皆さま ごきげんよう

春の最中、 久々に お休みがありましたので

お友達と 〝女4人旅〟で 京都へ 行って参りました。

待ち合わせも 品川駅新幹線ホーム、 全くのプライベートです。

いよいよ 京都に向けて出発です。

新幹線の中では お弁当を いただきました。

左から 中山弘子さん、 私、 樋口百合子さん、 江澤美保子さん

 
 
京都に着いて 早速 向かったところが

舞妓さんに会える街 宮川町、

その町にある〝歌舞練場〟に参りました。

大正時代に作られた 歴史ある 建物です。





1950年(昭和26年)の初演から 今年で 65回目の

〝京おどり〟を 拝見しました。

今年のパンフレットの表紙です。

 

〝都をどり〟は 祇園甲部という花街に 所属する芸舞妓さん達が

出演する舞台、〝鴨川おどり〟は 先斗町の芸舞妓さん達、

この〝京おどり〟は 宮川町の芸舞妓さん達の 舞台です。

〝京おどり〟は 「若柳流」、〝都をどり〟は 「井上流」、

〝鴨川おどり〟は 「尾上流」、

同じ白塗りの芸舞妓さん達ですが、 その流派は違うので

「深水流」の舞踊を嗜む 私としては とても 楽しみでした。

宮川町歌舞練場は 会場が こじんまりしているので

芸舞妓さん達の 表情も  しっかりと 見えるのです。

緞帳(どんちょう)の上の欄間(?)も 歴史があり、

重厚感さえ感じます。



さて、 今年の演目は  「雪月花 夢暦」 全7景、

それぞれの場面の 写真を見ていただきましょう。

(パンフレットから)

第1景 「京の花めぐり」 (上)  

左から ふく紘さん、とし真菜さん、小ふくさん、菊丸さん

 
 
第1景 「京の花めぐり」 (下) 

左から 君奈さん、富美毬さん、とし花さん

 
 
 第2景 「鬼の道行」(上)  

左から 菊乃さん、 君波さん、叶千沙さん、 ふく尚さん

 

第3景 「鬼の道行」(下)

左  富美祐さん、 右 ふく佳さん

 
 
第4景 「やすらい祭り」(上)   ちづるさん

 
 
第4景 「やすらい祭り」(下)

左から 富美苑さん、 君有さん、ふく愛さん、菊つるさん、

右から 美恵雛さん、弥千穂さん、小扇さん、 弥寿葉さん

 
 
第5景 「身替少将」    ふく葉さん

 

第6景 「舞妓夢暦」

左から 美恵菜さん、君ひろさん、菊志乃さん、とし愛さん、

ふく真莉さん、田ね文さん、小凛さん

 
 
 第7景 「宮川音頭」

左から ふく恵さん、ふく鈴さん、とし夏菜さん、里香さん

 

こちらでは 芸舞妓さんのお点前による お茶席も

用意されているのです。

右 お手前 君香さん  左 おひかえ ふく苗さん

 

私はこの日、正客として 一服 頂きました。

期間中 毎日、 お手前と おひかえの 芸舞妓さんは変わります。

私が頂いたのは お手前が ふく尚さん、 おひかえは とし純さんでした。

館内写真禁止なので、 写真がなくて 残念です。 
          

演出に シンセサイザーを取り入れた や「鬼の道行」、

1人で 3役を演じ分ける 「身替少将」、

舞妓さんが 1年間の 歳時記を表現する 「舞妓夢暦」などに続き、

総勢30人以上の 芸舞妓さんがそろう 「宮川音頭」では、

銀色の扇子を手にした芸舞妓さんたちが、 満開の桜をバックに

春爛漫といった とても華やかな フィナーレでした。

日ごろ お稽古している 踊りの発表会とでもいうのでしょうか、

どの幕も 華麗な舞が 繰り広げられていました。

約1時間ほどの舞台でしたが、 絢爛豪華な

美しい世界に 浸れたので とても満足でした。

終了した時、 「えっ? もう 終わり!? ・・・ もっと 見ていたい。・・・」

という 気持ちにさせられました。

京都といったら、〝祇園〟という方が多いかもしれませんが、

この宮川町の芸舞妓さんの方が 芸達者で 美人が多い

と いう方もいます。

4月5日(土)より 20日(日)までの 16日間

毎日 3回 開演しています。

チケットも そんなにお高くなく、 一等席茶券付でも

4,500円で 見られます。

機会がありましたら  是非 ご覧になって下さい。

京都に とっぷり 浸れます。