皆さま ごきげんよう

 

 

またもや、 痛ましい 悲惨なニュースが

 

飛び込んできました。

 

兵庫県宝塚市の民家で、 47歳母親と

 

75歳祖母が ボーガンで撃たれ死亡し、

 

49歳伯母と 22歳弟が 負傷しました。

 

病院に運ばれた弟は 夜、 死亡が確認。

 

犯人は この家に住む 大学4年生、

 

野津英滉容疑者(23)で、 被害者は

 

全員、 容疑者の親族でした。 現場では

 

少なくとも 5本の矢が 確認されました。

 

閑静な住宅街で 突然起こった この事件。

 

家族間で どんな トラブルがあったのか

 

いきさつは わかりませんが、 このような

 

残酷な行為、 信じられません。

 

事件で 使われたとみられるのは、

 

『ボーガン』や『クロスボウ』と呼ばれる

 

引き金を引いて 発射する 洋式の弓。

「日本ボウガン射撃協会」によると、

 

現在、 国内では 製造されていませんが、

 

アメリカや イギリスなど、 海外で 製造

 

されたものが、 国内でも 市販されて

 

いるということです。 流通している

 

ものの ほとんどは レジャー用ですが、

 

殺傷能力が高いものもあり、 協会は、

 

「ボーガンの所有者は、 事故や 危害の

 

防止に努める 責任がある」と 呼びかけて

 

います。 野津容疑者には、 この自覚が

 

なかったのでしょうか。

 

 

ボーガンを使った事件は 過去にも起こっています。
・2019年5月、 北海道日高町で、 50代の父親を

 ボーガンの矢を放って 殺害しようとしたとして、

 当時29歳の男を 殺人未遂の疑いで逮捕。
・2015年、 愛知県武豊町で 新聞配達をしていた30代の

 男性が、 ボーガンで撃たれた上、 刃物で切られ、

 当時28歳の男を 殺人未遂の疑いで逮捕。
・1999年、 埼玉県川越市の 当時の法務省官房長の

 自宅に ボーガンの矢を 撃ち込んだとして、

 当時35歳の男が 器物損壊などの疑いで逮捕。

 

 

『ボーガン』など、 一体 何のために

 

要るのでしょう?

 

兵庫県警によると、 現在の法律では

 

『ボーガン』は 銃刀法の規制の対象には

 

なっていないと言います。 茨城県など

 

では 条例で 「人の生命や身体に危害を

 

及ぼす恐れが著しい」として 18歳未満

 

への 販売や所持を 規制していますが、

 

兵庫県では こうした規制は 定められて

 

いませんでした。 過去にも 起こって

 

いる事件にも関わらず、 何故、 法規制

 

されてこなかったのでしょうか。 しかも

 

地域によって 規制の差があるなんて…

 

信じられません。

 

人を殺しえる 非常に危険な凶器です。

 

銃やナイフと 変わりない 凶器です。

 

近年では、 日本でも 愛好家が増えて

 

いますが、 所持・購入・使用について

 

明確な規制がない以上、 使用方法を

 

誤ると、 今回のような 重大な事故に

 

つながるのです。 二度と このような

 

悲惨な事件が 起こらないよう、

 

法規制を 早急に 行うべき!!