を守っています。
韓国勢もトップ20に6人と依然強さを発揮しています。日本、韓国、タイのアジア勢が活躍し、欧州選手も輝きを見せる中、米国勢は不振でした。
この数年USLPGAは賞金額が増大しました一方、ギャラリーも多くないですし、米国勢不振となると。この後大丈夫かと心配になってしまいそうですが、USLPGAの収益構造からすると心配は無用かもしれません。
来季のスケジュールが既に発表されていますが、全31試合中アジアで7試合、欧州で3試合、他にメキシコ、カナダで1試合と、フィールドはグローバルになっています。日本、韓国の企業がスポンサーの大会もありますし、来年はアラムコ選手権が新設されます。アラムコはサウジアラビアの会社で、ちゃっかりオイルマネーも取り込んでいます。具体的な放映権料は不明ですが、アジア向けの放映権料は収益の大きな柱になっているはずです。そういえば、来年日本もWOWWOWからUーNEXTに変わりますね。韓国勢が席巻してから、USLPGAはそれに応じて収益構造を変化させているのは間違いありません。
このあたりはJLPGAも見習う必要があるかもしれません。日本勢の活躍はうれしいのですが、韓国、台湾、タイの選手も活躍して、収益面も改善して賞金額を増やさないと、有力選手がUSLPGAに流出するだけになってしまうかもしれません。
話はそれてしまいましたが、選手の皆さんは一年間、お疲れさまでした。来季も今年以上の活躍を期待しています。