皆さま ごきげんよう

とても 心痛い ニュースが 飛び込んできました。

東京都大田区で 4月以降 猫の死骸が

次々と 見つかっているというのです。

そして 近くの公園からは 有害な化学物質が

混ざった餌のようなものが 発見されたのです。



4月に 3匹、6月に 8匹、7月に 3匹、8月に 15匹と

大田区大森西6丁目で 18匹、  蒲田2丁目で 11匹の

隣り合った地域で 計 29匹の 猫の不審死が 見つかっています。

 

警視庁は 何者かが〝毒殺〟した可能性があるとみて

動物愛護法違反の疑いで 調査を始めました。



蒲田2丁目の公園では 魚のフレークと見られるものの中に

エンジンの不凍液や 保冷剤に使ったりするもので

少し甘みがあり、 体内に入ると 腎障害などを起こす

有害物質 「エチレングリコール」が 混入されていたのです。

 
  
この「エチレングリコール」は 約60ccで 犬は死亡、

ティースプーン1杯で 猫は死亡、

2杯で 子供も 極めて 危険な状態になるのです。

コカ・コーラそっくりの色で 甘みもあり

なにしろ 簡単に手に入る〝毒物〟なのです。

甘さが どうやら 猫や 犬には堪らない〝餌〟に

なっているようで 何の抵抗も出来ない動物達が

犠牲になっているのです。

心無い人間の 動物を 殺す行為、 動物虐待は

過去に凶悪事件の 前兆にもなると 言われています。

1997年の〝神戸連続児童殺傷事件〟、

2001年の〝附属池田小乱入殺傷事件〟、

記憶に新しい今年起きた〝佐世保・高1女子

同級生殺害事件〟などが ありました。

臨床心理士 矢幡洋氏によると、 「凶悪犯罪につながる

可能性がある。  犬・猫等の哺乳類に対する虐待は

サディスティックで異常性のある犯罪につながる

可能性が高い。  死んだ猫の数的にも

単なる〝野良猫退治〟とは 考えにくい。」と述べています。



悲鳴さえあげられずに 苦しんで 死んでいった 猫のことを思うと

胸がしめつけられます。 

狂った 勝手な自分のエゴにより 小さな魂を 無残に

殺すこの〝犯人〟を 決して許せません 
 
防犯カメラや 地域住民の情報をもとに 一刻も早く

犯人が捕まり、 厳罰に処されることを願います。



とんでもない 人達がいます  (コメントより)

・ 三重県亀山市みどり町の 自治会からの回覧に

 「外飼い猫や 野良猫の 被害を無くすためには

 駆除しかありません。 虐待法には 触れませんが、

 合法的に 害獣駆除しましょう。

 捕獲器で捕まえて 保健所へ持ち込むのが

 一番確実です。 自宅の敷地内に 毒エサを置くのも

 効果的です。 ともかく 猫は容赦なく 駆除するに限ります。

 鈴鹿保健所 Tel:059-382-8671(代表)」

・ 同  連合自治会長の 浜田氏が インタビューで

 「猫の糞尿が くさくて迷惑しているから エサに(殺害の為)

 毒を混ぜて置いておくことに決めた」と 言ったそうです。

 動物達の 生きる場所を奪ったのは 人間なのに・・・

 地球は人間だけのものでないのに・・・

 いつか人間に天罰が下るような気がします。



浜田自治会長は 呆れた人です。

町には これから将来を背負っていく子供達も

沢山いるでしょうに こんな大人のいる町で育つ 子供の

将来は 考えただけで 恐ろしいです。



・ 2014.06.29 長野県で若い男が捕獲器に入れた

 白い猫を 川に沈めて 残虐な殺害を ニコ生で

 実況生中継しました。 日本人として恥ずかしい。

 世界中から 軽蔑されます。



人間と 動物は 幸せに 共存・共生するべきです。

なぜ 愛をもって 守ろうとしないのでしょう

ガンジーが 「国家の偉大さと 道徳的水準は、
 
その国の動物達が どう 扱われているかによって

判断することが 出来る」と 言っています。



皆さま どう思われますか?