今、 日本を 沸かしている その事件とは、

2013年5月、茨城県・境町で、 自宅の 寝室にいた 自動車修理工の

小野里 正志さん(38)が、胸を刃物で 刺され、殺害された事件です。

小野里さんの妻に  好意を寄せていた  野村 賢志被告(25)の

ストーカー 殺人事件です。 その 初公判が、18日に行われました。


 検察側は、単独での犯行と みていたのですが、野村被告は

この初公判で  「被害者の妻の 指導で 行った」 などと

驚きの主張を 展開しました。 水戸地裁で 開かれた事件の 初公判は、

双方の 主張が 真っ向から ぶつかり合うものに なりました。

野村被告は、 黒のスーツ姿で、 まばたきを繰り返しながら、

「単独で  行ったものでは ありません」と 犯行について 語りました。

 

野村被告は、犯行前に "被害者の妻" から (夫は)

「保険に入っているから、事故死 しても 大丈夫なの」 といわれ、

「殺して」と、 暗示を かけられたと 主張。   ネット情報では、

"夫に 、事件の 1ヶ月前に   2,000万円の 生命保険を

子供を受取人に かけており、 事件後、受け取り 定期預金にしたと

答えているそうである・・・。" 

 

「殺してくれ」 までは 言わないけれど、本気で  何かしようとしている、

それが、 「殺す」 ということだと 感じ取ったと 野村被告は 言っています。

 

「夜中過ぎに来てほしい」 や 「玄関を開けておくから」 という 話しから

その夜 行ってみると 実際 玄関は開いていたので、

本当に  「本気」  だということを 感じ取ったと 言っています。 

 
  
言葉では 「殺してくれ」 とは、言われていないが、察したと 話しています。

   

物音がしたら、夫だけでなく、妻も 気づくのではないでしょうか。

枕元に しゃがんでいたら 旦那さんが 目を覚まして・・・
 


"妻" の 気持ちを 思い、 瞬間 何もかも忘れて、
 
夢中で 犯行に 及んでしまったと 言っています。

  

夢中で してしまい・・・後、 落としてしまったナイフは、 妻に 手渡されて、

「逃げて」と 指示されたと 主張しています。

  
 
被害者の"妻" は、法廷で 「人に罪を なすりつけようと  するなんて、

主人が かわいそう...、悔しかったです」と、か細い声で 答えたそうですが、

初公判で、"妻" は、 パーテーションで 囲ってもらい、 誰にも 顔や姿が
 
見えない状態で 証言していたのです。  

何故、囲いが 必要なのでしょう?  愛する 夫が殺されて、 本当に つらく、

悲しいのなら、 憎っくき犯人に 極刑を 与えたいと思い、 怒りの気持ちを

訴えたいはずです。  裁判官や 検察官にも、 強く主張したいはずです。

彼女は、  犯人の顔を見るのが   辛いということで

パーテーションで 囲ってもらった そうですが 本当は、 まともに

彼の顔を見て  話す勇気が なかったのではないでしょうか。




殺人罪に 問われている 無職・野村 賢志被告(25)は、

起訴事実を 認めたものの、 犯行について、

「犯行は、被害者の 妻と 意思を 通じ合って 行ったものです。

強い殺意を 持って 殺害していません」 と 述べました。




検察側は、  「野村被告は、アルバイト先の 同僚だった 小野里さん

の妻に 対して 夫がいると 知りながら、恋愛感情 を抱いていた」

としたうえで、野村被告からの 誘いで、 "妻" は、 一度は

映画を 観に行ったが、 その後、 誘いを 断られ、
 
「避けられている」と感じた 野村被告が、

「小野里さんが いなくなれば、妻と交際できる」と 思ったため、

小野里さんを 殺害したと 動機を 指摘しました。

検察は それを示す 小野里さんの "妻" から 野村被告へ 送ったメールに、

「もっと すてきな女性と 会えればいいね。 早くいい人 見つけてね」

などの 記述をしめし、 被害者の 妻とは 意思を 通じ合っていたとする

野村被告の 主張を 否定しました。

そうでしょうか?    そんな 短絡的な 殺人だったのでしょうか?

検察側は、被告単独の 犯行であることを 強調しましたが、

もし、 被告の主張が 本当なら この"妻" は 相当な 知能犯、

わざわざ そういうメールを 送っておき、 検察をも 惑わしているのですから。




これに対し、 弁護側は、  小野里さんの妻が、

事件当日までに 野村被告の 自宅を 2度 訪問し、キスするなどをし、

唇を ふいてもらうなど、  男女の 親密な 関係だったと 説明しました。 

事件当日、 野村被告が 小野里さんの妻から、

夜中過ぎに、 「玄関から 来てほしい。 泥棒が 入ったこと にしておくから」

などと、事前に 指示されたと 供述しました。 

さらに、 被告が その晩 (午前2時) 行くと 玄関が 開いていたので、 

"妻" が 「本気」 なのだと 思ったと言い、 とっさの反応で 小野里さんを

刺したのであり、  強い殺意は なかったことを 主張しました。 

また、 逮捕された 当初、 野村被告が 「1人でやった」と 

供述していたことに ついては、 「小野里さんの "妻" をかばっていたからだ」

と 説明しました。 そうした主張に対し、証人として 出廷した

小野里さんの"妻" は、 検察の 「被告が、『あなたと 意思が 通じ合っていた』
 
という主張を しているのは 知っていますか」 との質問に、

「はい、すごく  ショックでした」と いいました。

この正反対の 双方の 主張を 皆さんは、どう思われますか?





私は、 彼女は "あやしい" と  思わざるをえません。

被告に ストーカー行為をされていたと 主張しているのに 夜半に 呼びつけ

玄関を 開けておくことは、 ありえないと 思います。

 

また、小野里さんの"妻" は、2012年9月に 野村被告と 2人で

映画を 観に行った際、  野村被告に プレゼントした 香水について

検察側から 質問されると、「(野村被告は) わたしの香水が

気になるようで、わたしの 首元や 脱いだ制服の 匂いをかいでいたので、

香水を渡せば、もうされないと 思いました」 などと語り、

野村被告からの ストーカー行為に 悩まされていたと 話しました。



本当に、  ストーカー行為で 悩まされていたのなら その本人に

香水などを あげる筈がない。  いくら、 子供の (前夫との子) の

残りのお弁当だと いっても、 被告に 具がハート型の お弁当を 作って

あげたりするでしょうか?  何か 企みがあって そうしたのかもしれませんね。

小野里さんの"妻" は、 離婚歴があり、 それも バツ3 とのこと。

相当な 人生経験者ですね。 未経験の 若い男を うまく誘惑し、

思い通りに 操ることも できるかもしれません。

何らかの 理由で 夫の小野里さんが 邪魔になり、 

暗に  「夫を 消してほしい」 と思わせた 可能性も

否定できないのでは ないでしょうか。

ストーカーされているというのに "妻" は
 
「普段から 家の鍵は 掛けていなかった」 というのは  苦しい言い訳です。

また、野村被告と "妻" は、13歳もの 年齢が離れているのに "ストーカー

殺人行為" を 犯させてしまう ということは、 妻側にも それなりの

思わせぶりな 態度や 行動を した 可能性も かなり高いのでは

ないでしょうか。  妻の言動、行動は あまりにも 非常識で 怪しすぎます。

夫にも、 警察にも、 全く相談なしに、 後になって、 夫が殺されてから、 

ストーカーされていた、 と言う妻。  皆さんは、 どう思われますか?




単なるストーカーや、一方的な 想いで 起こった事件では

私は ないように思います。

野村被告のしたことを、 正当化しようと しているのでは ありません。

若い 野村被告を 手なずけて 気があるフリをして 暗示をかける・・・

人生経験の豊富な、 何度も結婚を やり直しているような、

悪女の 悪知恵に 利用されてしまったのではないかと、

私は、 思ってしまいます。 "妻" 指導で 共犯とされた場合、

この 知能犯の妻には、 どんな罪が 与えられるのでしょうか?

検察側の 人の中で 、  この不自然な 状況で、

彼女の主張が おかしいと思う人が、 1人も いなかったのでしょうか?



19日公判で 検察側は 「 "妻" と意志を 通じていた とは 認められない。

ウソの話しをして 反省の態度が 認められない」 として

被告に 懲役18年と 求刑しました。

 

先日 千葉地裁で  死刑判決だった 民意を反映するための 裁判員裁判が 

東京の高裁で 無期懲役刑になった件が ありました。 

国民の代表の 裁判員裁判の、裁判員の方が 「死刑判決」と 下した

高裁の判決が、 無期懲役に なったのは、高裁の裁判長が

死刑反対者 だった方で、 その方ひとりの 考えで  急展開したのです。

これでは 裁判員制度の 導入の意義が なくなってしまいます。




野村被告の裁判も  裁判員裁判です。 

「単独犯行」となるか、 弁護側が 主張する 「共犯指導」となるか、

判決は  日本中の 関心の中で 行われます。

判決は 明日!  22日(金) 午後3時、 どうなるか みものです。