皆さま ごきげんよう


先日、 私がファンの  市川 右近さんの舞台、

六月大歌舞伎 〝義経千本桜〟が 歌舞伎座であり、

友人方と 観劇してまいりました。

 

今回の演目  時代物の大作 『義経千本桜』 は、

『菅原伝授手習鑑』、 『仮名手本忠臣蔵』 と同じく  

三大名作と言われる 屈指の名作の一つです。

三部に分かれた今回の作品は、 源平合戦の 後日譚として、

諸国を流浪する 源義経の 運命を軸に描かれ、 その演出、

演技は、 名だたる 盟友によって 練り上げられ、

初演より なんと 260年以上たった 今日まで 受け継がれて

人々の心を とらえ続けています。

この三部作では 「新中納言知盛、いがみの権太、狐忠信」の

三人の主人公にスポットを当て、 一話づつ完結の 舞台の

第一部を 楽しみました。
 
第一部、  “ 碇知盛 ” (いかり とももり) は、

市川 染五郎さんが演じる 知盛の 壮絶な最期を描いた
 
『渡海屋・大物浦』と  義経の 流浪中のエピソードを
 
所作事に仕立てた  『時鳥花有里』、 

第二部は、 松本 幸四郎さんが演じる “ いがみの権太 ” は、

 作品中の世話場で、 いがみの権太一家の悲劇が

描かれた 『木の実・小金吾討死』  『すし屋、』

第三部、  市川 猿之助さんが演じる  “ 狐忠信 ”は、 

親を慕う狐忠信の 情愛あふれる

『道行初音旅』  『川連法眼館』。


見るものに 感動を与える 魅力的な演目、

演者の皆様の 迫力ある 素晴らしい演技、

そして 歌舞伎といえば 美しい衣装など

存分に楽しめました。

そして この日は、 第一部で  市川 段四郎さんが演じた

「相模 五郎」役を 演じる 市川 右近さんのご長男 (6才) の

武田タケル君が 「安徳帝」役で 初お目見え。 

この役は 四代目(今の)  市川 猿之助さんが 昭和55年 (1980年)に

演じました。   団四郎さんと 猿之助さんは 父子、 奇しくも

右近さんと タケルちゃんも  父子です。 

タケルちゃんの名は、 右近さんの師である 市川 猿翁さんの代表作

「ヤマト タケル」が 名前の由来で、 お目めの ぱっちりした
 
キュートな お顔立ちのタケル君。 

舞台では 始めから 出っぱなしの上、 大事な長いセリフも ばっちり!

感動した観客の方は 涙していました。

お父様のように 立派な役者になること 間違いなしですね。 


新聞にも 〝市川右近長男初お目見え〟と題して 掲載されていました 
市川右近さんと タケル君(上) 
 

同じく 初お目見えをした 市川海老蔵さん&勧玄君、
尾上菊之助さん&和史君、 中村勘九郎さん&七緒八君、
哲之くん (左より)           (スポーツ報知より)
 


市川右近さんの楽屋にお邪魔しました♪
沢山の蘭の花に 囲まれた 右近さんと
 

右近さん、 タケル君を囲んで パチリ!
 

右近さんご一家と ご一緒に♪
美しい明子夫人、 タケル君、 右近さん
  






お土産をいただきました

可愛らしい タケル君のお写真入りの オリジナルのキャンディ

よ~く見ると、 絵柄が伝統の 歌舞伎模様です!

趣向を凝らした ギフトですね

これから タケル君の成長を 見守るのが  楽しみです。

〝銀座くのや〟製の お名入りの可愛い手ぬぐい
絵柄が なんと 歌舞伎模様、 ニコちゃんも!
 

 


ランチは 友人方と 歌舞伎座 4F 〝吉兆〟で、

会話は もっぱら 可愛らしく 「安徳帝」を 見事に演じた

タケルちゃんの ことばかり。
 
素晴らしい 舞台の余韻に浸りながら  ゆっくりと

美味しいお料理を 堪能いたしました



この六月大歌舞伎は 26日(日)まで 公演されています、

お見逃しなく。


歌舞伎座 
東京都中央区銀座4-12-15
03-3545-6800
チケットWeb松竹 http://www.kabuki-za.co.jp/ticket/