皆さま ごきげんよう
Bunkamura オーチャードホールで
行われた 熊川哲也氏 が
演出・振付・監修された
グランド・バレエ「カルメン」を
観てまいりました。
去る4月3日、オランダ大使公邸での
チューリップ 観賞 パーティーで
K バレエ カンパニー の方々に
お会いしました。
近々「カルメン」を 上映すると 聞き、
オペラの 世界を バレエで どのように
表現するのか、大変 興味を持ちました。
ビゼーの 名作オペラ「カルメン」を
熊川氏が バレエの 作品として
アレンジし、発表されたのが 2014年。
熊川氏の 総合芸術に 敬服いたしました。
友人方を 4名 お連れしましたが、
こんな 立派な 舞台であるなら
沢山の 友人方を お誘いすればよかったと
残念に 思えてなりませんでした。
最高の バレエ芸術 だけでなく、
演技力も 伴った 迫力満点の
素晴らしい 舞台でした。
原作の オペラの 世界観を 活かした
構成のもと、多種多様な 人物たちが
織りなす 生々しい人間ドラマを
熊川氏の 卓越した演劇性と 音楽性とで
描き出し、バレエ芸術に 昇華されています。
カルメンを演じる 浅川紫織さんは
情熱のままに 生きる 魔性の女
カルメンを 正確無比の テクニックと
確かな演技力で 表現されていました。
ドン・ホセ 役は 4名 いらっしゃいますが、
私が 拝見したのは 髙橋裕哉さんです。
ご自身が感じたままを 素直に 伸び伸びと
表現されていたのが 印象的でした。
初演の 2014年から パワーアップし、
舞台の端々まで こだわった 見応え
たっぷりの舞台。とても 充実した
素敵な夜を 過ごすことが出来ました。
この「カルメン」は「白鳥の湖」の
ように 女性のバレエ・ダンサーが
主でした。男性ダンサーの方々が
大いに 跳躍した舞台であり、
男性ダンサーにとっては 最高の舞台に
なっていました。日本の誇り、
熊川氏に 拍手喝采です。舞台の構成、
カリオグラフ、音楽ともに〇〇と
パワフルでした。
「クレオパトラ」、「ロミオとジュリエット」、
「ドン・キホーテ」も是非拝見したい
という 思いに 駆られました。