私は 日本で 3人の 大変 尊敬する女性がいます。


お一人は 美智子皇后陛下。


旧華族や皇族の 陰湿なイジメにも 凛として耐え、


常に 国民のことを 一番にお考えになり、


まさに 日本を代表する 人間としてのお手本・模範となる方です。


私は 心から ご尊敬申し上げております。




そして 相馬 雪香様。 


相馬藩の33代当主 相馬 和胤氏の御母堂です。


私が 過去15年間サポートしております


「認定NPO法人 難民を助ける会」の設立者でもあります。


国会議事堂の前に 「憲政会館」がありますが、 これは


“憲政の父” と呼ばれた 日本の政治家 尾崎 行雄氏を記念して


建立されたものです。 相馬 雪香様は その尾崎 行雄氏の


お嬢様(三女)で、 2008年に 96才で 大往生を遂げられました。



そして 最後にもう一人、 先月末に95才で亡くなられた 


三木 睦子様。 三木 武夫 元首相夫人です。


三木 睦子さんは 首相夫人として 御主人を支えながら、


ご自身も 積極的な活動で 護憲運動に尽力されていました。



三木元首相が亡くなられた後も、 北朝鮮との「国交正常化」を目指す


活動を 行っていらっしゃいました。


2002年9月17日に 朝鮮民主主義人民共和国 国防委員会 委員長


金 正日と 日本国 総理大臣 小泉純一郎 は、


国交正常化に向けた 「日朝平壌宣言」 に署名しました。


この時の会談で 金、小泉両首脳は、


「日朝間の不幸な過去を清算し、 懸案事項を解決し、


実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、


双方の基本利益に 合致するとともに、 地域の平和と安定に


大きく寄与するものとなる」 との共通の認識を 確認し合い


署名したのです。


しかし その後、安倍晋三元首相によって 「日朝平壌宣言」は


無視され、 続いて 麻生太郎元首相、菅直人元首相らも


ことごとく 何らの努力も しませんでした。


野田 佳彦首相も また同じです。




あれから すでに 10年が 経とうとしています。


国交正常化を目指した 「日朝平壌宣言」が 守られ 


実行されない限り、 「拉致問題」の 解決はないと思います。






三木睦子さんは 従軍慰安婦の補償問題にも 積極的に 取り組み、


1995年 「女性のためのアジア平和国民基金」 設立の


呼びかけ人の 一人でもありました。


しかしながら、 日本政府が 「慰安婦問題は解決済み」として


国家賠償を拒否する見解を示したことで、 三木睦子さんは落胆し、


翌年 辞任されました。


その当時、日本政府が 従軍慰安婦に対する 補償を容認し


解決していれば、 現在のような 法外な補償金額を要求されたり、


韓国の日本大使館前や 米国の ニュージャージーに


慰安婦像が 建てられたりと、 悪化の一途をたどるようなことは 


無かったのではないか と思います。


韓国側は図に乗って 日本軍の犠牲となった慰安婦が


200万人もいたなどと とんでもないデタラメを 言い放ち


あと 22像も 米国に建てると言っています。





三木睦子さんは 2004年、 大江健三郎氏らと共に


憲法改正を反対する 「9条の会」の呼びかけ人も 務められました。


平和のため、戦争を反対される お立場。 


私も 戦争には大反対でありますが


愛国心を育み、 規律を守り、 精神的・肉体的に 強靭な人間を


つくりあげることに役立つ 「兵役制度」 は 必要だと 思っております。


その点で 考え方に 少し違いはありますが、


心から 尊敬できるお方であります。


昨日 私は、 青山葬儀所で行われた お別れの献花式に


参列してまいりました。


三木睦子さんの これまでのご活躍 と お人柄によるものでしょう。


1000人を超える方が 献花式に訪れていました。


喪主の 長男 啓史さんが 「母は、 権力、 強い者には抗い、 


弱き者、 女性の 味方であり続けました」 と語りました。


本当に その通りのお方でしたし、 私自身も そうありたいと 


強く 確信致しました。







その夜 私は、東京ドームシティーホールで行われた


ジャニーズ事務所のイベント 「SUMMARY」に行って参りました。


“ A.B.C-Z ” と “ Sexy Zone ” というグループが中心の


舞台なのですが、 若い男の子達の 魅力溢れる 


歌と、早い動きも 機械のように揃った 見事な踊りに 圧倒されます。


きらめく照明 ・ レーザー光線を駆使した美しさ ・ 映像


大量の水を使った ロマンティックな水のカーテン・・・


演出の凄さも また 圧巻でした。


4階まで ビッシリとつめた 120%の 若き女の子達は


涼しく 美しい “ 夏の夜の夢 ” に 酔いしれていました。


終わっても 誰も 席を立とうと していませんでした。