貴彦さんの除名は解けたものの、貴彦氏を本来の

 

正統な 花柳流家元継承者と仰ぐ 一緒に処分を

 

受けた高弟の除名は継続され、貴彦さんは

 

「花柳流の内部で是正してほしい」ということを

 

訴えてきましたが、応じてもらえなかったのです。

 

そのため、花柳流を離れ、一人で「寿柳流」を

 

立ち上げることになったのです。

 

寿柳流は公明正大で、日本の伝統文化を重んじ

 

ながら世界に向けて 社会に開かれた流派にしたい」

 

と 創流当時、貴彦さんは語っています。

 

そもそも 家元とは血統を重んじています。 華道、

 

茶道界はもとより 能、狂言、歌舞伎界においても

 

同様です。 寛(花柳芳次郎)氏は 花柳流家元の

 

血縁 ではなく、3代目の花柳寿輔 (本名若葉)の

 

指名を受けていたわけでもないのに、 若葉家元が

 

亡くなった時 (2007年)〝勝手に〟自薦し ご自分が

 

強引に 4代目を継ぎ、何と 5代目家元に ご自分の

 

孫の 創右氏 (26)を〝勝手〟に〟指名したのです。 

 

ご自分の子は誰一人 日本舞踊は習っていない為、

 

孫の創右氏に継がせたのです。 孫の創右氏が

 

花柳流を継いだ場合、これ以降は本来の花柳流

 

家元は、 完全に 宗家の血縁継承断絶、新しい

 

血縁継承が始まることになりました。 明らかに

 

花柳流宗家の“乗っ取り”が画策されたのです。

 

何故 このような事が 行われたのか?

 

 

~その③につづく。。。

 

 

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