今日もあなたとデート
ランチで訪れたお店で通されたのはL字の席だった
2人で顔を見合わせて同時に「距離が縮まる席だね!」と言った
わたしはカウンターとか、L字の席が好き
食べている所や話す時に、あなたに真正面から見られるのが今でも恥ずかしい
目立たない席や半個室の時は
ダメ元で「隣りに座って」って言っても
あなたはあまりお願いを聞いてくれない![]()
だから今日は堂々といつもよりあなたの近くにいられた
パスタとスープとサラダを頼んでシェアしながら食べる
今日もあなたはわたしが絶対選ばないパスタを選ぶ
食べてみてって言われて食べたらとてもおいしかった![]()
わたしはあなたが迷っていたもう一つのパスタを頼んだ
「こっちもやっぱりおいしいね!」って
あなたの笑顔がとろける![]()
昨日も今日もわたしの隣にあなたがいる
大好きな人とご飯を食べられて幸せ
エビ好きのわたしの為に、サラダのエビはわたしにくれたあなた
そんなあなたが
「しーちゃん、、ごめんね、、」
と申し訳なさそうに言ってきた
「ん?どうしたの?」
「スープ美味しくて全部食べちゃった
しーちゃんに食べる?って聞かなくてごめんね」
「なにそれ!かわいい![]()
いいんだよ!あなたに食べてほしかったから」と笑った
彼でもそんなことあるんだな
それで良いんだ
デザートもしっかり食べてお茶をしながら、
あなたの仕事の話や他愛のない話をする
今日も心地良いあなたの声を聞いて
あなたの笑顔を見て、一緒に笑う
だけど、、
ふとした時に出てくるあなたの日常や、わたしが触れられない世界が垣間見えると胸が痛む
あなたを近くに感じるほど
あなたに愛されてると感じるほど
痛みは強くなる
その痛みに気付かないように、何事もないように装ってるつもりだけど
わたしはすぐ顔に出るから、わたしの笑顔は少し引きつっているかもしれない
あなたは気付いてる?
あなたはわたしのことを
感情豊かで表情豊かだっていう
しーちゃんは顔に出るからすぐわかるよって言うけど、
わたしだってこれでも我慢してるのよ![]()
帰り際、別れを惜しみながら
「バイバイするのいつも寂しい![]()
一緒に住んだらこの寂しさなくなる?」
「うん、なくなると思うよ」
「同じ家に帰ってずっと一緒にいられたら嬉しい?」
「うん!嬉しいよ」
「ちゃんと仕事が終わったらすぐに帰ってきてくれる?」
「もちろん帰ってくるよ!」
「でもたまには1人になりたいでしょ?」
「その時はちゃんと言うよ」
「ホントかなぁ?」
「じゃあお互い位置情報を共有して、どこにいるかわかるようにする?」
「あなたはそういうの嫌でしょ?」
「しーちゃんが望むならいいよ!」
「そこまでしなくていいかな?」
「お互いがいつもちゃんと自分の気持ちを伝え合えばいいよね」
と、あなたはわたしを抱きしめる
「うーん、それはあなた次第だな」
「そうだね、しーちゃんはいつも言ってくるもんね」
だそうです
これでも我慢してるんだけどな![]()
あなたの前ではわたしはすぐ顔に出て、
なんでも言っちゃう人らしい
現実と我慢という壁にあと何回わたしはぶつかるんだろう
あとどれだけ、、