皆さま ごきげんよう

6日、 日本維新の会の 石原慎太郎共同代表が 会長を務める

エネルギー調査会の初会合で講演し、原発輸出を可能にする

トルコなどとの原子力協定について、 「採決の時、賛成する」と述べ、

党の反対方針に従わない意向を明らかにしました。

私も 脱原発派です。    しかし、

脱原発は理想ですが、 このまま、原発を止めたままでいたら
 
日本経済はどうなるでしょう。

現在 すべての原発が停止した状態で 火力発電に頼っているため

油の輸入費が 4兆円も使われています。

このままの状態でいたら、  電気料金が 15%~20%上がります。

風評被害のせいか、 原発が怖いから 全廃しろといっていますが

日本の経済を支えているのは 中小企業なのです。

電気料金が高騰したら 中小企業の経営は成り立たず

倒産し、 経済の混乱は 目に見えています。

過去50年間、 原発の 事故はなく、 誰も亡くなっていないのです。

茨城県東海村で 2人が亡くなっていますが、 これは

取扱い手順の間違いで 起きたことなのです。



福島の原発事故は 建屋の地下に 全て 電気設備があったため

津波で海水に襲われ、 電気がダメになり 原子炉を冷却することが

できなくなり メルト・ダウン、 メルト・スルーが起き

水素爆発となったのです。

原発のゴミも 火力発電のゴミと 比較にならないほど少なく

何億年経っても大丈夫と言われています。

慎重に 安全性を確認、 稼働することを認めれば

経済もこれ以上 不安になることはないのです。

電気は 経済産業の血液であり、 血液が止まったら心臓、

頭も止まってしまうのです。

そして 企業が死んだら 人間が死ぬのです。

そういったことを踏まえて 石原氏は 「原子力は必要」とし、

原子力協定に 賛成と 言ったのです。

また、 原子力協定に反する党(維新の会)の方針を持ち出し

「多数決の文化は 高校の生徒会のやり方。

バカバカしくて恥ずかしい」と批判し、 党の決定に造反することを

表明したのです。

そして 石原氏は 「私は 原子力っていうものは これからの人類にとって

必要だと思うし、 これを活用せざるを得ない。

私はこれ、採決の時、 賛成しますよ。 賛成したらどうするの?」

「出ていけよ」 (誰が言ったかわからず)

「出て行く?  あっ、そうですか。  ちょっと立って言ってくれ。」

その石原氏に対して 当選1回の1年生議員 浦野靖人衆院議員が

立って発言、「(党から)出ていったら よろしいですやん」と ふてぶてしく批判、

会合は 紛糾したのでした。

石原氏の意見に対し、 その賛否は別として

目上の方に対して 「出ていけ」と 暴言を吐く 議員の品性の無さ、
 
何かほかに 理知的な言い方、 一議員としての自覚をもった発言が

出来なかったのでしょうか・・・

維新の会の議員は この程度なのでしょうか?




もう一人の 維新の会代表 橋下徹氏は 「大阪都構想」実現に向けて

市長を辞職、 出直し選を行うことを表明しましたが

前にも 私のブログで いいましたが、 天皇陛下がおわすから 『都』であって、
 
昔は〝京の都〟、つまり 「京都」と言われました。

そして、 明治維新の後、 東に移されたので 〝東の京都〟ということで
 
『東京都』となったわけです。

そうした歴史があり、 大阪には 天皇がいらっしゃらないので

〝大阪都構想〟は無理なのです。

橋下徹氏が 「維新の会」を作られた時、 彼にどれ位の人達が

期待をもち、 応援したことでしょう。  この私もそうでした。

橋下氏が 日本を変えてくれるかもしれないと 願っていました。

しかし、 橋下氏の勉強不足さゆえの発言で

慰安婦、 朝鮮学校などの問題で いろいろな物議を かもし出してしまうのです。

人気は 低下、そして 志を共にした「維新の会」に集まった

多くの議員方が 選挙に落選、 彼らの政治生命や未来を

守ることも出来なかったのは 実に残念です。




皆さま どう思われますか?