皆さま ごきげんよう

 

 

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って

 

学校は 臨時休校となり、教育現場は大混乱。

 

学生たちも 試練の時を迎えています。

 

そんな折に浮上した 「9月入学・新学期」への

 

制度移行問題。 私は 「9月入学」に大賛成! 

 

海外(アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、

 

インドネシア、イタリア、イギリス、中国、

 

ロシア、サウジアラビア、トルコ、メキシコ他

 

=G20各国の9月入学国)では 9月スタートが

 

主流なため、海外留学を希望する学生に

 

とっても 時期のずれが問題となっていました。 

 

国際標準に合わせる いいチャンスなのでは?

 

これで 留学も留学生の受入れも容易となり、

 

国際化へ対応可能となる。 9月であれば、

 

子供達の 遅れた学習も取り戻せ、教育格差は

 

解消されるはず。 コロナの終息が不透明な

 

現況では、これからも 学校の始業の遅れは

 

避けられず、日本全体で 学力差が出てくることは

 

避けられません。 この時期だからこそ、

 

安倍首相の号令で 9月入学スタートさせるのが

 

英断なのではないでしょうか。 政治家としての

 

強い政治判断、 覚悟が必要です。 

 

「9月入学・新学期」の主なメリットとデメリット

【メリット】

・休校措置が長期化した場合に生じる

 教育格差を是正できる

・秋入学が主流の海外と合わせることで、留学が

 しやすく、優秀な留学生も受入れやすくなる

・小中高は 学校教育法施行規則の改正により

 移行でき、法改正の手続きは難しくない

 

【デメリット】

・就職時期や国家試験の日程などの見直しが

 必要になる

・4月から始まる国や地方自治体の会計年度と

 ズレが生じる

・大学の「9月入学」以外は近年議論されて

 いないため、国民的な理解が得られるか不透明

(産経新聞より)

 

制度移行は 簡単に出来るものではなく、

 

会計年度や就職、国家試験の日程との

 

兼ね合いなど課題は山積みではあるけれど

 

一刻の猶予も許されない事態、未曽有の

 

国難に立ち向かう 国民のために政府の

 

誠実な対応を望みたい。

 

小池百合子都知事をはじめ、国際的 かつ

 

進歩派の 吉村洋文大阪府知事方は賛成の

 

意向ながら、大村秀章愛知県知事方は

 

反対を唱えています。 いずれにしても

 

混乱は避けられず、社会への影響は大きい。 

 

どんな問題にも ハードルはつきもの、

 

迅速に対応していただき、あとは

 

慣れて常習化していくと思われます。 

 

 

私が 50年前から言い続けてきた 2つのこと、

 

それは、「9月入学にすること」と

 

「電柱を地中に埋めること」でした。

 

日本で美しいのは 皇居・丸の内近辺だけで、

 

あとは どこもかしこも醜い電柱だらけ。

 

なぜ バブル時代に電柱の地中化を

 

しなかったのか不思議でなりません。

 

「9月入学」問題は 今このチャンスを逃したら、

 

きっと 永遠に変えられないでしょう。 

 

このシステムを変えるのは まさに革命!

 

千載一遇のチャンス! 

 

それほど 絶好のタイミングだと思います。 

 

私は この「9月始業・入学」問題は 恐ろしい

 

コロナウィルスが 日本にもたらした、唯一の

 

ポジティブな結果なのではないかと思うのです。