皆さま ごきげんよう

〝PINK BALL 2014〟  が 〝ウェスティン・ トウキョウ〟で開催され

お招きを受け、 行ってまいりました。

 

〝ピンク・ボール〟は、  日本において 乳がんが命を脅かす

疾患ではなくなることを願い、 また全ての 年齢や ライフステージに

おける女性、 特に医療環境の充実が うまくなされていない地域に

おいて、 乳がんに対する アウェアネス、 診断、 治療の

更なる向上を はかるミッションに 賛同する サポーターが 集まり

活動のための資金を 募る ブラックタイの チャリティー・舞踏会です。


乳がん治療の 最新情報や ケア情報など 乳がんの専門誌
 
〝PiNK誌〟 の制作や 発刊を されています。 

 
  
PiNK誌(2014年・冬号)

  

〝レモンプロジェクト〟として 乳がん検診の重要性や

自己検診法を 広める活動をしています。

〝レモンプロジェクト〟 PRポスター

 

カクテル  レセプション場において

フレッシュな モッツァレラを作る パフォーマンスがあり

人々の注目を 集めていました。



私とエリザベスは ピンク・ボール(舞踏会)にちなんで

ピンクの髪飾り、 花、 そして もちろん ピンクの イブニングドレスを

着て行きました。 が、 会場には 全くそぐわない 服装や ドレスを

着た方が多く、 日本ってまだまだ 社交の レベルは低いのだと

思わずにはいられませんでした。 ピンクのドレスを お召しにならなくても

ピンクの花、 飾り、 リボン、 他、 殿方なら ピンクのタイか ムシュワーを

つけるとか することになっているのですが・・・・・。

黒いドレスの方が 結構 多いのには びっくり致しました。

しかし中には 天野夫人のように 美しいピンクの お着物の装いで
 
いらっしゃる方も ありました。

  

 やはり 正しくピンクの装いの 夏美 れいさん、

ご主人の YANN GAHIER 氏は S.T. DUPONT JAPON 社長。



パーティーの中でも 美しい装いの方たちと



左から ウェスティン・ホテルの MR.  DIETMAR KIELNHOFER 総支配人と

天野夫人と  MR. LOTHAR R. PEHL



皆さま お揃いで



ピンク舞踏会は 豪快な 和太鼓で 始まりました。

 
  
司会の  MR. ILA BOLDEN と MR. RUSSELL GOODALL



理事長 VICKIE PARADISE GREEN 女史 は 乳がんの危険性、 予防、

措置、 成果などを、 熱心に話されました。
 
 
  
  会場は テーマカラーの ピンクを中心に デコレイトされています。

  
 
今夜は、 ウェスティンの お料理ではなく

 〝ELIO  LOCANDA  ITALIANA〟の 素晴らしい Dinnerでした。

本当に おいしかったです

右から  タキシードの方は MR. ELIO ORSARA、  MS. VICKIE GREEN、

MR. COSTANTINO GEMMOLI、  MR. GERMANO ORSARA 

 

お食事の 一部を ご紹介しましょう。

スカルモツァチーズと 茄子の インボルティーニ

パルマ産 プロシュートとともに

   

リコリス(甘草)のムース ヘーゼルナッツのメレンゲ
 
 
  
 チャリティーでは、  ラッフルと オークションがあり、

ハワイ旅行や、 協賛されている ウェスティンホテルの
 
世界各国にある ホテルでの宿泊の ご招待や ジュエリー、 

ディナー券など、 豪華な賞品ばかりで 皆さん 大変に盛り上がりました。



しかし、 不思議に思われたことがあります。

このピンク・ボールに 出席した多くの方々が  ドレス・コードを

無視していること。 又、 プロトコール(儀典)が 全く敬われてない

ということです。 この夜の ゲスト・オブ・アーナーは E・Uの大使

HANS DIETMAR SCHWEISGUT閣下ご夫妻でした。

普通なら ゲスト・オブ・アーナーは ホスト(主人)の真ん前に座るか

ホストの右になり、ホステスは ゲストの左に座るのです。

又、既婚者を 並んで 座らせることはしません。

恋人同士、 ご一緒に来た お連れ様は 並んで座ってもよいのです。

にもかかわらず、 ウェスティンのGMは プロトコールの知識が

全くゼロです。  これは ホテルマンとして 大変 問題です。

なぜなら これが一国の問題となると 紛争になりかねない位

大事なことで  外交官・社交界では MUSTであり、

プロトコールは 厳守されなければなりません。

しかし、 ウェスティンのGMは ご自分の妻を 自分の右隣に座らせ、

大使閣下を 左側に座らせ、 その上、 大使夫人を そのまま

大使の 左側に座らせていました。

ホストの真ん前には 着物屋さん夫妻が座っていました。

そのあいだ、 両横に 私達や 他の知らない外国の方が

座っていました。

本来なら 私の席は ホストの左側ないしは ゲスト・オブ・アーナーの

右側の筈なのです。



さて、  日本人女性のうち、 乳がんを 発症する割合は

約20人に1人と 言われているそうです。 

また、乳がんで 死亡する女性の数は 年間 約1万人弱とか。

〝ピンクボール〟の チャリティー・パーティーを 通じて

女性として 私たちは、 乳がんの知識を 高めて

常に 予防、 早期発見に 努め、 もし がんになったとしても

心を強くもち  治療に励めるように、また そのような 環境が

つくられていくよう 〝ピンク・ボール〟活動を

応援していきたいと 強く 思いました。