皆さま ごきげんよう

日本で 最も 多く 問題児を 抱えている大阪の 教育委員会と

橋下徹 大阪市長が 協議、 その結果、問題児童らの「特別教室」を、

来年5月から 正式に 設置すると 発表しました。

各学校の 問題ある生徒を集め、個別指導教室 (仮称) を作り

生徒1人に 教員1人だったり、 場合によっては 1 対 3 とか 生徒1人に

指導員3人とか 4人つけるような 贅沢な 普通の教育システムの中では

できないような 体制も くみながら、徹底して その子供に合わせた

手厚い指導を やっていくという 教育方針を発表したのです。

これには、 生徒指導の先生に 実態はどうかと アンケートを取ったところ、

その結果が あまりにも ひどかったからということです。

大阪市立の中学校の校長先生の一人は  「各校独自でいわゆる

個別指導 ・ 別室指導としてやっている 学校はたくさんありますが、

泣きたいというか 学校に行くのに 足が重たい」 とまで 言っていました。

そのくらい 問題のある生徒の数が 増えているということなのです。

生徒1000人あたりの 暴力発生率(2012年度)では

1位 大阪府 9.5件、 2位 京都府 7.9件、 3位 高知県 7.5件、

4位 神奈川県 7.1件 5位 岐阜県・岡山県 6.8件、 ・・・

一番少ないのが 46位の 鹿児島県・愛媛県の 0.9件、

ちなみに 東京は 34位 2.3件です。

上記のように 大阪府が 全国でも 生徒による 暴力が

断トツ 多いのです。

〝ゼロ・トレランス方式 (寛容度 ゼロ 指導)〟という

一切の例外や 妥協、 お目こぼしや 留保をせず、

徹底して 罰則を与え、根こそぎ 規制する 教育方針を

 実際に 一部で 導入されていた時期もあったのですが、


「子供の自主性」  「子供の自由と人権」  「管理教育の緩和」 などで


ほとんど 普及しなかったのです。


言葉や服装、 頭髪の乱れは 非行の前兆、サインとして、


昔から  厳しい学校の校則や 地域、家庭などの取り締まりで、


学校の窓ガラスを割って歩くような 分かりやすい 非行である


「校内暴力」は、  封じ込めています。 しかし、 一方では、「いじめ」

 
などのように 頭髪や  服装の乱れで 見分けられないような


「表面上を 取り繕い、 影で行う非行」や 「体罰禁止」によって、  


問題児が 増えている傾向にあるのです。


更に 日本の「少年法」は 凶悪犯罪にも 大変 寛大です。


実際に 日本中で 少年少女による 残虐な殺人事件などが あとを 絶ちません。

今回の案は、問題行動のレベルを 5つに分け、 個別指導をしようというもの。

そのレベルは

  レベル1 無断欠席、服装違反など

  レベル2 軽度の暴言、軽微な賭け事など

  レベル3 暴力、喫煙、無免許運転など

  レベル4 激しい暴力、恐喝、危険物所持など

  レベル5 極めて激しい暴力や放火・強盗

レベル4や 5 は どう見ても 〝犯罪〟です。

1人の先生が 指導できる問題ではないのです。

子供達の親も いったい 〝躾〟を どう考えているのでしょうか?

おかしいとしか 言いようがありません。

今回のこの提案には もちろん 反対の意見も出ています。

隔離すると 差別的な要素が 含まれるとか、 他の子どもの 学習権を守る為、

問題ある子供を 排除したいのが本音で、日本の教育は 終わりだと ・・・

しかし、 少年院や 鑑別所に ただ 放り込み、 更生期間が終われば

それで 教育指導ができたのかというと それも疑問です。

それよりも しっかりと マンツーマンの指導をし、

丁寧に 各々に合った教育方針を考え、 集中して指導をする方が

よっぽど その生徒の為になると思います。

また、 犯罪や 非行に 走るお子さん達は  親の愛に飢えている子供達が

多いのです。    そういう子供達の 心のケアも 個別指導なら 丁寧に

確実に 出来てくると思うのです。

〝隔離〟という 言葉だけで 誤解をしている人が多いようですが、

 決して 閉じ込めてなどいうことでなく、 別個で 特別な クラスを 作り、

そこで  集中して 丁寧に 指導をしていくと いうものなのです。

「特別支援学級」というクラスが あるように ある意味 問題児も

支援が必要な子供達なのです。

橋下大阪市長は 今後、 個別指導教室に 必要な予算を

確保し、 来年度から 実施を 目指すということですが

私は 橋下徹大阪市長に 全面的に 大賛成です!!!



皆さま どう思われますか?