皆さま ごきげんよう

先日、〝NPO 日本パスツール協会〟主催の

チャリティー・ディナー・パーティーへ行ってまいりました。

会場は ミッドタウンの〝ザ・リッツ・カールトン東京〟



フランスの 近代細菌学の開祖である ルイ・パスツール博士は

1855年に 病気の原因は 微生物であることを

発見し、 病原体を弱毒化して 摂取するワクチンを 開発、

化学、 生物学、 医学の発展に 多岐にわたる 多大な貢献を

しました。 また、パスツールが 設立した パスツール研究所は

世界中で 一世紀以上に渡って 最先端の研究で

人類の健康に 貢献 しています。

 


パスツール研究所と 日本の絆は 太く長く、

1892年、ドイツから 帰国途上の 北里柴三郎が

ルイ・パスツールと パリで会見しています。

パスツール研究所設立に当たっては 横浜の商社から

1896年に寄付が 送られました。 日本人で初めて

パスツール研究所に迎えられたのは 矢部辰三郎提督で

1897年に 微生物学講座を 聴講しました。

パスツール研究所は パリの本部 60の 国籍を持つ

職員 2400人がおり、 世界 25ヶ国に 32ヶ所の

研究所があり、 世界最先端の 生物学・医学の

研究を行っているのです。

〝NPO 日本パスツール協会〟とは、 2002年に

パスツール友好協会が設立され、 2005年に

パスツール研究所の理念、 「研究の自由と 独立」を

確保するため NPOとして 認定された 公益財団法人です。



名誉総裁であられる 常陸宮正仁親王殿下、 華子妃殿下

ご臨席のもと、 パスツール研究所の 新所長

ブレショ博士の 初来日を歓迎して パーティーは

開催されました。

華子様は JUN ASHIDAの お洋服をお召しになり

車椅子でお越しになった殿下を 優しく支えていらっしゃいました。

殿下は 立たれて ご挨拶されましたが そのご様子は

とても お元気そうで した。

日本パスツール協会顧問である 北里一郎氏(北里柴三郎博士の孫)が

乾杯のご挨拶により 開宴、 Dinner、 ミニ・コンサートがあり

ブレショ所長の謝辞、 両殿下がご退場された後

トンボラ抽選と オークションが開かれました。

日本とフランスの協力のもと、 国境を越えた交流で

そして 産業界、学界における連携で 世界の 医学界の 技術、

研究の発展を願う チャリティー・パーティーは

 幕を下ろしたのでした。



カクテル・パーティーには 素晴らしい装いの 多くのご婦人方が

お見えになっておりました。

いつも楽しい 〝女子会〟メンバーの 4人組

左から 江澤三保子さん、 樋口百合子さん、

私、 中山弘子さん



中央のお着物姿の 樋口百合子さんは この

「日本パスツール協会」 に 多大なご支援を なさいました。

素敵な西陣のお着物を お召しになられてました。



カクテル・パーティーで お会いした 方々 

   

 

Dinner Table を 囲んで

 

ディナーのメニューです。  写真がないのが 残念ですが

〝ルイ・パスツール〟に 因んで 生まれ故郷の フランス東部

ジュラ地方の 郷土色を感じられる お料理でした。

・ 若鶏とモリーユ茸のフリカッセ ヴァン・ジョーヌの香り

・ フォアグラのテリーヌ 彩り野菜のコンフィ

 黒トリュフのヴィネグレット

 クレマン・デュ・ジュラ ロゼのジュレを添えて

・ フランス産鴨胸肉のエーギュイエット

 森のキノコのソテー 根セロリのピュレ 林檎のキャラメリゼ

 胡桃 ポロ葱とハーブの甘酸っぱいソース

・ ドゥー産コンテとブルー・ド・ジュ メスクランのサラダ

・ コンポートした無花果と タヒチバニラアイスクリーム

 無花果の香りのするジュと共に

・ コーヒーまたは 紅茶

・ シャンパン、 ワインも各種 最高のものでした。