皆さま ごきげんよう

先日 六本木ヒルズクラブで

NPO法人  「動物と 人の 愛と絆 促進協会」の活動の援助の為

チャリティー・オークション・パーティーが 開催されました。

このNPOは 世界的鉄板焼きチェーン「BENIHANA」で お馴染みの

〝ベニハナ・オブ・トウキョー〟のCEOである 青木恵子さんが

理事長となり、 名誉会長として 聖路加国際メディカルセンター理事長の

日野原重明先生が いらっしゃいます。

言語や 日常感覚を共有する 人間同士では

甘えや 気遣い、思い込み、といった要素が介入し

素直な自分になることが 難しいのです。

そこで 動物達の力を借りて 地球のすべての

生き物が 平和共存できる世界を 心に思い描き

昨年、 NPO 「動物と 人の 愛と絆 促進協会」を

立ち上げたのです。

子供を中心とした 次世代を担う 人々に対して

動物と 人との ふれあいを通じた 「愛と絆」の

共生関係の素晴らしさを 広く 世界に 浸透させることで、

生命の尊さ、動物と 人々との共生、環境を守る 大切さ、

さらには 私達が幸せに暮らせる 土台である社会の

平和を希求する 心を育成し、よりよき 社会の実現に

寄与することを 目的としています。

日野原先生は 昨年 「いのちのギフト」という絵本を

出版されました。

 

「世界に知れ渡った犬の話」や「保護犬やセラピー犬など

いのちの尊さを学ぶ話」、  創作童話など さまざまなお話が

載っています。

物語は 犬のお話ですが、 動物と人の 愛と絆が

紡ぎ出す時間は お互いが贈り合う 「いのちのギフト」と

言えると 先生はおっしゃっています。

今年 103歳の 日野原先生からの贈り物です。

そして 今回 小学生へ向けたドキュメンタリー映画、

〝セラピー・ドッグ「名犬チロリ」〟が制作され

日本全国の小学校を これからまわっていくそうです。

パーティーでは この映画の上映会もありました。

ジャズシンガーであり、 現在 国際セラピードッグ協会の

代表をなさっている 大木トオルさんの愛犬の「チロル」の

涙なしでは見られない 感動の物語でした。

 

大木トオルさんから セラピードッグのご紹介がありました。

 

岐阜県美濃市の〝殺処分〟を行わない 日本初の 

 動物愛護センターも 紹介されました。

全国で 〝殺処分ゼロ〟をめざし、 こういったセンターが

増えて行くことを願うばかりです。

 

私の挨拶に続き いよいよ サイレント・オークションの始まりです。

 

青木恵子さんと共に 出品物のご紹介です。

最初は ソフトバンク監督時代の王貞治氏のユニホームと

バッド、 もちろん サイン入りです。

 

Van Cleef & Arpels のスカーフ

 

南極で生き延びた 樺太犬の「タロ・ジロ」のブロンズ。

 
 
これは 私の友人の 山本千代子さんが 落札して下さいました。

ご子息の 真嗣さんと。

 

お食事券なども 出品されました。

 

日野原先生の 色紙と ネクタイ

「夢を」

 

「豊かな心を」

 

Ben E King の STAND BY ME の楽譜

これは 「芸能人・文化人の多才な美術展」の主催者の

松岡久美子さんが 落札。

 

オークションで落札された金額は 協会の

活動資金として 使われます。

今年103歳の 日野原先生は 立ってご挨拶されました。

「いのちの尊さ」を 常日頃から 語ってらっしゃる先生、

「動物を飼う、一緒に暮らすと言うことは いのちと

日々向き合うということ。  だからこそ、

覚悟が必要。 死がなんであるかを

子供に伝えるのも大人の役目。 一緒にいられる

時間を大切に いのちを慈しみながら過ごさなければ

なりません。」

 

大木トオルさんが 歌を披露

 

私と青木さんは 思わず 踊ってしまいました。

 

最後には 日野原先生も交えて ・・・ 

とても お元気そうに リズムを取ってらっしゃいました。

 
 
 
 

 人間は 犬や猫、動物達からどんな愛情を受けているかを

理解して、幸せに共生・共存しなければなりません。

日本中の人達が 愛をもって 〝殺処分ゼロ〟をめざし

いろいろな問題を 考えていかなければならないのでは?

ここに 再び ガンジーの言葉を ご紹介します。

 「国家の偉大さと 道徳的水準は、 その国の動物達が

どう 扱われているかによって 判断することが 出来る」と。