昨日6月29(土)私と 西澤真佐栄さんは、早朝 台湾の大地震被害地 「花蓮」に向かいました。


台北から 新幹線に乗り2時間超で 「花蓮」に着きますと、花蓮縣政府の方のお迎えがありました。

縣庁にてXu  Zhenwei  縣長 にお会いし、Amitie  Sans Frontieres(アミチエ・ソン・フロンティエール)より地震復興支援・被災者義援金として 一千万円のご寄付をいたしました。










Xu 縣長からは お礼状が送られ、他に 私から「久月」の美しい日本人形と3WAY ファンカラビナ付きを縣庁の職員の方々に10個と、日本の和菓子、お抹茶を差し上げたところ、大変喜ばれました。










Xu 縣長からは 沢山のお土産をいただき、台湾のお茶から出来た香水、台湾にしかいない 赤黒のヒゴロモ鳥のオスとメスのぬいぐるみと、台湾の形をした“石宇宙”のアロマをいただきました。でも何よりも嬉しく貴重だったのはXu 縣長のお話しと地震当時のビデオテープでした。








私達日本人は台湾から 多くの事を学ばなければならないと思いました。




3月に能登半島を激励慰問した時、被災者の方々が 暖房も冷房もない 小中学校の体育館などにダンボール箱に区切れたプライバシーもない生活を何ヶ月も強いられ、精神的に 参っておられました。瓦礫も そのまま放って置かれた状態で 仮設トイレで、水道も電気も来てない所もありました。


「花蓮」の場合、地震後 即、政府・民間が一体となって動き、瓦礫はすぐに取り除かれ、傾いた危険な状態の7階建のビルは 上から少しづつ壊され 中にいた生存者は救われていました。




完全にプライバシーが守られる天上と入り口のある何百とあるテント、リサイクルのプラスティックで組み立てによっては、ベッド、テーブル、物入れなどにもなる 大変便利な物が、直ちに民間企業から提供されていました。

この様にして、政府と民間が一丸となって 第一日目、二日目、三日目と、凄まじい速さで次々と問題を解決し、修復していき 震災31日目には倒壊したビルの跡地は 綺麗に整地になっていました。

花蓮庁の皆様には 心からの敬服をおおくりしました。