先日 衆議院 第一議員会館にて


「THE ペット法塾」(代表 植田 勝博弁護士)主催、


「社団法人 日本動物虐待防止協会」の 代表理事 


藤村 晃子さんの 司会進行で行われた


“ 緊急提言! 動物愛護法改正前夜 勉強会 ” に


SALA NETWORK の 谷野さんと


私も 参加させて頂きました。



「動物愛護法 改正を検討する 議員連盟」 の会長である


松野 頼久 民主党衆議院議員は ご都合により 欠席でしたが、


多くの 国会議員の方々が 参加されていました。


山本 幸三 自民党 衆議院議員、 玉置 公良 民主党衆議院議員、


水戸まさし 民主党参議院議員、 高邑 勉 民主党衆議院議員、


三原 じゅん子議員と 活動されている 松浪 ケン太 自民党衆議院議員、 


藤野 真紀子 前自民党衆議院議員 などの議員の方々を交え、


「動物の命」 と 「人と動物の共生」 に必要な


“ 動物愛護法改正 ”について とても 熱い議論が なされました。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba



私も 一言述べさせて頂きました。


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国会議員の方々からは・・・


マイクロチップの義務化、 マイクロチップを読みとる リーダー機能を 


携帯電話に搭載し 広く普及すること、 


小さい犬用に より小さな マイクロチップを 用意すること、


虐待動物を 保護するための 「行政代執行」案 等が出されました。 


動物愛護法改正案の1つに、 「8週齢規制」というものがあります。


これは、 出生後 8週を経過していない 犬や猫の展示・販売を


禁止するものであり、 起算日である 生年月日が わからなければ


生後8週を カウントすることが出来ないので、


この「8週齢規制」のためにも セットでマイクロチップの必要性が


出てくるわけです。




藤野 真紀子 前自民党衆議院議員より、


動物愛護法の 一部改正で 犬・ねこの 「夜間展示の禁止」が


6/1より施行されたとの 報告がありました。


マイクロチップ義務化も 早期に 認められることを願います。


環境省HP → http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/


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「 THE ペット法塾 」 の代表 植田 勝博 弁護士は、


人は動物を 商品として 生産・販売し、


売れ残りや 要らなくなった 動物たちを ゴミのように破棄し、 


行政は ゴミの引取り・焼却のように


動物を引取り 「殺処分」するという現状に言及し


動物愛護法の改正を 訴えました。




現在 保健所などの行政は、 動物を持ち込まれたら


引き取らなければならないと 動物愛護法 第35条で


義務付けられています。


行政で引き取られた動物は 5~10日程で


殺処分されています。 


その数 年間 犬・猫 合わせて 約60万匹弱 にものぼります。


しかし ペット業者や 悪徳ブリーダーなどが 闇から闇へ


処分している数は 100万匹にまでのぼります。




行政ではなく 警察に持ち込むと、 「遺失物法」に基づき


動物の場合は 2週間 所有者を探すそうです。 


札束を拾って届けた場合、 3ヵ月間 所有者が


現われなければ 拾得者に 所有権が移ります。


札束は3ヵ月、 動物は2週間というわけです。


しかし、 何と 警察に届けられた 7割~9割の


動物たちが 飼い主の元へ 戻っているそうです。


これは 嬉しいニュースでした。




警察以外に 動物を持ち込む場所として


「動物愛護センター」があります。 名は “動物愛護”ですが


ここに持ち込まれた 動物たちの 


9割が 殺処分されているというのです。


行政が 税金を使って 殺処分しているのです。


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この 殺処分する機械の名称を 皆さん ご存知ですか?


「ドリーム・ボックス」っていうのですよ。


この 「ドリーム・ボックス」 に入れられると 15分~1時間の間 


酸素を抜き取り 二酸化炭素ガスが充填され


成犬であれば 15分ほど、 子犬・子猫の場合は


亡くなるまでに 45分くらい掛かるそうです。 


なんて残酷なことが 行われているのでしょう。



オーストリア出身の 「動物愛護支援の会」 代表


マルコ・ブルーノ氏は、 今から25年前 足立区に


引っ越した際、 あまりの 捨て犬の多さに驚き 


それまで 先進国と思っていた日本が 


実は 「動物後進国」だったことを知ったそうです。


マルコ氏は、動物愛護・保護改善マニフェストとして


   1、愛護法の改正  

   2、ペット産業に対する規制

   3、災害に関する 基本計画   を掲げ、


日本の動物愛護のために ご尽力下さっています。


マルコ氏は 日本に来てから、 


「温泉」 には 片手でおさまる数しか 行っていないが


「霞ヶ関」 には 両手・両足使っても おさまりきらない程 通った。 


しかし 全部無駄足に終わった・・・・・・・(悲しそうに)


霞ヶ関の官僚、 永田町の政治家たちは 助けを求める声を


聞こえないふりをしている・・・ と 嘆いていらっしゃいました。






又 日本では 動物実験により おびただしい数の動物たちが


苦痛の中で 生かされ 殺されています。


私は 会場のスクリーンに映し出された 動物実験の映像に


衝撃を受けました。


研究所の檻の中には 檻の中にいるにもかかわらず 


更に 鉄の鎖で縛られ、 爪は 伸び放題、


怯え 悲しい目に 涙を浮かべた ヤギ、 犬、 猫が入れられていました。


「写真撮影」 は禁じられていましたが あまりのことに


私は カメラに 収めてしまいました。 


しかし もっと最悪な 冷酷極まる映像は 間に合いませんでした。


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そして 身体の1/3の毛が 刈りられていて、 多くの重そうな


「実験器具」 が 差し込まれていました。


かなり太い棒状の器具が 身体を貫通しているヤギもいました。


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身体の一部が ガラス窓のようになっていて


動く臓器が 見えるようになっているヤギも。


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動物実験について 世界各国では 規制があるのに


日本では 実験動物が 動物愛護法の 枠外に置かれているため


闇の中の 無法状態で 残酷な動物実験が 行われています。


「人のための研究」という 大義名分のもと 動物虐待と


同じ行為をしているも 同然なのです。


実験動物が感じる 痛みや苦痛に対し 果たしてそれに見合う


意義や成果が得られているのか?


そもそも 動物たちが受ける苦痛は 人道的な範囲を


超えているのではないか?・・・・など、これらのチェックを


第三者機関などではなく、 研究者自身が 行っているというのですから


全く 意味が無く、 研究者達だけに任せていることは


非常に 危険です。 




ある獣医大学出身の方のお話では、 動物が好きで 動物を愛している人が 


動物を助けたいという思いで 獣医大学に入り 獣医師を目指すのだが、


入学後 痛ましい 動物実験を目の当たりにし、


助けるどころか 殺す方が多い現実に失望し 心を痛め


1~2割の人が 獣医師を諦め、


年に1~2人 自殺者が出ることもあるそうです。





実験動物についても 動物愛護法に 盛り込むべきであるのに


民主党の“ 動物愛護対策ワーキングチーム ”が報告した 


今回の 「動物愛護法 改正案(骨子案) 」 からは


実験動物についての項目が 削除されていました。


これには 研究・開発業界、 製薬会社などから


医師系の議員を通して 圧力が掛けられているという


背景があるそうです。  もっての 他です!




又、 実験動物については 動物愛護法ではなく


別法で定めようとする 声もあるとか。


犬や猫などの 愛玩動物、 家畜等の産業動物、


そして実験動物、 これらに差異があるのでしょうか。


確かに それぞれの 役割は違うかもしれませんが


皆同じ 命ある動物です。



大製薬会社は、人間のためにといって 動物に 病原菌を投与したり


慢性毒性試験を行うなど、 とても残酷・無惨な行為をしています。


マウス ・ ラット ・ ウサギだけでなく 牛 ・ 馬 ・ 豚 ・ ヤギ ・ 羊・・・


種類も 多種多様です。


日本で 動物実験に使用される 動物の数は 1000万匹を超え、


イギリスでの使用数(2005年)は 190万匹(EUでトップクラス)、


EU全体の使用数が 1200万匹とのことで、


いかに 日本の動物実験が多すぎるかがわかります。


医療の 進歩・開発のためには、 動物実験は 欠かせないかもしれません。


ならば せめて 使用する数を最小限にとどめ、苦痛を無くし、


むやみやたらに 命の尊厳を踏みにじる


非人道的な扱いは やめてください!




中国では 生きたまま 毛皮を生剥ぎしたり


身動き取れない程 窮屈な 檻に入れた熊に 管を差し込み


死ぬまで 胆汁を取りつづけ 売買するなど、


残酷 極まることをしていますが


日本に 中国を非難する資格は あるのでしょうか。




人間と動物は 共生・共存しなければなりません。


この現状を 一刻も早く 国会議員の方に 改善してほしい。


そして 一刻も早く 日本が 動物愛護先進国となり


殺処分ゼロの国になれることを 切に 願います。




何十万円もする 立派な犬種や猫たちが 身勝手に捨てられ 


涙をためた 悲しい目で 汚い檻の中に入れられ


殺処分の時が来るのを 怯えながら 過ごしています。


皆さん 動物たちを救うために 是非 協力してください。




アメリカには 「アニマル・ポリス」 という制度があり


犬・猫だけでなく 人間が 「生き物全て」を 虐待すると


罰せられます。


この 「アニマル・ポリス」 のシステムを 日本にも 


是非 導入されたらと 本当に 心より願っております。



皆さん 是非 下記のメンバーになり ご協力下さい。


・THE ペット法塾 → http://thepetlaw.web.fc2.com/


・日本動物虐待防止協会 → http://www.nipponspca.com/


・動物愛護支援の会 → http://www.adachi.ne.jp/users/help/




皆さんの お知恵を拝借したいと思います。


御意見を お聞かせください。