皆さま、 こんにちは。


皆さまは 日本の著名な 社会活動家、 日・朝友好運動の先駆者で


あられる 清水澄子先生 (元参議院議員) をご存知ですか?


清水先生は、 朝鮮女性と連帯する 日本婦人連絡会代表 として


日本の 真の平和と 繁栄を願い、 歴史の真実を擁護し、 社会正義を


確立し、 女性の地位と役割を向上させるために、 献身的な努力をされた


女性活動家で いらっしゃいます。


今年 1月14日に 清水澄子先生が 不治の病により 84歳で ご逝去され、


先日、 「清水澄子先生を偲ぶ会」 が 連合会館にて催されました。


私も 清水先生と 長年に渡り 親交を深めて参りましたので、


清水先生の これまでのご活動に敬意を表し、 ご冥福をお祈りするため


先生の 「偲ぶ会」 に 出席させて頂きました。


会場には 溢れんばかりの 大勢の方々がお集まりになっていらっしゃり、


清水先生の偉大さを 改めて感じました。



中央の 優しい笑顔で微笑んでいらっしゃる女性が 清水澄子先生です。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


ランの花で 献花が行われ、 多くの方々から 清水先生へ


哀悼のお言葉を おくられました。


最初に、 国際婦人年連絡会 世話人 山口みつ子 様、


続いて 北京JAC 共同代表 船橋邦子 様、


そして アジア女性と連帯する朝鮮女性協議会 会長 洪 善玉 様の


お言葉でしたが、 洪様は お越しになれなかったので、 朝鮮総連中央


本部の方が 代理で 追悼の辞を 述べられました。


次に 在日本朝鮮民主女性同盟中央本部 委員長 姜秋蓮 様の


お言葉が続きます。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


金大中平和センター 理事長 李姫鎬 様 金大中夫人 は、


ご都合がつかず お越しにれなかったので、 ビデオメッセージを


お寄せになりました。


続いて、 東京大学 名誉教授 和田春樹 様


実に 惜しい方を亡くしたと 涙声で 弔辞を読まれました。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


部落解放同盟中央本部 委員長 組坂繁之 様


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


フォーラム平和・人権・環境・ 共同代表 福山真刧様 に続き、


社会民主党 委員長 福島みずほ様


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


ご友人代表の 山村ちずえ様です。


山村さんは 「色々な方が すでに あらゆる賛辞を 述べられましたので」


と言い、 原稿なしで 清水先生の最期を 愛と尊敬を込めて 語りました。


亡くなる少し前にも 1日に 2箱位の ティッシュを使われるほどの


咳と痰で 苦しんで (肺がん末期のため) いらっしゃったのに、


京都での 講演では 2時間も 情熱をもって語られたことなど 話され


私も 涙してしまいました。


阪神淡路大震災の時は いつも スーツ姿の 清水先生が ジャージ姿で


スニーカーを履いて 一軒一軒 見舞われたエピソードを 紹介されました。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


ご主人の 清水茂夫 様は、 「信念の戦いに 燃え尽きたように


永眠された」 と 話されました。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


女性会議 共同代表 村上克子様


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


私も 清水先生の遺影の前で 写真を とらせて頂きました。


日朝の間に横たわる 多くの問題、 そして 慰安婦問題や 高校無償化問題


のことなどで、 私達は ミーティングを 重ねました。


私の家にも 来てくださいましたし、 平壌にも ご一緒しました。


清水先生の「悲報」を 聞いた時、 初めは 信じられない 私でした。


今は、 ここへ来て 「現実」である 悲しみを 深くしました。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


清水先生のご友人 山村ちずえさん と 村上克子さん


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


清水先生は、 日・朝 両国の 関係改善を 日本の前途に直結した


重要な問題 としてとらえ、 早くから 朝鮮女性と連帯する 日本人連絡会を


結成し、 朝鮮人民や 朝鮮女性との連帯強化に尽力し、 朝鮮半島の統一と


東北アジアの平和の促進に 力強い活動を繰り広げていらっしゃいました。


特に 日本軍 「慰安婦」 問題をはじめ 植民地支配時代の 蛮行と犯罪に


ついての 日本政府の誤った認識を 正す働きを 続けてこられました。


ひたすら 正義と良心に基づき、 悲観と躊躇を知らず、 闘志と固い信念の


もとに ただ前だけを見て進んでこられた 清水先生。


このような 情熱に満ちた 清水先生のお姿は、 私をはじめ 多くの皆さまの


脳裏に 焼き付いています。


清水先生が 志半ばでご逝去されたことは 残念でなりません。


これから 私達、 日韓両国の国民は、 先生の 素晴らしい遺志を 引き継ぎ


日・朝友好をはかり、 両国の繁栄を 実現していかなければならないと


思います。


 清水澄子先生の ご冥福を 心より お祈り申し上げます。


                             合 掌