皆さん ごきげんよう

大阪での お仕事の後に 日本料理 北新地の 「湯木」へ

友人と 伺いました。 日本一高名と言ってもいい 「吉兆」
 
創業者 湯木 貞一氏の お孫さんにあたる方 湯木 尚二さんの お店です。

創業者から受け継がれ 更に工夫されたお料理を いただいてきました。



キンキンに冷やされた シャンパンが 用意されておりました。


 
「中秋の名月」とあって、 すすきが飾られた

お月見のお膳で お食事が始まりました。

 
 
座付膳 胡麻豆腐 生雲丹 山葵    お椀  鱧葛たたき 三輪入麺 

              ビーツ 土佐醤油で             柚子     

          
  

造里  鯛 あおり烏賊 山葵     お凌ぎ  鮎塩焼き上身 白蒸し 

      戻り鰹 珍味このわた            骨せんべい添え

      
  
八寸 玉子かまぼこ 合鴨ロース 蒸し鮑     石焼 鹿児島黒毛和牛ロース 

春菊白和え 塩雲丹煮凍 栗揚 銀杏翡翠      アパラガス ペコロス 椎茸   

     
  
 
 私たちの前で 独自の すき焼きを作ってくださる  店主 湯木 尚二氏

大阪の すき焼きは、 鉄なべに牛肉を入れ、 牛肉に砂糖を直に少しかけ
 
牛肉の周りに 醤油をちらりと たらして 肉になじませ 頂きます。



強肴 鹿児島 黒毛和牛ロースのすき焼き  香の物 三種盛

     


北新地 「湯木」は、  湯木 貞一氏・・・日本の 和食界の頂点ともいわれる
 
「吉兆」の 創業者から 暖簾分けとして グループ経営されている中の

ひとつのお店です。 創業者 湯木 貞一氏は 神戸のお料理屋さん
 
「中現長」の 息子に生まれましたが、その店の 後を継ぐことなく 

自身で1930年 大阪に 「御鯛茶處 吉兆」を 開業しました。
 
湯木氏は 建具や調度品などを〝一期一会〟に倣い

雰囲気や 季節に応じ 「室礼(しつらい)」に至るまで、

茶道に造作が深く、 お料理の細部に 茶懐石の嗜好や

手法などを用いることなどで 高く評価され 湯木氏の 「吉兆」は

名店といわれるようになりました。 現在もその当時の 「吉兆」の趣は

湯木氏の 子供たち5人が 暖簾分けをして、

吉兆 グループという形で  継承しています。 

長男 湯木 敏夫氏が 「本吉兆」を、

長女の婿の 湯木昭二朗氏が 「東京吉兆」を、

次女の婿の 徳岡孝二氏が 「京都吉兆」を、

三女の婿の 湯木正徳が 「船場吉兆」を、

そして 四女の婿の 湯木喜和氏が 「神戸吉兆」を 営んでおられます。

「吉兆」グループの ひとつであった 「船場吉兆」では

不祥事がおき グループから支援を得られず、 2008年5月に廃業しました。


北新地 「湯木」では お料理も大変美味しく

温かいおもてなしを受けました。


「First a dream」で 二次会を楽しみました。

 

ビルの最上階、 夜景の綺麗な お店に移り シャンパーニュを

片手に 遅くまで 友人たちと 大阪の夜を 語らいました。