去る 平成25年2月14日に 亡くなられた 本郷功次郎さんを お偲びして
横浜山下町にある “ ロイヤルホール ・ ヨコハマ ” にて 行われた
『本郷功次郎さんを 偲ぶ会』に 参列してまいりました。
会場には 未亡人となった 宝塚スターの 古城 都 （ こしろ みやこ ） さんが
二人の息子さん 慎一郎さん（ 企画会社経営 ）と 俳優の 壮二郎さんに
付き添われて 皆さんを お迎えしておりました。
ありし日の 本郷功次郎さんです。
私が 大映の 永田 雅一社長に “ アジア 映画祭 ” の時
紹介された頃の 本郷さんです。
もう一度 お会いしたかった。
発起人は 株式会社 角川書店の 井上 伸一郎社長と
角川大映撮影所 所長の 小畑 良治氏です。
当日は 多くの 本郷功次郎さんと 関わりある方々が お見えになっていました。
祭壇の前に 並べられた 多くの芸能人方の お名前、
いかに 本郷功二郎さんが 皆さんに 慈しまれているかが うかがえます。
会場には 映画会社 「 大映 」 を 代表していた頃の 功次郎さんを 偲ばせる
その当時の ポスターが 所狭しと 並べられていました。
そのポスターには 懐かしい名前が ズラリと、
功次郎さんは 120本の 大映作品に出演、そのうち 88本が 主演でした。
凛々しく、清々しい面影で 真っすぐな性格を表して 正義感強くした
男らしい役柄ばかりでしたが それは 功次郎さんそのものでした。
ポスターに 一緒に写り 名前が 並んでいる方々の中に
京マチ子さん、 山本富士子さん、 若尾文子さん、 星由理子さん、
中村玉緒さん、 高田美和さん、 叶順子さん、 弓恵子さん、 久保田菜緒子さん
長谷川一夫さん、 市川雷蔵さん、 勝新太郎さん、 宇津井健さん、
菅原文太さん、 川崎敬三さん、 美川憲一さん などです。
大映が なくなった後は テレビで 活躍、関西テレビ制作の 「 船場 」 を
皮切りに 人気のあった 「 特捜最前線 」 （1978年～1987年）で
” 橘警部 ” 役で 人々を 魅了していました。
その時 ご一緒した 藤巻潤さんが 弔辞を 読まれました。
本郷さんが いかに 誠実で 実直な方で お仕事に 打ち込まれる姿は
皆さんの模範となり 尊敬を 集めていられたかを話され
生き生きとした 功次郎さんの姿が浮かぶ 素晴らしい 弔辞でした。
会場内の 大映時代の 本郷さんの主演した 映画のポスターを
少し 皆さんに お目にかけましょう。
1961年 「 お琴と佐助 」 山本富士子さんと
1965年 「 掏摸（すり） 」 高田美和さん 久保菜穂子さんと
1968年 「 二匹の用心棒 」 長門勇さんと
下の方には 高田美和さん 赤座美代子さんの姿も
1961年 「 若い仲間 」 叶順子さん 新宮信子さんと
左 1963年 「 停年退職 」 船越英二さん、藤由紀子さんと
右 1965年 「 学生仁義 」 内田良平さん、江波杏子さんと
左 1969年 「 あゝ陸軍 隼戦闘隊 」 佐藤充さん、露口茂さん、
藤巻潤さん、宇津井健さんのお顔もあります。
右 1969年 「 用心棒兇状旅 」 長門勇さんと
