アメリカの傲慢と 倫理の無さ

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皆さま ごきげんよう

アメリカ・ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメントが

北朝鮮の 金正恩(キム・ジョンウン)第一書記を 題材にした 映画

「ザ・インタビュー」を 制作、 上映しようとしたことに対して、

 「平和の守護者」と言う名の グループからの サイバー攻撃を受け、

ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント(SPE)の

数千台のコンピューターが 使用不能となり、

情報が流出したり、 映画館への テロ予告も

あった件について、 アメリカのFB I は 〝北朝鮮の犯行〟と
 
断定したのです。

「平和の守護者」(ハッカー集団)から、

「2001年9月11日を 思い出せ!

世界は恐怖に 包まれるだろう。」

「この映画を 上映する映画館に 近づかないよう

勧める」との 声明文が届き、 上映を予定していた

映画館が 次々と公開中止を 宣言してきたので

劇場公開を 中止する以外に 選択肢はなかったと

ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメントの

マイケル・リントンCEOは 言い、  映画の上映は 中止になったのです。

新聞によると、 オバマ大統領は 記者会見で、 北朝鮮に

「相応の 対応をとる」と警告し、 報復措置に踏み切る意向を

表明したのです。

大統領はまた、 ソニー・ピクチャーが

映画の公開中止を 決めたことについて

「間違いを犯した」と指摘、 「米国を 独裁者が

でしゃばり検閲する社会にはできない。」と述べ、

北朝鮮の脅迫に屈し、 言論・表現の

自由が損なわれることは 望ましくないとの

との認識を示しました。

アメリカ政府 (ケリー国務長官)は  「言論の自由を 抑圧し、

創作表現を 窒息させようとする 恥知らずな試み」と

北朝鮮を テロ支援国家に 再指定することも

検討しているようです。



しかし、 私は アメリカの 「表現の自由」と「言論の自由」と

いうものに 首を傾げざるを得ません。

行き過ぎた「表現」や「言論」を「自由」という名のもとに

許し 認めてよいのでしょうか? 

アメリカ人には 「倫理観」や「礼節観」は無いのでしょうか?



北朝鮮の 金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が

どうであれ、 国家元首であることに 変わりはありません。

暗殺計画を描いた コメディー映画ということですが

いくら 〝言論・表現の自由〟と言えども  度が過ぎて

節度の無いものは 単なる〝言論・表現の自由〟では

済まされないと 思います。

この映画が 一定の国や 元首の名前を 定めず、

架空の国や 元首であったなら、 話は違いますが、

実在の国と 現存の 元首を指しているのです。



ジョン・F・ケネディ大統領の夫人であった

ジャクリーンが オナシス氏と 再婚後の 1971年、

パパラッチが隠し撮りした ギリシャの スコーピオ島での

ジャクリ-ン夫人のヌード写真を 1万8千ドルで

ハスラー誌の ラリー・フリントが買取り、

1975年8月号で 「10億ドルの茂み」というタイトルで

公表し、 2~3日後には 100万部売れたことが

ありましたが、 この時 アメリカ政府は

公表を 阻止しました。 この写真は、 アメリカの

どの新聞社も 雑誌社も 載せませんでした。

これは、 アメリカの 「良心」です。

逆に某国の 某社が オバマ大統領の 暗殺計画のふざけた

コメディー映画を 作製、 公開するようなことがあったら、

アメリカは 「冒涜」と取りざたし、 大攻撃し、

きっと 公開前に 阻止することでしょう。

また、 オバマ大統領の 裸の後ろ姿が出されたり、

おもしろ可笑しく アメリカを 茶化したシーンが

次々と出されたら、 大非難の攻撃を するでしょう。



話は違いますが、 私は 日本人の 自信と 誇りの無さを

嘆かわしく 思っています。

アメリカの キャロライン・ケネディ大使が、 皇居に上り

〝クリデンシャル(信任状)〟を 差し出すセレモニーで、

皇居に上る際、 宮内庁から 差し出された 馬車に乗った

彼女を見て、 私は驚きました。

彼女は 当たり前のように 普通のスーツ姿で

ショルダー・バッグを 肩に掛けていたことです。

かたや キャロライン大使を迎える 皇居での天皇陛下は

当然 正式に モーニング姿でおられました。

アメリカ大使館には、 プロトコール(儀典)のわかる人は

いなく、 彼女に アドバイスする人は  いないのでしょうか?

いくら ケネディー家の お嬢様と言えど、 このような

非礼が 許されていいのでしょうか?

その件に関して、 何も言わない 情けない日本の

批評家や コメンテーター達。



なぜ、 今回、 このような映画が 作られ、

公開されようと したのでしょう。

ジョージ・クルーニーは、 「金正恩に 映画の内容を

指図されてはならない。 表現の自由を 侵害する行為には

断固として 反対すべき。 ハリウッドが ソニーを 十分に

支援していない。 ネット配信を通じて 鑑賞できるように

すべきだ。 今後、 物議を醸す 映画の制作に

萎縮することに なりかねない。」として 批判したのです。

ショーン・ベンは、 「(映画の公開中止は)歴史的誤りだ。

上映を拒否した劇場側について、 イスラム国のような過激派に

招待状を出して 屈したようなもの」と 痛烈に 批判したのです。



アメリカは

・サイバー攻撃に使われたマルウエア(悪意あるプログラム)は

北朝鮮関係者が 以前に開発したものと 関連性がある。

・多くの IPアドレスが 北朝鮮のもの

・北朝鮮が昨年3月、韓国の銀行とメディアに

仕掛けた攻撃と類似性がある。

などとして、 北朝鮮政府が関与している

結論づける十分な 情報があるというのです。

アメリカ政府の 北朝鮮への 対抗措置として

・テロ支援国家への 再指定

・サイバー空間での 報復措置

・金融制裁

・サイバー攻撃に 関わった個人の 刑事訴追

・韓国への 軍事支援の強化

などを 検討しているそうです。



一方、 北朝鮮は その表明に対し、 「中傷だ」と 非難。

また、 アメリカの軍・情報当局は 現代においてもなお、

同時 多発テロ以降、 対テロ戦争における テロ容疑者への

拷問を行い、CIA の 「強化尋問」と呼ばれる尋問法が行われ、

その非人道的な拷問から 目を背けていると 非難。

北朝鮮が サイバー攻撃をしたとする証拠を 明らかにしなければならない

アメリカ側と 共同調査を 提案したのです。

批評家の中には アメリカは、 北朝鮮がしたとされる

高度なサイバー攻撃に 驚き、 それを

阻止できなかったことへの 怒りと 指摘する人も います。

今回の映画「ザ・インタビュー」は、 いくら

コメディー映画とはいえ、 金正恩(キム・ジョンウン)氏の

そっくりさんが登場し、 北朝鮮を 侮辱し、 笑いものにしている

映画内容、 ひどい!としか言いようがない映画です。

アメリカの良心、 品格は いったい

どこに 行ってしまったのでしょう?!

中国で 安倍首相の 顔が書かれた 布や 紙が

焼かれたり、 踏みつけられたりするのと

度合いが 違います。 このように国家と 元首を

ここまで 悪ふざけし、 侮辱することが

許されていいのでしょうか?

この映画の 製作者達が 非難されるべきであり、

そうした良心は、 アメリカにはないのでしょうか?

恐るべきは アメリカに 尊厳と 冒涜観がなく、

傲慢と 虚勢が まかり通るようでは、 世界に

平和など来るはずはありません。





皆さま どう思われますか?