イジメが 子供の世界の問題と思っていたら 大間違い

今、 日本では 社会の中で イジメがあちこちで
 
行なわれているというのが 驚愕の事実です。




先日の  日本に衝撃が走った 理研・笹井副センター長の自殺、

理研の「調査委員会」や 「改革委員会」からの 必要以上の

プレッシャーや マスコミからの 誹謗中傷によって

精神状態が 悪化したことが 原因と言われています。

ご家族宛の遺書には、  「発生・再生科学総合研究センター」の

解体を「改革委員会」が求めたことが 相当ショックだったということも

記載されていたとのこと。 3月 辞任したいと言っていたにもかかわらず、

それも 認められず、 7月下旬には ディスカッションできる状態では

ないくらい病んでいたことを、 センター長に報告していたのに

早急な対応もせず、 責任を一人に負わせようとしていたのです。

又、 マスコミの執拗さには 相当 心を痛めていたようです。

小保方さんとの事が 取り沙汰されていますが、  お二人の

メールのやり取りは 敬語を 使い合っています。

週刊誌などが 書き立てて いるようなことは 無いと思います。



和歌山県 消防学校で起きた壮絶なイジメ事件もありました。

消防学校とは 新規採用となった消防員を 約6ヶ月間、

教育・訓練する 全寮制の学校です。

学校とはいえ 各市町村から 研修を受けるよう

命じられた消防職員なので お給料他 手当も支給されているのです。

そこで 起きたイジメは、 本当にひどいものです。

4月に入学した 森田大翔容疑者(21)は  5月から 7月にかけて

男性消防士の体を 殴ったり、 太ももを蹴ったりする イジメ行為を

繰り返していたのです。  また、 デッキブラシで殴ったり

ブラシを押し付けたりすることも していたのです。

そして 7月10日 学生寮の部屋で アイロンを手にした 男性消防士に

スチームを吹きかけ、 さらに逃げ出した 消防士を追いかけ、

右肩に アイロンを押し当て 8日間のやけどを 負わせたのでした。

森田容疑者は 「ふざけていて、やけどさせるつもりは なかった」 と

説明していますが、  アイロンを 押し付ければ やけどすることなど

わからないはずありません。

他の消防士 5人も この森田容疑者から イジメを受けていたことが

判明、 そして イジメに加担したり、 行為を止めずに

放っておいたりした 仲間 (18~22歳の 男性消防士 7人) が

いたこともわかったのです。

寮に暮らし、 仲間を信頼し、 激しい訓練を 乗り越え

人の命を 助ける、 そんなプロとしての 心身を

育てるはずの 消防学校で 悪質で 陰湿なイジメが

繰り返し行われていたとは 信じがたいことです。

消防学校を出たら 第一線で これから 国民の安全を

守っていかなければならない 人達が

仲間をイジメるなど  とんでもないことです。



幹部自衛官を 養成する防衛大学校でもイジメが

行なわれていました 。

上級生や 同級生 8人から 2学年の男子生徒が

イジメを受けて ストレス障害に なったというのです。

昨年6月 当時 1学年だった男子学生が 上級生に

服を脱がされて 体毛に火をつけられ、腹部に 全治 3週間の

やけどを負った 他、 今年 5月には 地元に 帰省する際の

休暇届提出が 遅れたことを理由に 殴られたのです。

6月には、 同級生から 男子学生本人の 顔写真を

黒縁で囲み 遺影のようにして LINEに アップされたりもしたのです。

男子学生は これらが原因で 重度のストレス障害となり

地元に 帰省し 休養中とのことです。

防大OBの 現役幹部 陸上自衛官は  「こうしたイジメは

防大はもとより 自衛隊全体に はびこる 悪い 習慣だ。

寝ている学生を 靴や スリッパで 叩いて起こしたり、 服を脱がせ、 

体毛を焼く。 先輩の男性器を くわえさせ、 それを 写真に撮るなど

数年前でも 校内では 行われていた。 そして 自衛隊の中でも

そうしたことを 多々耳にする。」と 明らかにしたのです。

同じく 同大OBの 現役幹部 海上自衛官は 「こうしたイジメに

耐える、 いじめられないように 立ち振る舞うことも

自衛官としての 修業になる。」と 話しているのです。

また 他のOBは 「そもそも、イジメに遭うのは 動作が緩慢な者か

やたらと 正論を吐く 理屈っぽい者が多い。

自衛隊のような 先頭組織は 命令一下、たとえ 理不尽な命令でも

率先して 動かなければならない。 動作が 緩慢な者は

いざというときに 組織の足を 引っ張る。 海外からの 侵略や

震災などの 有事の際は 『何が正しいか』を 議論している間に

事態が 深刻化することもある。本人の考え方を 自衛官らしく 矯正し

もし 向いていないと 判断するならば  別の針路を 考えさせることも

防大同窓の 役目だ。」と。

「この告訴した 男子学生が これから 防大に復帰して

生きて行くことは 極めて 難しい。」 と どの防大OBも 言っているのです。

防大という 外からなかなか うかがい知ることが出来ない世界?では

男子学生による 女子学生への性的暴行があったり

今回だけではない 上級生による下級生への イジメなど

表沙汰にならない 不祥事が 数多くあると 言われています。

内部告発で  事を 公にしようとする 動きも出てきた訳で

これがきっかけで 自衛隊の悪弊を 絶つことになれば

いいことだと思います。

日本の平和と 独立を守り、 国の安全を 保つことを 目的とした

自衛隊で 人格を鍛えるつもりが イジメに なっているのです。

防大出身者は 自衛隊の 幹部候補生です。

将来 大勢の自衛官をまとめ 先頭に立っていかなければ

ならない人達です。  イジメが 悪弊となっているなど

あってはならないことです。



中学生・高校生の イジメも 相変わらず 起きています。

千葉県旭市の 市立中学校の卓球部で 5月下旬から

7月上旬の間、 挨拶ができないなどとして 3年の男子部員が

練習中に 1年生の男子部員 5人に暴行を加えたり

1人の男子部員には トレーニングだといい、下半身裸で

縄跳びをさせたり、 イジメを行なっていたのです。

また 高校野球の強豪である 愛媛県松山市の 〝済美高〟の

野球部では 1年生部員が 2年生部員から カメムシを

食べさせられたり、 灯油を飲まされそうになったり

していたとして、 愛媛県高校野球連盟に 報告がありました。 

イジメでは?と言われていますが、 どうみても イジメ

そのものではありませんか!?



子供の虐待も同じです。  子供に対する 躾だと言って 大人は

子供を 必要以上に 叩いたり 殴ったりし 死に至らしめているケース。

小学生や 中学生、 高校生の中でのイジメが よく問題に

取り上げられますが 社会人の中でも イジメが 繰り返されています。

そのイジメのやり方も 陰湿極まりないものが 増えているのです。 

イジメが エスカレートし、  自殺に追い込まれたり 殺人と

なってしまったり その顛末は 想像もつかない 悲惨なものに

なってしまう 可能性が あるのです。

軽い からかう気持ちから イジメへと 発展し

それが リンチへと エスカレートしていくのです。

〝 教育・躾・指導 〟が  歪んだ形で行なわれると イジメになってしまうのです。

マスコミすら 止め処を知らず バッシングのやり方が 残虐になっています。

心ない マスコミの リンチ的襲撃は 自粛すべきです。



残虐 極まるシーンが 映画、 マンガ、 ネットにあふれる社会。

エゴ、  ジェラシー、 プレッシャー、 ストレスが あり過ぎる 社会だからでしょうか?

愛する心、 思いやり、 真心、 敬う気持ち ・・・・・

そんな 人の心を 失っているとしか 思えません。

日本人は いったい どうしてしまったのでしょう?

やはり 日本は どこか 歪んでしまっているのです。