来た来た、ついに来た、介護の現実① | a2kichi あつきちのブログ

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韓国ドラマあれこれ・・・・。




親が高齢化すると、年老いた子供が介護する



さすがに他人事とは思ってはいなかったものの
我が家の現実は想像以上に異常な状況だった




旦那の父は昭和8年生まれ、現在87歳
膝を痛めてから何年も、思い出したように「歩けなくなった」とワーワー騒いでは勝手が良いと車で出かけて行く人だった


そんな人がついに免許の返上をすると言い出した
良かった良かった、いつか事故を起こすと心配していたので手放しに喜んだ…のも束の間




毎日が電話地獄!( ̄◇ ̄;)





返納しに警察に行くから仕事休んで連れて行ってくれ
写真を撮らないといけないから写真屋に連れて行ってくれ



もう、毎日、同じ内容の電話が一日に数回
昼夜関係ない電話攻撃に居留守を使う
留守番電話にも「出てくれんと困るが!」と怒鳴る
こちらから具体的な日にちを決めないからか「連れて行け」の繰り返し…





その内、会社に電話
「病院行くから、明日は遅刻して出勤してくれ」と言って来た
で、連れて行ったら
姑だけ病院に入って行くではないの?!
え?本人は??
「薬だけ貰えた」と喜び勇んで戻って来た姑
結局、本人は車からも降りないまま…



ま、これはグッと我慢した
病院予約しても、その日体調良けりゃ不自由な身体引きずって行くのは避けたい…ま、解る
「(診察要らないなら)おばあちゃんが(原チャリで)一人で来ても良かったね」
イヤミを言って終わりかと思ったら
「やっぱり診て貰わにゃいけん!」
と翌日、旦那を無理矢理休ませて連れて行かせた



これ、何??
タクシーで行ったらお金がかかるからと私達を使うまでは理解しよう
休ませておいてキャンセルとか、急に行くから休めとか、人の生活は見えていない?



しかし、もっと大変な思いをしてるのは姑だった
どう見ても、有事の際は家族を捨て置いても走って逃げそうなのに、何かにつけて介助が要ると言って呼び付ける舅
外で畑仕事をしていると「いい加減にしてくれ!ワシと畑とどっちが大事なら!」と大声で叫ぶ
私達は、姑が率先して一から十まで面倒を見るからわがままを言ってるんだと思っていたし、実際主治医の先生も「性格ですね」と仰ったそうな
本人としては、以前より身体が段々と不自由になって来た事を不安に思い、過剰に心配して人を呼び付けるようだ
何か起きた際に、放置されると困るから常に自分の側に誰か居ないと不安になるらしい
それが誰かを拘束しているとか、迷惑かけているとかは本人も感じている様子だ
会社に突然、舅から電話が来た
また病院に行くから会社を遅刻しろとか休めとかの電話かと思ったら…




ばーさんがワシと一緒に死ぬと言うとるから、止めてくれ!



歯が痛いのにコロナ禍で歯医者に行けないと言う話から始まった
何故に歯医者に行けないのかと尋ねたら「ワシがコロナに感染しとるから」と言う
毎日何回も体温を測って体温計の電池が切れる程にマメな舅の「コロナ恐怖症」は知っていたので先ずは「熱があるのか」と聞き返す
そしたら、以下の内容を延々と訴え始めた



熱は無いが、息子が(数日)大阪から帰って来たから自分はコロナに感染している
歯医者に行くのに、息子が大阪から帰って来たことを申告しないといけないんじゃないか
だが、大阪から帰って来たことがバレたら自分は捕まるんじゃないか…云々



要するに、このコロナ禍の中で毎週末、大阪から兄貴が帰って来るのが不安でたまらないらしいのだが…



それ、私の職場にまで電話してくることか??



延々と訴えられて30分
いい加減にしてくれーーW(`0`)Wと叫びたいのをグッと我慢して説得
職場の中だけに、長電話を気にしながら
で、閃いた
「おばあさんに(電話を)代わって下さい」
言うが早いか、直ぐに一方的に電話は切られた


後から姑に聞いたら…
あちこち、良く解らない内容で電話を掛け回るから姑が電話をさせないように気を付けているらしいのだが、ちょっと目を離した隙に電話をしたらしい



さて、これは6月の話
まだ序の口だった…


Instagramよりお借りしてます
問題あれば削除しますm(_ _)m

我が家の場合の症状の進行を備忘録してます
同じ症状を抱えていらっしゃる方々にご参考になれば嬉しいです
認知症は広く認識されているアルツハイマーだけではなく、記憶障害が現れないような認知症もあり、少しでも「おかしい」と感じる事があれば、積極的に認知症外来にご相談された方が良いと結論に至りましたので合わせてお伝えします