先日、明治記念館にて 第5回 「真の近現代史観」 懸賞論文


受賞作品集 「誇れる国、日本Ⅴ」 出版記念パーティー がございました。


この 懸賞論文制度は、アパグループ代表 元谷 外志雄氏が


代表を務める 「真の近現代史観を確立する会」 が主催している


アパグループの メセナ活動の一環です。 (メセナとは、企業が主として


資金を提供して 文化、芸術活動を 支援することです。)


この 懸賞論文制度の 第一の目的は、多くの人が 真実の歴史を知ること。


日本が 正しい歴史認識のもとに 真の独立国家としての針路を示す


歴史研究を 後押しするために活動を 続けておられます。


平成20年より開始された この懸賞論文制度は、今回で 5回目となりました。


第1回目の 最優秀藤誠志賞を 自衛隊 航空幕僚長 (旧 空軍大将)


田母神 俊雄氏の 「日本は侵略国家であったのか」 が受賞されたのを


きっかけに、田母神氏が その後 全国で講演され、その影響も受けてか


この論文表彰式の 認知度も 高まっているそうです。


しかし 皆さまもご存じのように 田母神氏は この受賞のため 幕寮長の


地位を そして 一切 失いました。 


政治家は 田母神氏の論文は間違っているなど 賛否両論でした。


年々 応募論文数も 増加しているとのことで、今回の 応募数は 208本。


( 社会人部門 : 197本、学生部門 : 11本 )


応募者の年齢層も、最年少15歳から 最高齢92歳までと 大変幅広く、


論文のテーマも 領土問題から人種差別、教育など 多岐にわたる分野へ


広がりをみせているそうです。


元谷代表と 4名の審査委員による 公平な審査の結果、


今回 最優秀藤誠志賞に選ばれたのは、元 海上保安官 一色 正春氏 の


「中国の狙いは 尖閣だけではない」 でした。


受賞作品出版記念パーティーでは、一色氏の特別講演や、招かれた 各国の


大使の方々が 日本との関係や 日本への思いなどを述べられました。



パーティーは、石原 慎太郎氏による 冒頭の挨拶から 始まりました。


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石原氏は、福沢 諭吉の 「立国は 公に 非ず」 という言葉を紹介され、


自分で 自分の 国を守ることの 重要さ を述べられました。


石原氏は、衆院選まっただ中で 大変お忙しく、


「暴走老人、 老人として暴走します」 と力強い お言葉を 残し


ご挨拶後 すぐに 会場を 後にされました。


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続いて、アパグループ代表 元谷 外志雄氏の ご挨拶。


今回 応募された 208作品のうち 殆どすべてが 元谷氏の意向と


同じものだったそうです。


「日本が 変わっていかなければ 大変なことになる」と 日本の現状に


危機感を示し、 来年度は 「日本再興元年 としたい」 と、誇れる祖国


として 日本を再興したいという 強い思いを 示していらっしゃいました。


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そして、 審査委員長 上智大学名誉教授 渡部 昇一氏の お言葉が


続きました。 今回 最優藤誠志賞を 受賞された 一色氏のように


"日本のために 職を 命を 賭(と)する人" 今は そういう人がいないと。


日本の政府が 真の 日本近現代史を知らせていないことを語られ、


日本人に 真の近現代史を 広めるよう努めたいと この懸賞論文制度の


目的を 強調されておられました。


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次に、最優秀藤誠志賞に輝いた 元 海上保安官 一色 正春氏 の講演。


一色氏は、sengoku38 のアカウント名で、尖閣諸島での 中国漁船による


巡視船への体当たり映像を You Tubeに アップロードされた方です。


海上保安官退職後の現在は、 テレビ出演や 執筆活動など 多方面で


ご活躍されていらっしゃいます。


今回は、まさに "尖閣諸島"というホットなテーマを取り扱われ、


審査員の 満場一致で 受章されたそうです。


一色氏は、「今 日本に 何が本当に起こっているのか、一人でも


多くの人が知るべき。 この論文を通して、一人でも多くの人に


事実をしってほしい。」 と述べられ、 論文が 事実を知るきっかけ


となることを 願っておられました。


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祝辞を述べられる 株式会社 ライフ・コーポレーション 代表取締役会長


清水 信次氏。 日本人が 戦後の 何もない時代を 生き抜いてきた 強さ、


そして 日本人ほど 清楚で 信義を重んじる国はない と日本の素晴らしさを


矍鑠(かくしゃく)と 話されました。 御年86歳 だそうです。


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そして、各国の 大使の方々が ご挨拶されました。


<エルサルバドル共和国>

特命全権大使 : マルタ・リディア・セラヤンディア・シスネロス 氏


エルサルバドルは、"中米の日本"と言われているそうで、


日本との共通点は、火山国・地震国であること、そして おもてなしの心


だとおっしゃっていました。 「日本と 同じように 資源はないけれども、


"資源は人"です。」 という言葉は 印象的でした。


左の男性、山本学校 学長 山本 雅信氏が 通訳をされましたが、


通訳が必要ないほど 流暢な日本語を 話されていました。 


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<コートジボワール>

特命全権大使 : ウェヤ・クロー ジェローム 氏


大使のご挨拶は、震度5弱 M7.3の 地震が発生し 会場が 一時騒然と


なった直後でした。 大使は 地震に慣れていらっしゃらないようで、


会場にいる 日本人の対応が 落ち着いていることに対し、


「改めて 日本人は 強い国民だ」 とおっしゃっていました。


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<エヒオピア連邦民主共和国>
特命全権大使 : マルコス・タクレ・リケ 氏


33歳! 最年少の大使だそうです。 日本に来て2年。


エチオピアと 日本の関係は 80年以上にわたりますが、


近年 両国の関係は ますます良くなっているそうです。


若さを武器に さらに 良好な関係を築きたい と意気込みを


語っていらっしゃいました。


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<ベラルーシ大使館>
三等書記官 : ヴァローシン・ティムール 氏


ベラルーシとの 外交関係は 20年。


東日本大震災の時は、いち早く 救援に 駆けつけてくださった国です。


大震災から 立ち直ろうとしている 日本人を見て、「日本は これから


変わっていくんだ」 と感じたそうです。


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<ハンガリー共和国大使館>
二等書記官 : Gabo'r Sepre'nyi 氏


ハンガリーと日本との国交は、150年にのぼります。


ここ20年で、特に 日本との関係が 活発になっているそうです。


外から日本という国を見て、日本は 本当に "誇れる国" だと思う


とおっしゃっていました。

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この他、カメルーン共和国、ザンビア、モンゴル、リベリア共和国、


バングラデシュ人民共和国の 大使の方々も 招かれていらっしゃいました。


そして、昨年から審査員になられた 元 航空幕寮長 田母神 俊雄氏が


乾杯の音頭を 取られました。 田母神氏は、この懸賞論文で 第1回目の


最優秀藤誠志賞を受賞され、まさに 誇れる国・日本の再興 の一翼を


担う きっかけを つくられた方 といえるでしょう。

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2002準ミスインターナショナル日本代表 鳳 恵弥さん (左) と、


2004ミスインターナショナル日本代表 河原 多美子さん (右) の


お二人が、さらに 会場に 華をそえられていました。

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学生部門で 優秀賞 を受賞された 青山学院大学 法学部2年


スリランカ人の タランガ クマーラ 氏。


論文を通して、スリランカをはじめとした 真の友好国との関係が


より一層 深化してほしい という思いをこめて 応募されたそうです。


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「勝兵塾」 事務局長 諸橋 茂一 氏 のご挨拶で 本日のパーティーが


終了となりました。 


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「勝兵塾」は、昨年6月、アパグループ創業40周年を機に 開設された


人材育成の場です。 これからの日本を 再興するために、


元谷代表自らが その生き様を語り、議論を戦わせることで、


しっかりした 歴史観、国家観、世界観、人生観を持ち、自らの道を


切り拓きながら 国家社会に貢献できる 人材の育成を 目指しているそうです。


この 「真の近現代史観」 懸賞論文制度は、元谷代表が目指す 日本再興の


一翼を担う 活動のひとつなのでしょう。


今、日本は 様々な問題を抱え、危機的状況にあります。


どうして このような状況に 陥ったのか、それには 必ず原因があります。


その原因を 知るためには、まず 事実を知ることが 第一歩です。


事実を 知った上で、本当は どういうことなのかを 自分自身で 判断することが


重要だと思います。 沈没しそうな 今の日本を 再生させるためには、


これまでの 歴史の真相を 知ることが必要です。


ただ 恐ろしいことは、多くの情報に溢れている 現代社会では、


とくに 入ってくる情報により 考え方が左右されてしまう ということです。


真実を見極める目を持つためにも、この 懸賞論文制度は 大変 意義の


ある活動だと思います。 歴史の事実を 知ることは、私たちの権利です。


そして 同時に その事実を 将来に伝えてくことも 新しい歴史を築いていく上で


大切な 役目ではないでしょうか。



尚、私も ニコニコの ブロマガで、様々な記事を書いて参りましたが、


特に今年は、今回 最優秀藤誠志賞 に輝いた 一色氏の論文と同様に


尖閣諸島問題をはじめ、 日本固有の領土問題などの テーマに


多く触れて参りました。


是非、こちらの記事も ご覧ください。

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ニコニコブログ 「~2012年 言い過ぎて ごめんあそばせ ランキング~」