皆様 ごきげんよう

 

昨年、私についてなされた週刊文春の

 

報道に関し、この度、週刊文春の関係者や、

 

一般社団法人AMITIE SANS FRONTIERS

 

(以下、「AMITIE」といいます。)の

 

関係者(代表理事、理事2名及び監事1名)を、

 

名誉毀損及び信用棄損の罪で刑事告訴

 

しましたので、ご報告いたします。

 

 

詳細な説明は差し控えさせていただきますが、

 

報道された内容は事実無根であるほか、

 

一部の事実を切り取り、私がAMITIEを

 

乗っ取ろうとしている、私物化しようと

 

している等、断定的な表現で私を貶めようと

 

するものであり、極めて悪質と申し上げ

 

ざるを得ません。もちろん、私がAMITIEを

 

乗っ取ろうとしたことも、私物化しようと

 

したことも、1700万円を持ち逃げしたことも、

 

一切ございません。逆に私は、AMITIEに

 

1100万円以上の金員を寄付しております。

 

 

私は、週刊文春の取材に対し、資料を付けて

 

丁寧に回答したにもかかわらず、残念ながら、

 

週刊文春は、私の回答を、作為的に

 

報じませんでした。

 

週刊文春から、私の事務所宛に取材依頼の

 

メールが届いたのが令和5年8月27日

 

(日曜日)午後5時01分で、取材依頼の

 

文書では、回答期限を、翌日の午後5時に

 

区切られていました。そこで、私は、他の

 

仕事を差し置いて対応に当たり、翌日、

 

資料を添えて丁寧に回答した文書を、

 

週刊文春の編集部にお持ちしたのですが、

 

週刊文春の記者は、AMITIE関係者から

 

聴取した話を踏まえて描いた、私を貶める

 

ストーリーに当てはまらなかったためか、

 

私の回答文書の内容を悉く無視して

 

記事を執筆し、雑誌を発行するとともに、

 

インターネットでも広く頒布したのです。

 

 

また、AMITIEの関係者に至っては、

 

どのような経緯で週刊文春の取材を

 

受けることとなったのでしょうか。

 

少なくとも、彼女らは、私が

 

どのような人物か分かった上で、

 

私とのトラブルについて、週刊文春の

 

取材を受ければ、確実に報道されることを

 

認識した上で取材を受けたことは

 

間違いなく、その中で私を誹謗中傷する

 

という悪質な行為に及びました。

 

こうした行為は、断じて許されるべきでは

 

ありません。

 

 

昨年の報道を受け、私は、インターネットを

 

中心に、様々な謂れのない誹謗中傷を


受け、私・娘・孫の心は深く傷つき、今でも

 

全く癒えておりません。また、報道を

 

契機として、私から離れて行かれた方も、

 

多数いらっしゃいます。

 

コマーシャルの放映や、テレビ番組への

 

出演も中断されました。私は、このまま

 

社会から抹殺されるのではないかとの

 

恐怖感も覚えました。さらに、私としては、

 

AMITIEの分裂に伴うトラブルについて、

 

彼女たちが影響力の大きいメディアを

 

利用し圧力をかけ、自分たちの言うとおりに

 

しないと社会的に大きな不利益を被ると、

 

脅迫されたものと認識しております。

 

そのような中、私は、事を荒立てず

 

鎮静化を待つのが良いのか、あるいは、

 

人がさらに離れて行くリスクも負いつつ

 

法的措置に及ぶのが良いのか、熟慮を

 

重ねておりました。

 

 

最近は、一部の週刊誌が強い権力を持ち、

 

一般の方が週刊誌に情報を提供し、

 

週刊誌が他方当事者である著名人の

 

言い分を公平に載せることなく著名人を

 

貶め、社会から抹殺している事象が、

 

多数見受けられます。そのような

 

報道姿勢は、表現の自由、報道の

 

自由に名を借りた言葉の暴力と

 

申し上げざるを得ません。昨今、

 

言葉の暴力が、人を死に至らしめた

 

という痛ましい事件も発生しております。

 

社会の公器たる報道機関が、むやみに

 

言葉の暴力を振りかざすことを持て囃す

 

かのような最近の風潮は、極めて危険であり、

 

直ちに改められなければなりません。

 

また、一般の方が、紛争解決のため、

 

正規の手続に拠ることなく、週刊誌を

 

使って著名人に追い込みをかけていると

 

すれば、それは、報道機関が持つ権力を

 

笠に、言葉の暴力を利用する共犯者

 

というべきであり、そうした姿勢が

 

正しいかどうかも、十分に検討され

 

なければなりません。そのような思い

 

から、今般、刑事告訴に踏み切る決断を

 

した次第です。

 

 

なお、この件については、今後の捜査に

 

支障を来さぬよう、取材は固くお断り

 

いたしますので、ご容赦いただければ

 

幸いです。

 

 

デヴィ スカルノ