先だって、日本大学藝術学部のシンポジウムに
招かれ、江古田校舎に行ってまいりました。

 

「近現代アジア地域からみる文学と文化」。
私は 全国各地から講演会に呼ばれ、
色々な場面で 講演させていただいておりますので、
慣れてはおりますが、最初にこのタイトルを聞いた時には、
一体どんな話をしたらよいのかしら???と考えてしまいました。
マハバラタ物語や ラマヤナ物語の影響のことでも 話そうかしら......と。


初めに、芸術学部 図書館長の 教授 清水正氏が、
「林 芙美子でつなぐ 国際交流の未来」 の講演を されました。

 
 
 
清水教授は、2012年08月27日の教授のブログ
私の 「デヴィ スカルノ回想記」 を、大変絶賛 (恐縮です)
して下さいました。
http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%A5%C7%A5%F4%A5%A3%A1%A6%A5%B9%A5%AB%A5%EB%A5%CE%5D

「『デヴィ・スカルノ回想記』 (草思社)は 四日かけて熟読した。
わたしは この回想記を 一遍のすぐれた小説を読むように
想像力を刺激されながら 読んだ。 精神の 緊張なくしては
読みすすむことが できなかった。時には 涙を流すこともあった。
家族のこと、スカルノ大統領のこと、大統領をめぐる 女たちの
確執と愛憎劇、パリの社交界の 裏表… どこをとっても
すさまじい 人間劇が展開されている。(清水教授 ブログより抜粋)」

私は テレビや講演会では話しきれない 私の生きた
波乱の人生を、この本に綴っております。 
清水教授の 推薦分を読んで、
「私を 理解して下さる方が いてくださる・・・」と 胸が熱くなりました。

そして、私のスピーチは、
「私の生きた道 日本、アジア、そして世界へ」です。

 

会場の学生さん、日大の先生方、他大学、
他機関の研究者の方々が 熱心に耳を傾けて下さいました。
第一部は、他に芸術学部音楽学科 土之研治教授の
記念演奏 「日本の歌」がピアノ伴奏とともにございました。

教授の 皆様と。
 
 
 
第二部のシンポジウムは、
筑波大学 名誉教授 平岡敏夫氏の「私のアジア体験」、
ロシア・サハリン国立総合大学教授の、
エレナ・アレクサンドロヴナ・イコンニコワさんが、
「サハリン文学 融合する文化」、

インドネシア・ビラビジャヤ大学 専任講師の
フィトリアナ・プスピタ・デヴィさんが、
「『浮雲』と『ボルネオ ダイヤ』からみる東南アジアの
多文化主義」 というスピーチがあり、国際色豊かでした。

素晴らしいシンポジウムにお招きいただきまして、
有難うございました。
時間が無く 最後までいられなくて 大変 残念でした。

私のことを、テレビでは見るけど、よく知らないという
お若いかたも 多くいらっしゃると思います。
夏休みで お時間がありましたら、ぜひ「デヴィ スカルノ回想記」を
読んでいただき、ご感想を お寄せいただけたらと思います。

 

ご注文は下記まで お願いします。
サインを入れて お送りいたします!
ds@dewisukarno.co.jp (オフィス デヴィ スカルノ)