皆さま ごきげんよう


梅雨は 明けでもいないのに、 すでに 真夏のよう。

先日、 友人が お誘いくださって なんと

北海道・函館に 行って まいりました

熱風が吹く 東京を離れて 数時間、 これほど 気温が

違うのか と思われるほど、 函館は

涼しく 過ごしやすいとても 素敵なところでした。

思えば函館は 江戸時代より 北海道の玄関でした。

イギリスの、 ロシアの、 アメリカの 美しい旧領事館が

当時の面影を語っています。

町の丘や 目抜き通りに立ち並ぶ 和風の洋館のような

建物が エキゾチックな雰囲気を かもし出しています。

この建物は 「上下和洋折衷住宅」 という

函館独特な 建築様式だそうです。

下が和風、二階が洋風に設計された 木造二階建て

住宅が  「上下和洋折(擬洋風)」様式です。

江戸時代末期、日本を代表する 貿易港として

いち早く世界に 門戸を開いた 函館は、

どこか 横浜、神戸にも 似た雰囲気がします。

アメリカ、ロシア、イギリスなどの領事館が 次々と

開設されて、 にわかに外国人が 住み始めますが、

函館は 横浜や長崎より 土地が狭かったため、

外国人居留地はなく 雑居状態だったとか。 

当時の大工さん達は 洋風建築の知識も経験も

ないまま、 外国人の指導のものに 洋風建築に

取り組んで、苦労を重ねて 習得したそうです。 

外観は限りなく 西洋風でありながら、 建築構造的には

すべて和風というのが 特色です。

グリーン、白、ピンク、イエローなど 様々なペンキに

塗られた 建物の色が とてもきれいで、函館特有の

素敵な町並みした。

 

     

下の写真は 明治34年、 海運業で 財を成した豪商・
初代 太刀川善吉氏によって建てられた 洋風の商家。
国の 重要文化財に 指定されています。
後に 太刀川家は 「ソニー」を創った 〝七人の侍〟の 一人と
なります。 1階は TACHIKAWA CAFE (タチカワ カフェ)として
皆さまの 憩いのスペースと なっています。

  

古い住宅の中を 拝見しました。 とても手入れが 行き届いて
調度品も 大変 立派なものばかりで 驚きました。
階段の手すり、襖や 欄間の彫刻の細工の 素晴らしいこと!
  

  

   
  
六代目当主夫人 太刀川雅子さんと
 

太刀川夫人、 中本由香利さんと
 

手入れの行き届いた 広々とした 美しいお庭にて
 

旧イギリス領事官。 函館市の有形文化財となっています。
中のお部屋の数々、 展示物、 当時が忍ばれ 大変勉強になりました。
二階の窓から見ると 美しいバラ園が🌹
   

丘の上にそびえ立つ 美しい 旧函館区公会堂。
  

函館を一望できる 見晴らしの良い テラスでパチリ
 

この階段を上ると 見える白い建物は、 ハリストス正教会です。
〝ハリストス〟とは、 〝キリスト〟様のことです。 市民の皆さま
からは 〝ガンガン寺〟として親しまれているそうです。 
 
 
ロシア・ビザンチン様式の聖堂が美しい  函館のシンボル、
函館ハリストス正教会。 1861年にロシア主教ニコライが来日した
日本正教会発祥の地だそうです。
   

函館旅行に お誘い下さった 中本由香利さんと ( シャネルと 芦田淳で )
  

マイナス・イオン満載! の森林は 太刀川家の別荘地ですって!
今回は ホテルではなく、 太刀川家の別荘にお邪魔しました。
この夜は TACHIKAWA CAFE の人気者の 村井シェフが腕を
振るっての ご馳走を頂き、 シャンパンを 4本も開けてしまいました♡
   

つづく 。。。。。


東京から 函館までは、 飛行機で およそ一時間半足らず

到着した北海道は まさに 別天地。

うれしい驚きに 満ちていました

エピソード満載の函館旅行、 続きは また後日

皆さま、 どうぞ お楽しみに



株式会社 太刀川
北海道函館市弁天町15-15
TEL/FAX: 0138-22-0340