皆さま ごきげんよう

新橋演舞場で 5月24日(土)~27日(火)まで

開催されていました〝東をどり〟を 観に行ってまいりました。

 

4月には〝京おどり〟を見て参りましたので

また違った 粋で 綺麗で 艶やかな 新橋芸者の〝東おどり〟を

見るのが とても 楽しみでした。

演目は 大きく2部に分かれ、最初は 清元「青海波」。

写真を見ていただきましょう。  (パンフレットから)

厳かな 踊りから始まり 次第に 軽快に テンポよくなり

目出度さ、繁栄を願う 心が込められた 踊りです。
 
右から 春子さん、さよりさん、くに龍さん、喜美弥さん、君二郎さん。


 

続いては「にっぽんの四季」、 プロローグから始まりました。

右から 千代奈さん、秀千代さん、小福さん

 

「春の巻」  豊臣秀吉の 醍醐寺での最後のお花見です。

右から さきさん、静香さん、今千代さん、あやさん

 

右から やすよさん、ふみさん、みさをさん

 
 
 「夏の巻」  滝の白糸ということで 華やかな水芸です。

右から 喜美男さん、千代加さん、きみ鶴さん、七重さん、小喜美さん、

 

「秋の巻」  東北の民謡(さんさ時雨、大漁唄いこみ、

松島音頭、からめ節、ホーハイ節、タント節、会津磐梯山)で、

東北の景色、香り、人々の活気を感じさせる 陸奥の旅。

東北大震災の復興の願いを込めての 踊りです。

西川流、花柳流、尾上流、各流派の踊り手による

群舞の競演です。

右から ふ久さん、君千代さん、ちよ美さん、のりえさん、

清乃さん、寿々女さん

 
 
「冬の巻」 夜の梅と題された 人気役者 藤十郎と

幼馴染 お梶の恋の物語。

しかし、藤十郎の芝居の役作りのための

仕掛けた恋だったというお話です。

左 小いくさん  右 加津代さん

 

左 民さん  右 三重子さん

 

いよいよ フィナーレです。

新橋芸者衆が 勢ぞろいで 艶やかに舞っていました。

黒留袖に ダラリの帯の芸者姿は やはり 粋でありながら

色っぽく 素晴らしい舞台でした。


右から 香子さん、今千代さん、君二郎さん



 

幕間には 芸者衆のお点前のお茶席があり

一服 お茶を頂けるようなお席も用意されていました。

そういえば、京おどりの会場にも ありましたね。

右 点前 きみ鶴さん        左  半使   ちよ美さん

 

来年4月には 私も 深水流舞踊の会が  控えております。

こういう踊りの会を拝見するのは とても 為にもなり

いつも 興味深く見させて頂いております。