皆さま ごきげんよう

神奈川県川崎市の 多摩川河川敷で

中学1年生の 上村凌太君(13)が 殺害された事件が

ありました。

 


首には 多数の刺し傷、切り傷、

顔や腕にも 切られた傷があり、

衣服も身に着けていない状態で

発見されたのでした。

遺体発見現場には 切断された結束バンド、

現場から 数十メートルのところには

血のついた カッター・ナイフの刃が

折れた状態で 見つかったのです。

致命傷とみられる 首の傷口は 深く、

顔などについている傷口と 特徴が違うなどから

カッター・ナイフ以外にも  複数の別の刃物が

使用された 可能性が高いようです。 

上村君は 5歳から 小学6年の1学期まで

島根県の離島 西ノ島で過ごしていたのです。

お父さんは 漁師、 お母さんは 看護師とのこと。

しかし、 生活が苦しくなり、  お母さんの実家のある

川崎に 引っ越したのだそうです。

上村君を知る 西ノ島小学校長 金築康冶氏は

「昨夏、 遊びに来た時には 元気に過ごしている

様子を語り、 島では ムード・メーカー、

小学校では バスケットに打ち込み、

チームの司令塔で 高学年時には

島の 地区大会で優勝もした。

今も 現実と思えない。 悩みがあったかもしれないが

気づいてやれなかった」と 悔やんでいます。

今の学校でも 友達が多くて バスケ部に所属,

明るくて 優しく、 人なつこ子で みんなから 人気があった、

そんな 男の子だったと。

 


川崎の地に 引っ越して まだ1年と少し、

「息子が何故、 このような被害に遭ってしまったのか

わかりません。 今は 一刻も早く、 真相が

明らかになることを 願っています。」と

家族からのコメントが ありました。



防犯カメラには 現場に向かう複数の少年と

見られる若い男の姿が写り、 現場方向からは

向った人数より 1人少ない姿が 写っていたのです。

恐らく 最初に写り、 あとには写っていなかったのが

上村君と 思われています。

少年とおぼしき姿 と言うだけで、

防犯カメラの公開をしないのは

これだけの 凶悪犯人の逮捕を

遅らせることになるのです。

情報公開を 出来ないのは 残念です。

凶器を用意し、 結バンドまでも用意

わざわざ河川敷を選んで 上村君を

呼び出し、 リンチを行った 恐らく不良少年達。

遺体が発見されたのも 背の高い草が

被い茂っているところ。

残忍な 計画的犯行としか思えません。

首の後ろの致命傷となった傷などは

まるで 先日の イスラム国の 処刑を

彷彿させます。

それを真似した リンチ事件なら

なお更、 その犯人が 許せません!

何故、 こんな 悲惨な殺され方を

されなければ ならなかったのでしょうか?

現場から700メートル離れた公園のトイレでは

ボヤ騒ぎがあり、 衣服や靴が燃やされる事件がありました。

犯行時刻の すぐあとのことです。

上村君の 衣服や靴などではないかと 現在 警察が

調べているとのことです。

 


昨年8月頃から 部活動に出席しなくなり

つるむ人が 先輩に替わってから

学校にも来なくなり、 今年1月からは

全く登校してこなくなったというのです。

約1ヶ月前に会ったお友達は

目のあたりに〝アザ〟があったから

「どうしたの?」と聞くと 「ぶつけただけ」と言ったが、

うそっぽいと、 違うお友達は、 「先輩は 暴力的とか

うわさで ちょっと過激とか」というお話です。

先輩からの遊びに 行かなかったということがあり

それが トラブルの原因という話もありますが

上村君は その悪い仲間から 離れようと

していたのかもしれません。



今までも 少年法改正を唱えている私ですが

近年 残酷極まる 少年の犯罪が 増えています。

戦後 不幸な孤児達の為に 出来た少年法を

今もそのまま使っているというのは どう考えても

不適な部分が 出てきます。

少しは 改正されたところもありますが

時代の流れからは どんどん遠くなっているような

気がします。

アメリカでは 残虐な殺人は 子供であっても

大人の刑法で裁かれ、 その家族の映像も

TVや 雑誌、 新聞などに掲載されるのです。

それほど 人の命は 尊重されています。

犯罪をおかした 少年の中には

「未成年だから 刑も軽い」などと言って

わざと犯罪を犯す 人間も出てきているのが 現実です。

恐ろしい時代になってきたものです。



皆さま どう思われますか?