皆さま ごきげんよう

 

 

世界に誇るべき 日本の道徳は

 

どこへいってしまったのでしょう。

 

警官や 教師による 性犯罪、

 

いじめの深刻化による 自殺者の増加など

 

嘆かわしい問題が 取り沙汰されている中で、

 

さらに 気持ちが塞ぐ事件が 目に留まりました。

 

【不適切発言投稿の判事】

 

2015年 東京での女子高生殺害事件に対し、

 

不適切な内容を SNSに投稿した 岡口基一判事。

 

本来判事とは 法廷で上から人を見下ろし裁くだけではなく、

 

その一人ひとりが 法律家としてふさわしい

 

多様で豊かな知識、経験と人間性を備えていることが

 

望ましいと 提言されております。

 

そのような立場にありながら 

 

反省を口にしつつも  失礼な投稿を繰り返し 

 

事件で深い傷を負っている ご遺族を

 

さらに傷つけるような態度は

 

言い逃れのできない行為であり、 言語道断です。

 

 

【医師の矜持とは】

 

東京女子医大病院での 鎮静剤過剰投与による

 

2歳男児死亡について 先日医師5人の過失が

 

東京地裁で 認定されました。

 

(そもそも小児への投与は禁忌とされており、

それを成人容量の2.7倍投与されていたとみられます)

 

医師とは何者か。

 

医師法の第1条には このようにあります。

 

「医師は、医療及び保健指導を 掌(つかさど)ることによって

 

公衆衛生の向上 及び 増進に寄与し、

 

もって 国民の健康な生活を 確保するものとする」

 

いま一度 胸に刻んでいただきたい。

 

 

【経産省キャリアの給付金詐取】

 

給付金の仕組みを熟知した、 

 

若手官僚二人(桜井真容疑者・新井雄太郎容疑者)による


給付金詐取疑惑。

 

(いまのところ 持続化給付金約550万円、

家賃支援給付金200万円の疑い)

 

これは 新型コロナにより 生活が一変し

 

それでも耐え続ける 国民全体への

 

裏切り行為ではないでしょうか。

 

襟を正しなさい。

 

 

【飲酒運転による千葉児童死傷】

 

飲酒運転による 千葉県での児童5人死傷事件。

 

繰り返される この痛ましい報に

 

 わたくしは 言葉を失いました。

 

あおり運転の厳罰化などを盛り込んだ 改正道交法が

 

昨年6月に施行されて以降の この1年間だけで、

 

あおり運転の摘発が95件に上ることが発表されました。

 

他にも すぐに思い出せるものだけでも 

 

これらの悲劇があります。

 

1999年 東名高速で起きた飲酒追突による2児死亡事故。

 

2006年 福岡市で起きた飲酒追突による3児死亡事故。

 

2012年 京都亀岡での無免許運転による

 

妊婦さんを含む死傷者10名の事故。

 

何度 このようなニュースを聞けば よいのでしょうか。

 

いまだに 飲酒運転をする輩がいることに 

 

ただただ 怒りが湧いております。

 

容疑者が 自分を律してさえいれば

 

起こることのない事故、失われなかった命なのです。

 

 

【池袋暴走事故】

 

2019年に計11人が死傷した 池袋での暴走事故。

(内 母子二人の尊い命を奪いました)

 

先日の公判では メーカーや警察が

 

車両に異常や技術的な問題は 認められなかったと 

 

発表したにも関わらず、被告はいまだに 

 

自らの過失を否定しているばかりか 遺族に謝罪もせず、

 

「年寄りでも 安全に運転できる車を 作るべきだ」などと 

 

暴言を吐き、その上、事故からの2年の過ごし方を

 

問われた際に 自戒や謝罪のの言葉ではなく、 

 

自身のリハビリの労苦を 口にしたのです。

 

「上級国民」とは 俗語です。

 

そのような者は 存在しないのです。

 

 

【動物との共存】

 

市街地への クマの出没による被害が増加し、

 

そして 人を襲ったクマが 駆除されております。

 

わたくしは その度に 生息の場を人間に脅かされ、

 

飢えて苦しむ クマたちに同情もし、

 

もっと違った方法がないものかと 考えさせられます。

 

アメリカのように 麻酔銃を使い 眠らせ

 

目が覚めたら餌と共に 森へ帰してあげる方法が

 

一番良いに決まっています。

 

ですが 突然街に現れたクマに

 

麻酔銃を使用することの難しさや

 

いわれのない批判を受けることのある

 

猟友会の皆さまのご苦労につきましても

 

思いを巡らせております。

 

ですから 秋田県が試みていらっしゃるような

 

「脱捕獲」のための 緩衝帯の整備など、

 

駆除だけはない、よりよい方法を考えていくことを

 

私たちは やめてはいけないのです。

 

その第一歩として 人や里山にクマを引き寄せないために

 

野山に生ゴミを捨てない。

 

この小さな一歩から 皆さま始めましょう。