来ました。第三回。よろしくお願いします。

私はその音を何と表現していいのか、わからない。わかることはただ一つ。う・る・さ・い! 今時のお酒飲むところは何でこんなにうるさい音なんだろう。一番嫌いそうな彼に呼び出され、私はここにいる。 彼発見…と、派手なグループの中にいる。とりあえず手を小さく振り、確認終了。寂しいけど、楽しそうだから、仕方ないかな。久々に連絡来たから、いい気になって来たけど。もう帰ろ。ご褒美に何か買うかな~ 後ろから、カチャカチャ言う音。うっさいな。今イライラしてんの。振り返ると、チェーンをぶら下げながら走る彼。音がしなくなり、ぅおい!何先に出てんだよう! たまには流行りのとこ行きたい、って言うから知り合いに場所聞いたんだぞぉ? え、いや、でも一緒に入ってよ、そしたら。呼び出されて、ほったらかしは寂しいじゃん。私は目をそらし、少しむくれて話す。 彼はいつも極端だ。CMのお菓子を美味しそうとか言うと買い占めのきたの?っていう位の量を抱えて、笑顔で帰ってくる。ほら~とか言いながら。呆気に取られるけど、やっぱり気持ちが嬉しくて、ありがとうって言いながら、二人でひたすら食べたこともあった。 でも、ほったらかしは、やっぱり寂しい。 なんだろ。寂しいよ。最近涙もろいから、すぐ泣けてしまう。泣くのは、悔しい…やだな。 彼はビックリした声で、なんだ?あの店で何かされたのか?イジメられたか?どうした?と、オドオド。 私は笑いながら、違うよ。お腹すいたから。おどけてみせる。彼は安心して、よし!飯行くか!と、また笑顔。

生ビールをぐっぐっぐっ、と半分にして、んっまぁ~い!空きっ腹に炭酸が効くなぁ! 安定の居酒屋。周りはおじさんばっかり。予想通り、やはりここ。 ここ、なんか好きなんだよな。落ち着くっつうかな。ここの焼き鳥うますぎだしな!な! 彼はここの常連だ。サービスが来るくらい。 と、私に、お~い、姉ちゃん~!これ好きだったよな、おまけ!と、お店のおじさんがおまけをくれた。 私も仲間らしい。彼と仲間に入れてもらえたみたいだな。嬉しいな。 気付けば、お腹がいっぱいになった。幸せ~ 最後に残った焼酎を飲む。 なぁ。 うん? いつもこんな店で、ごめんな。もっとさ、ほら、夜景が見えるようなとことか、隠れ家的なとか、そういうところ連れてててやりたいんだけど、なんかさ。なんか、気取りきれなくて。ごめんなぁ。 なんと彼なりに気を使ってくれてたらしい。 私は思わず、いいんだよ。ここ落ち着くもんね。こういうとこ好きなんでしょ?一緒にいてくれて、一緒に笑ってくれたら、それでいいよ。と、お酒の力を借りて、話していた。 彼は口をポカンと開けて、お前、いい女だな~ ビックリした。でも…彼は体をかがめて、口元に手を添えて、小さな声で、それは俺も一緒。お前と一緒なら、どこでもいいよ。まるで内緒話のように言う。 今日はビックリすることばかり。うるさい音の店。追いかけてきた彼。そして今の…今の言葉! 彼はぶっきらぼうで、口も悪いほうかもしれないけど、大人にしては素直すぎるから。そんな彼が言ってくれたんだから、私幸せだな。ふふふ

外に出ると、冷たい強い風。思わず声が出る。 なんだよ。寒いか。じゃ、もう一軒行くか?屋台のおでんとか? にぱっと音が出るくらいの笑顔の彼。 いや、寒いじゃん。おうち行っていい? いっよ~ じゃコンビニ行くべ。ジャン勝ちで、唐揚げな!

二人は夜道をスキップしながら、彼のマンションに向かうのでした。
前回とは違う人物がモデルです。自分の満足のためのブログ。書くのも、考えるのも、楽ではないかもしれないが、リフレッシュにはいい時間なんです。では…

都心にはショッピングセンターが乱立し、各々特色を出そうと躍起になっている。オシャレな洋服屋、ファストファッション、時折カフェ、レストラン、そして映画館。今話題のスイーツを出すカフェ、今話題の新作を公開中の映画館。 そことは一線を引くような映画館も存在する。小さな映画館。そこから物語は始まる。

急行も停まらない、特に店も無い、人に言ってもわからないような、小さな小さな駅。そこから少し離れた場所にある映画館。聞いたこともない映画をやっている。その映画館の入口が待ち合わせ場所。時間より少し早く着いた私は建物を一周するようにウロウロ。元の場所に戻ると彼が文庫を読みながら待っていた。サングラスをかけて、マスクもかけて。まるで不審者。誰をお待ちですか?わざとお上品な声で話しかける私。彼はチラッとこちらを見た後、素早く私の手を取り建物の中へ。チケットはあるんだ、行こう、とギリギリ聞き取れる声で話す。小さな劇場内、人は数えるほどしかいない。これ見たかったんだ、また小さな声。昭和の大女優の映画。完全に彼の好み。それでもいい。だって彼の選んだ物に間違いは無いんだから。ブザーがなり暗転に。完全に暗くならないとサングラスを外さない用心深い彼。 映画は美しい港町でケンカをしながらも惹かれあい、愛しあい、時代ために別れなければならない。悲しくも美しい映画だった。私はボロボロ泣いてしまった。ふと横を見ると彼も涙を拭ってる。また彼の琴線に触れて、いい作品が生まれるんだろうな。

シアター内が明るくなると、彼は既に重装備。黙って立つので慌てて、それに習う私。劇場を出て、少し間を空けて歩く私達。彼に迷惑をかけたくない。並んで歩きたいという思い。後姿もかっこいい、相変わらず猫背だな、と観察するのが楽しみなのも本当の気持ち。離れていても幸せを感じてしまう。彼は不思議な人なのだ。 角を左に曲がると先の方で彼が振り返っていた。レトロな喫茶店に入った。私も後を追う。彼の選んだ席に座り、やっと正面から彼の顔を見る。疲れている雰囲気。だけど先程の映画が良かったらしく、目は少年のようにキラキラしている。 ここはね、ホットケーキが美味しいらしいよ。懐かしいやつだって。一つのデザートを半分こしながら、温かい紅茶を飲む。特に会話もないけど、とても贅沢な時間。彼は年末にかけて、いつも以上に忙しく、やっと今日午後休みが取れた。それを私にくれたんだもの。気持ちが嬉しい。本当に。

お腹も少し落ち着いて、さて、じゃあ出よう。どこ行くかな。あ、行きたい場所が近くなんだけどいい? この質問に嫌と答える女子を私は知らない。頷き、またくっついて行く。楽しい。 ついた先は昔の俳優さん達メインのブロマイド屋さん。彼は派手な見た目とは違い、昭和が好きだ。今日のデートは最たるもなだった。欲しかったものを手に入れ、嬉しそうな彼。ちょっとちょっと、一応彼女いますからね!少しむくれたのが彼に伝わったのか、彼が手をつなぐ。

御飯でも行くかね?少しニヤッと笑った彼。そう。彼は笑顔がとっても可愛い!サングラスをはずして、私のためだけに笑って欲しいけど、恥ずかしくて、それで丁度いいくらいだ。

間接照明がオシャレなレストランバー…に行くわけでもなく、安定のラーメン屋。またか、私だって可愛い格好してきたんだけどなぁ、と思いつつ。彼の笑顔には勝てない。二人で美味しくいただいてしまう。

彼と少し歩いた先には、あるビルが。え?廃墟?と思うほど、ボロボロなビル。彼はどんどん行ってしまう。階段を登り、ドアを開けたそこには…都心の夜景が広がっていた。前ね、撮影で来て、良かったから、今日お願いして開けてもらったんだ、と彼。我慢できず、涙が出てしまう私。サングラスはもうしてない。猫みたいな人なつっこい笑顔で言った。

ハッピーバースデー!

時間をかけたメイクも台無しになるくらい泣いてしまう。彼は優しく抱き締めて、なかなか一緒にいられなくて、ごめん。一緒に歩くこともできなくて、ごめん。大好きだよ、とあの優しい声で話してくれる。プレゼントに彼の指輪と同じデザインのイヤリングをもらった。お前の耳は俺の物だからね。恥ずかしそうな彼。これなら、なかなかバレないっしょ?

彼が私を抱きしめると彼の指輪と私のイヤリングが並ぶ、今という時間は彼がくれた優しいプレゼント。大事にしよう。そう誓った12月の夜。冷たい風も私達には届かなかった。
相変わらずのデブをピークしている。このブログは誰にアピールするわけでなく、自分の納得…覚え書きっちゅうの?…なのですが、今日は妄想を書きます。

秋に某アーティストのライブに行き、すっぽりハマりました。人生の半分以上を費やした仕事?趣味?を、やめ、久々に全身全霊を込めて、熱中してるわけです。とても幸せ。

で、早い話。妄想ダイエットってのが流行ってると。妄想彼氏とデートするだけでいいらしい。お手の物です。とりあえずKとします。妄想彼氏。

今日はKの久々のオフ。四角い枠の中でないKに会える楽しみの日。オープンカフェで待ち合わせ。相変わらず遅刻の私。ハアハア言いながら、待ち合わせの店に着くと。ああ、ホットコーヒーを飲むKのカッコよさよ。思わず見惚れてしまう。キレイなお姉さんが何事か声をかけている。首を振るK。彼女が去った後、私と目があう。遅れてごめんね、もぅ待ったぞ~?頭クシャッされる。寒いね。大丈夫?とか話しながら、車に乗り込む二人。大きな車だね~、こんくらいあるとゆったり乗れていいっしょ? 車は走り出す。海辺を走り、山の中腹にある旅館へ。離れへ通される。荷物を置き、ふぅっとため息。何も言わずとも目があう私達。顔が近づく…恥ずかしくて、立ち上がる私。露天風呂ついてるよ?入ったら?沢山運転して疲れたでしょ?早口で言う。Kは、ん~そうやね、と小さな声。私は荷物を片付けたり、旅館のパンフを見たり、余計な事をしてみる。外からKの声。おいでよ、気持ちいいよ? いいの? おいでよ~ そろりと行く私。入れ違いで部屋に入るK。怒っちゃったかな?反省。だって、ねえ。 お部屋に戻るとご飯を部屋に持ってきてくれた中居さんが。美味しいご飯を食べる…けど、なんだかつまらなそう。大好きなお酒だよ?と声をかける私。 Kは、ふぅっとため息。つまんない?せっかく久しぶりのデートだから、奮発したんだぞぉ?と。 嬉しいよ。ありがとう、とぼそぼそ。 食べ終わり散歩に誘われた。少し歩き、広場の様な場所に。広い敷地だね、と私が言うとKが手を握ってきた。びっくりして顔を見ると、彼は空を見上げていた。キレイだよ。え?あ、星! 二人で顔を見合わせ笑う私達。手冷たいな。風呂入りな。いや、一緒に入ろ、と彼。黙って頷く私。 彼の大きくてキレイな背中を見て、思わず声をあげる私。え?え?どした?と、驚く彼。顔を真っ赤にして、だって…かっこよくて、と答えるので精一杯な私。はいはい、と言いながら優しく抱き締めてくれる彼。外は寒いけど、幸せな夜の始まり。

あああああ!楽しい!熱海とか、伊豆とかのゴージャス宿が舞台ですよ。一生ないだろな、こんな素敵なひと時。